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10章 無地の服
行きたくもないクラスの打ち上げに呼ばれた。
俺が柄の入っている服を着ている…という理由で「シュンヤのくせに調子乗りすぎじゃね?」と言いがかりが来た。
親からもらったジャンパーの上着も「お前が着ているのは生意気だ」とカッターで綿を出された。
お前らは親まで侮辱するのか。カスどもが。
俺が柄物、キャラ物の服を着ているだけで調子に乗っている扱いらしい。
それ以降、20年経った今でも無地の服しか着れなくなってしまった。
俺だけではない、俺のつけているもの、俺の趣味、すべてを奴らに侮辱されるのが耐えられないからだ。
俺はもう表では好きなものをアピールできなくなってしまった。




