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第2話:夏陽ちゃんとなつみちゃん
春ももう終わりの夕方。
ひまわり学園の庭で、ふたりの女の子が遊んでいる。
ともに4歳で、ほとんど同時期に預けられた――――もう、双子同然である。
片方が、夏陽ちゃん。―――――もう片方が、なつみちゃん。
仲良く砂場に並んで、ケーキ作りをしているようだ。
「じゃあ、木の実とってこようか。」
「そうだね、いちごにしよう!」
砂で土台―――スポンジをつくり、上から白い砂をかけて生クリームにする―――
あとは、一番上の、装飾だ。
町の小学校からとってきたいくつかの赤い実と、近所のおばちゃんがくれたハーブ・・・。
たくさんのものをかごに入れて帰ってきて、ふたりで話し合いながら飾り付ける。
「できたぁ!」
「おばあちゃんに、みせてこよう!」
ふたりは仲良く並んで、家のなかへ入って行った。
―――――――――――― 夏が―――梅雨の時期が、もうそこまで迫っていた。
みじかーーーい・・・;




