31.
数ある小説の中から閲覧していただき、ありがとうございます。
本日3投稿目です。なんとか今日中に間に合いました。
…書く前にご飯炊こうとして米櫃見たら、米が無かった。すっかり切らしたの忘れてました。
でも気分と胃はご飯を欲している…えぇ、寒い最中、米を◯オンまで買いに行きましたとも。
シホの叫びは私の心の叫びです。
翌日、天気は曇り…そこまで雲は厚く無いし今日いっぱいは雨は大丈夫かな?
リーナさんの元へリュカの高位魔法契約書にサインする為に訪れる。
「リーナさん、おはようございます。リュカの件、早いほうがいいと思って来たんですけど…今大丈夫ですか?」
「おはよう。大丈夫よ…今契約書を持ってくるから先に個室に行っておいて。」
その後の契約書のサインまでリュカに説明していたこともあってスムーズに終わる。
「ユキトくん達はこれから…狩り?」
「いえ…今日はランクアップ試験に合格した時に移る宿探しです。早いタイミングで見つかれば買い物や孤児院に遊びに行こうかと。」
「そう。あぁ…一応情報として教えておくわね。ナッツボアは雨が降った次の日が曇りか晴れだと出没しやすくなるわ。考えれば当然の行動かもしれないけど。」
「いえ、情報ありがとうございます。ではまた、明日の天気次第ではナッツボア討伐に復帰しますね。」
協会を出て職人街、大衆浴場方面へ。
路地を入ったばかりのところはお酒も扱っている食堂が数多く並んでいる。でも歓楽街にあった店と違って清潔感がある。宿はもう少し奥かな?
大衆浴場の前まで来たが宿はまだ見つからない…誰かに聞いたほうが早そうだ。てかホリィさんに場所きいておけば良かったんだよ…今さら戻るのもな…
お、雑貨屋があるしあそこで聞いてみよう。
「シホ、ちょっと雑貨屋で宿の情報仕入れてくる。何か必要な物とか見るのに一緒に行こう。」
「うん。…何かあったかなぁ…リュカちゃんは必要な物とか思い浮かぶ?」
「え、と…すぐには思いつかないです。見れば、あ、これって物があるかもしれません。」
とりあえず3人で雑貨屋へ。結局はクッション代りになる麻の袋と大量の綿を3人で使う分購入。針と糸も。購入時に宿の場所を聞いてみると大衆浴場から少し裏に入ったところみたいだ。お礼を言い雑貨屋を後にする。
最初に見えてきたのは『宿 枯山水』。まずは話を聞くために受け付けへ。
「こんにちは。宿の料金などを確認したいのですが大丈夫ですか?あと、浴場だけの利用も可能と聞いてきたのですが…」
「あら、いらっしゃい。当宿は、受け付けのあるカマチで靴は脱いでもらって利用してもらう宿よ。ひと部屋で料金が決まっていて四畳半が大銅貨9枚、六畳が銀貨1枚と大銅貨5枚、八畳が銀貨2枚よ。あと当日入浴は大銅貨5枚よ。」
「ありがとうございます。和の宿…旅館だぁ。」
「あら、やはり知ってましたのね。黒髪に黒目ですので…もしや、と思いましたが。当宿を見に来たのは、やはりお風呂ですか?」
「はい。雰囲気も含めて馴染みのあるものなので落ち着きます。食事はどうなりますか?」
「マイス…を炊いたご飯が主食ですね。朝のみの提供。昼と夜は事前に注文していただく形となります。」
「炊いたマイス!!って米ですよね!白米ですよねっ!!!」
あ、シホ壊れた…
「シホ…昨日から慌てるのが多すぎ。落ち着け。」
「あ…ごめん…でも米だよ。銀シャリだよ!」
「すみません…まだ少し先になるんですが、こちらに長期間お世話になる事は可能ですか?たぶん協会宿舎のホリィさんから紹介してもらう形になると思うんでが。」
