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11章 100円
帰り道、自販機で何か買おうと思い100円を落とした。
―ため息が出る。奴らと鉢合わせた。
「僕どうしたの~100円落としちゃったの~?」
同い年に対する接し方かそれが。本当に情けない。
おそらく人を馬鹿にしているのだろう。
俺は無視して100円を拾おうとする。
―奴らが100円を踏み、ずらす。
「僕100円で必死でちゅね~」「100均君がんばれ~」
奴らはひたすら踏んだ100円をあちこちへ踏んだままずらす。
金を踏む。こいつらは本当に情けない奴らだ。
力づくでとろうとした瞬間足を引っかけられ転倒させられた。
「死ねよ」
ただそれだけ言われ奴らは去っていった。
持っているだけで嫌な気持ちになるので100円はそのまま置いて行った。




