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虚影録 43話  下手な使い方。

悲しいなぁ悲しいよなぁ…

伊「はぁ、正直奏架君に見せたいものがありましたが、

  また別の機会になりそうですね…」



ペチャッペチュァ


サウドが階段を降り、

伊月と対面する。

サ「ヲリーアがワンパンされるほどの火力、

  そして本気の爪でのサファイアをも断つ攻撃をかすり傷程度…

  あぁ…私は悲しいです。あなたみたいな化け物と戦わされるとは……」


伊「化け物とは…酷いですね。

  あなたの方が化け物に見えますけど。」


サ「あらら、見た目の話ですか?

  私の種族から見たらあなた達人の方が異形なのですが……

  まぁ、無駄口を聞いていても時間が消え去ってしまうだけ…

  早く始めませんか?…」


伊「そうですね……

  始めましょうか。」


サ「それじゃあ私から……」


サウドはただの雑魚スライムの様な姿から、

膨れ上がり人間の女性の様な形になる。


その手らしきモノには、

自身の体で作り出したであろう、

巨大なハンマーが添えられていた。


伊「どいつもこいつも、

  四天王には脳筋しかいないのですか?」


サ「酷いですねぇッ!」


サウドは伊月に急接近をし、

巨大なハンマーを振り下ろす。


バガァッッンッ


振り降ろされた場所は、

床がへこみ、スライムの液体が残っていた。


サ「流石に避けられますよね、そうですよねぇ……」


サウドは悲しみながら、

視界に捉えた伊月に向け手らしきモノを、

かざす。


伊「水ですか、

  工程が無いのを見るに能力ですかね?」


サ「なんで分かるんですか…

  あまり見破られた事ないんですけど……」


サウドの周りに浮いている水が、

水が剣のなり……凍る。


伊「水の能力でしかもスライムなのに、

  その使い方は勿体ないですね。」


サ「氷の方が使いやすいんですよ?

  知らないんですか?」


サウド手らしきモノを振りかざし、

氷の剣を伊月に向け放つ。


伊「昔仲間にも水操作の能力が居たもんでねッ」


伊月は剣を避け、

砕きながらサウドへ近づく。


伊月の手には、

魔力とは異なる何か、

別のエネルギーが流れていた。


伊「無敵だなんだと言われてましたが、

  私には無意味ですよ?」


どボッぽン

サ「いッ?」


サ『痛い?私が攻撃を通された?』


サ「これが痛みですか、

  初めてですよ、痛み感じないと思ってたんですが、

  こうも感じてしまうと悲しいですね。」


伊「じゃあもう悲しまないように、

  瞬殺して差し上げますよ。」


サ「ところで、今あなたがいる場所、

  覚えていませんか?最初の場所ですよ?」


ザボッザボッザッバ


伊月の下にあった、

スライムの液体が動き出し、

伊月に絡みつき、

口に入れてからその液体は凍った。


伊『流石にこれはまずいですね……

  いくら私でも窒息してしまう……』


サ「いくらあなたでも息が出来なければ、

  死んでしまうのでは?」


伊『とりあえず拘束を外して、

  一か八か早く倒すか…』


ボグキッ

伊月は凍ったスライムの拘束を外し、

サウドへ走る。


その速度は目にも止まらない速度であった。


サ「ッ?

  消えた?」


ドボッ。


サ「え?」


伊月はいつの間にか、

サウドの背後へ回っていた。


ドボボボボボボッ

ドボッンドッボッ


伊月はサウドの形か崩れる程に、

殴り続け、最後の一発を叩きこんだ。


ドボァンッ


すると、

能力が解除され、

伊月の口の中に残っていたスライムの液体が、

溶け、伊月はそれを吐き出した。


伊「ウェッ、

  スーハァ―

  意外と強かったですよ。

  ですが、能力の使い方は見直した方が良かったですね。


  さて、あちらも終わっている頃でしょうか。」

スライム×水操作は最強に決まってる!

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