「あら、ホリィの紹介まで決まってる探索者さん?なら大歓迎よ。まずは客室と浴場を案内するわ。気に入ってくれるといいけど。」
「では案内をお願いします。」
部屋は四畳半から八畳まで全ての部屋を見せてもらい、浴場は大衆浴場と違って岩風呂?な感じだった。
「どうだった?お気に召したかしら?…あなた達3人なら四畳半で充分だと思うわよ?」
「そうですね。大丈夫だと思います。」
「ねぇ…女将さん。不躾なお願いなんですけど…聞いてくれます?」
「何かしら?余程の事でなければ大丈夫よ?」
「明日のお昼のお弁当って注文できますか?もちろんご飯…オニギリとかっ!」
「大丈夫ですよ。オニギリでも稲荷寿司でもご用意できます。明日必要ですか?」
「オニギリっ!!稲荷寿司っ!!!」
「女将さん、すみません…かなりご飯に飢えていたみたいで…明日はオニギリと稲荷寿司のお弁当を2個づつ、お願いできますか?」
「あら、嬉しいご注文だわ。4つで大銅貨2枚よ。朝8時以降なら受け付けで受け取れるようにしておくわね。」
「お代を先にお渡ししておきます。では明日の朝、よろしくお願いします。」
「ありがとうございました。明日、お待ちしております。」
うん、『宿 ししおどし』は見なかったけど…ここ『宿 枯山水』で決定!でいいよな。ホリィさんに報告はしておこう。
宿を出て馬車通りへと…
「ねえ、ユキトっ!!すぐに宿舎から出て移動しよっ!お風呂にご飯!!」
「落ち着け、シホ。すでに協会の宿舎には今月一杯の宿泊費を払っている。ホリィさんに宿に移るから返せと?それは不義理だろう?」
「うぅ…宿舎の料金払ってたんだ…なら我慢だね。ただお昼のお弁当は『宿 枯山水』で頼もうね…」
「ユキト兄様…シホ姉様がけこまで仰る…お米、マイスを炊いたものって美味しいのですか?」
「シホ、お昼は常に多めに頼んで王都行きにストックしよう。…リュカはマイスって言ったらスープの具のイメージだよね?」
「はい。スープを吸って…癖も無く、腹持ちがいいなって具材です。」
「俺達の故郷ではマイス…米は主食。パンと同じ扱いだったんだよ。リュカの言う通り癖がないからどんなおかずにも合うんだ。明日はその米を炊いた御飯だから楽しみにしておいて。」
「なるほど。それは明日のお昼が楽しみです。」
暴走気味のシホをなだめ、リュカに御飯の素晴らしさを伝えながらスパイスや屋台飯を細々と買っていく。
まだ、お昼前。思ってたより時間掛からなかったな。孤児院に昼の差し入れ…簡単に具沢山スープにするか。
そんな話をしながらシホとリュカと共に孤児院へと向かう。
お、ダイハチさんところのアルマちゃんも来ていたみたいだ。リュカがアルマちゃんの名前を呼びながら走っていく。
シホにも子供達の相手を頼む。
俺は具沢山なスープ作りだ。厨房にも手伝ってくれる子供達が数人いる。その子達にナッツボアやツノウサギの討伐話をスープを作りながら聞かせる。
陽も陰り始め、リュカとアルマちゃんも子供達と、さよならしてる。
リュカとアルマちゃんは手を繋いで笑顔で話ながら前を歩いている。陽が落ちる前にアルマちゃんを無事送り届けてダイハチさんにも挨拶。
宿舎へと戻ると晩御飯だ。ホリィさんに『宿 枯山水』の事伝えおかなきゃ。
明日からナッツボア討伐を再開だ。…さっきの空模様だと雨は大丈夫かな?
お読みいただきありがとうございました。
読んでみて、面白かったと思ってくれて評価してくださると嬉しいです。
不定期になるとは思いますができる限り書き続けていきますので、よろしくお願いします。




