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【一章完結まであと1週間!】虚影録──堕ちて尚、狂気に抗う物語。  作者: なぁぁぁぁぁんさぁぁぁぁぁん
一章

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虚影録 50話  狂気への慣れ。

魔王大丈夫かな~…

やられたらまた新しいの探さないとな~

勇者ノアの奥義発動から少し戻り、

ヒロビ野原からゆっくりと歩いている奏架に戻る。


奏「いやぁ、強かったなぁあのゴブリン…

  近接も強かったし、遠距離もやれるしで…

  慢心してなかったら勝てなかったなぁ…


  というか別に急がなくても良いかなぁ、

  伊月さん達のことだし、もう終わってたりしてね。」


虚『ンー…ヴゥ………』


奏「虚天大丈夫?

  そんな苦しそうな声出して…」


虚『……』


奏「…大丈夫じゃなさそうだなぁ……

  一応ワープでさっさと伊月さん達のとこ行くかな。」


グワァッン

と次元が歪みゲートが表れる。


奏「お、できた。

  やっぱワープと言えばゲートよな~…」


奏架がゲートに入ると、

ゲートが歪み、縮み消えた。


───紅の森───


奏「意外と便利だなぁ、

  ゲート出したらなんか魔力消費少なくな……」


突如としてゲートから出てきた奏架を、

世界を覆うほどの閃光が迎える。


奏「まぶしッ!?

  失明しそうなんだけどッ!?」


光が止む……


そして場は勇者ノアへと移る。


ノ『この技は神が、

  私の先祖に授けた”勇者”にだけ使える技……


  この技で仕留めきれなければ……

  この世界はまた……』

ノアは目を閉じながら思う…


サッ……


ノ『頭に感触!?…

  まさか?…』


魔王は勇者ノアの頭を撫でる。


ノ「む……無傷?…」


魔王はさらにニヤつく…


ノ「あれが…まったくのむ……」


その剣はいつの間にか、

勇者ノアの腹部へ、

深く、深く刺さっていた。


魔王がその剣を抜く…


ドサッ


ノ『あり…がとう?

  な…んで?……』


勇者ノアは…

その場で…倒れた。


魔王の視線は…

撫でていた勇者ノアではなく、

撫でていた時から、


ずっと


奏架を刺していた。


奏「……

  逃げたい…

  でもこれ見られてるな…

  避けられないか、な?…」


魔王は、

ゆっくりとゆっくりと……

崖へと近づき……


飛び跳ねた。


刹那、

気付かぬ速度で奏架の腹部に、

殴りを入れ込むッ!


ボッ


バッバッバッ


ザッザァッ…


奏『気付かなかった!?

  だけど、火力はそこまでかな?


  魔王の割にはフィジカル無いのかな?

  いや、でも木何個か貫いてるしな…』


魔王はその魔王に追い付いてきた剣を手に取る。


ニヤけ面はなおも止まらない。


お互いに見合う……


先に仕掛けたのは奏架だったッ!


奏「瞬界層モーメントグレンツェッ!」


グワァッン

両手、両足、首

それぞれの魔王の部位に次元の裂け目が現れ、

一瞬にして消える。


そしてその全てが当たり、

魔王はバラバラになった。


奏「あれ?楽勝じゃんか…

  なんでみんな負けたんだ?」


魔王は浮き上がり、

全身が元通りにくっ付く……


奏「あー…そう言う事か…」


魔王は剣を投げる!


シュッウィンッ


奏架の腕に当たる…

そしてそれはそのまま貫く。


奏「あぁ…いってぇ…

  何回腕落とされるんだよ…

  もう慣れちゃったわ…」


虚『ゆう…て…二回目…だろ?…』


奏『それもそ……

  大丈夫なの!?

  喋って?…』


虚『ま、ぁ…何とか…

  さっき…よりかは……』


奏『そう…

  なら気にせず行くわ。』


虚『さっきから…気にしてねぇだろ……』


奏『さて…

  利き手が取れて出血がヤバいなぁ…

  相手はほぼ不死身っぽいし…

  単純な殴り合いじゃ勝てなそう…


  かといって封印魔法とかがあるわけでもないしなぁ…

  やっぱりノア君の技か…

  でもそのノア君は戦闘不能…


  …あれ?勝てなくね?

  まぁ争えるだけ争おう…』


魔王が手をかざすと、

剣が魔王の元へ戻ろうと動く!


奏「流石に二度は刺さらないよーだ。」


奏架は綺麗な身のこなしで、

後ろから迫ってきた凶刃をひらりと躱す。


奏「とりあえずあれ使うかな…」


奏「二次元界門フラットゲート


奏架の姿が消え、

いや、極端に薄くなる。


そして三次元世界にいる、

魔王には見えなくなった。


奏架は魔王の後ろからぬるっと、

現れる。


奏「次元断層ディメンション・レイヤー


奏架が放った技は、

リッチの変異種に放った際よりも、

確実に洗練され、

速度も精度も比較にならないほどの技だった!


ただ、

ゲートがすぐには消えなかった。


奏『長い時間出すことによって、

  どこか別の空間へ半身を飛ばすッ!

  我ながらいいアイディア!』


虚『一人で…考えれるようになって…

  僕は嬉しい…よ……』


奏『お母さんかよお前は!?』


ゲートが閉じる。

そして魔王は顔から股まで真っ二つになる。

断面は生物らしくない黒一色だった。


魔王の表情が初めて、

少しだけ、僅かに揺れる。


ただ、ほんの少し経ち、

体が再生すると、

また、元のニヤけ面に戻り……


先程よりもニヤける。


奏『なんか、流石にニヤけ過ぎじゃない?』


魔王はもっと、

もーっとっニヤけ、ニヤけ、ニヤけにニヤける。


黒く黒く…

その細長い口が……


大きく大きく、

開かれる。


目が追いやられ、

その顔は、

口に覆われた。


奏『なんだここ?

  さっきまでの森と明らかに違わない?…』


そしてそれと同時に、

魔王の体を中心に、

白く、紅い空間に辺りが包まれた。

前書き誰ですか…

勝手に書き込まないでください。


ハゲにしますよ?

僕はハゲさせることにおいては神級ですから!

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