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短編集  作者: 七瀬乃


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2/7

近づく終わり

「いってきます」

 大輔は由美を見つめるが、返事はない。

 ゆっくりとリビングのドアを閉める。パタン、と最後完全に閉まる音が全てが終わった音に聞こえた。

 

 大輔は考えていた。

 いつからだろう。こうなってしまったのは。

 由美の目を見たのはいつだろう。いつになったら、「いってらっしゃい」がまた聞けるようになるのだろう。


 でも、大輔は気づいていた。自分から目を合わさなくなったことを。自分が由美の話を聞かなかったことを。


 何台もの車が大輔を追い越していく。

 

 いつかこの車のように由美も追い越して、見えなくなるのではないか。

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