7階層へ
非モテサラリーマン コミック連載は多分今月始まりそうです。
3巻は来月出そうです
よろしくお願いします。
「は~い皆さん、休憩みたいなのでここで修太朗さんのインタビューを挟みたいと思います」
え? 桜花さん?
「修太朗さん、連休はなにをしていたんでしょうか?」
「連休ですか? 実家に帰ってました」
「あ~いいですね。修太郎さんのご実家は?」
「え~っと静岡のほうです」
「ご実家では何をされていたんでしょうか?」
「両親と墓参りに行ったり、富士山にいったりです」
「富士山にですか? いいですね。ご両親と行かれたんですか?」
「はい」
「三人で富士山なんて仲がいいんですね」
「いや、三人……はい仲がいいですね」
「あれ? 三人ではなかったんでしょうか」
「……いえ三人でした。間違いないです」
「そうなんですね。今度私も富士山に連れて行って欲しいものですね。以上修太朗‘S
インタビューでした」
危なかった。
久しぶりのインタビューだったせいもあり危うく口が滑ってしまうところだった。
いや、別にまずくはないのか?
悪い事をしていたわけじゃないしな。
まあ、俺が勝手に喋ると凜に迷惑がかかるかもしれないからな。
俺がインタビューを終えると凜がすぐ傍にやってきた。
「りんたろ~本当は四人だったのにね」
「ああ、そうだな」
「別に言ってくれてもよかったんだけどな~」
「え、そうなのか?」
「う~んどっちでもよかったんだけどね~」
俺が気をまわしすぎたのか。
凜は今どきの女性らしく結構オープンな感じなのだろう。
「そろそろ行きます」
「はい」
湊隊長の指示で再びダンジョンを駆ける。
5階層を抜け6階層に至り、俺にとっては今まで最奥まで向かい、ついに7階層への階段のところまでやってくることが出来た。
ここへと至るスピードは上がったとはいえ相手にしたモンスターの数はいつもと同数。
消耗がないかと言えば嘘になる。
実際横を走る大仁田さんも全身から大量の汗をかいている。
「いや~っ、流石にこのペースはきついっすね」
「7階層へ行くときはいつもこんな感じですか?」
「いつもはもっとゆっくりっすね。今回合同なんで、上から指示が出てるんじゃないですか」
「ああ、なるほど」
「りんたろ~つかれた~」
凜がこちらへ寄ってきてもたれかかってくる。
近い。
近すぎるけど、凜が疲労するのも無理はない。
同様に、桜花さんや東川さんも肩で息をしているのが見てとれる。
「七階層の前に休憩しましょう。三十分後に出発で」
「おい、後藤三十分は長すぎるだろう。十分もあれば十分だろう」
「いえ、そちらも含めて女性陣の消耗度も高いようですし」
「撮影は戦闘にかかわらないんだから、もっと早く出れるだろう」
「では二十分で」
「わかった。それで頼む」
5階層のはじめでも同様のやり取りがあったけど、明神隊長なんであんなに急いでいるんだ?
イラついているようにも見えるしなにかあったのか?
普通に考えてこのメンバー構成で初の7階層なんだから慎重になってしかるべきだと思うが、そんな様子はない。
日枝さんや岡西さんの態度をみても明神隊長が信頼されているのはわかる。
優秀な管理職だとは思うけど、どうなんだろうか。
新作始めました。よろしくお願いします。
前世の俺は「ここは俺にまかせて先にいけ~~~!」と叫んで死んだらしい / 我が人生に一点の悔いなし……いやある
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