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虚影録 45話  無茶じゃない無茶ぶり。

無茶ぶりなんて可哀そうな事しないでッ!

スケーアは自身の能力で空気を圧縮し、

流れを作り、疑似的に飛んでいた。


ス「お、俺以外全員やられちまった……

  しかも俺は片腕が切られた…

  戦況を覆すなら魔王様を復活させるしかないッ…


  幸い化け物共は追って来てない……

  このまま封印場所まで!」


スケーアがある程度進み、

旧魔王城入り口まで辿り着く…


ス「な、なんなんだこれは……

  ここ、この国の兵が……あ、あんなにやられて?…

  い、急がなければッ!」


スケーアが見た先には、

アーテントの信徒達が旧魔王城の兵達を、

蹂躙している光景が映っていた。


スケーアは、

さらに恐怖し、

速度を速める。


そのまま城門を通過し、

魔王の封印されている遺跡がある、

森へと、向かって行く。


一方その頃奏架達。


伊「どうしましょうか、

  あのゴブリン、飛んで去っていきましたけど…」


黒「あそこまで速いとなると、

  追い付けるか怪しいな……

  まぁとりあえず杉と勇者さんと合流するか。」


伊「そうですね。

  急ぎましょうか。」


奏架達はそのまま、

走って行った。


入り口に着く。


奏「うっわ、」


伊「止まらないでください!

  無視して走り抜けますよ!」


本当に無視して、

教会へと辿り着いた。


座小杉と勇者ノアが扉の前で待機していた。


黒「お前ら!行くぞ!」


杉「流石にここからだと遠いんじゃないですか?」


伊「そうですけど、手段が無いんです!

  走りましょう!」


杉「奏架さんの能力でワープとかできないんですか?」


奏「一応できますけど…」


伊「奏架君!なんで先に言わないんだ!?」


奏「やります?一応見覚えのある所しか、

  まだいけないんですけど。」


杉「ならヒロビ野原には行けますね!?」


奏「あそこって近いんでしたっけ?」


伊「封印場所からかなり近いです!

  さぁ早く!」


奏架を囲む様に集まる。


そして奏架が目を瞑り、

イメージした。


伊月達も目を瞑った。


次に目を開けると、

そこは先ほどとは違う、

広々とした野原だった。


伊「着きましたね!

  早く行きましょう!」


奏架達は再び走り出した!


そのまま走って行くと、

森が見えてくる。


伊「あの森です!

  強大な魔獣が多いので気を引き締めてください!」


奏架達は森の中へと、

入っていった。


───紅の森───

昔は紅葉で親しまれていたが、

今となっては危険な魔獣がひしめく、

魔王が封印されし森。


奏『魔王が封印されてるって触れ込みの割には、

  なんか普通に綺麗な森だね。

  紅葉してるし。』


虚『魔力で木には変異とかないんだな、』


杉「奏架さん!右から魔物が!」


奏「ありがとうございます!」

グワァッン


バタ…


虚『変異種ワンパンかよ…』


奏『防御力無視だからね、

  しょうがない。』


そう魔獣を倒しながら進んで行くと、

どんどん魔力濃度が高くなっていく。


その分魔獣も強くなっていった。


伊『何か強い気配が近づいてくる?』


それは姿を現す。


それは大きく強大な、

熊の様な魔獣だった。


伊「黒嶺ギルド長!あの熊をお願いできますか!?」


黒「あれぐらいなら俺でも勝てる!

  先行ってろ!」


伊「ありがとうございます!」




黒「流石にこいつに負けちまうと、

  ダサいな……」


熊型の魔獣がその怪力で、

黒嶺を襲う。


ドッン

熊型の魔獣の攻撃は避けられ、

地面に当たった。


黒「当たったら痛そうだな…」


黒嶺はその隙に重い一撃を叩きこむ!


ボンッ


ドサッ


熊型の魔獣は一撃で倒れ込んだ。


黒「今までの相手が強いだけで、

  俺、強い、よな?


  それより急がなければ…」


黒嶺は伊月達に追い付こうと再び、

魔王の封印場へと走り始めた。

された子が可哀そうでしょッ!

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