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【小悪魔系の後輩君】  作者: アイリ
始まりと日常
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第4章  合同授業(前半)

今日はなぜか男女、他学年合同で身体測定をするらしい。他学年と一緒に測定する理由は、時間の節約らしい…実際のところは、教師が楽をしたいだけだろう。そんなこんなで合流をするようだが、俺らはどの学年と合同でやるかをしらされていなかった。だからこそ、俺は楽しみだった。そして体育の時間になった。今回の身体測定のペアはなんと自由らしい。「さて、誰と組むかな~」と考えていると、「せんぱ~い、私と一緒に組んでください~。」と今、学園で一番と言っていいほどの美少女に声をかけられた。この子は姫川眞裕美ひめかわまゆみ見た目もかわいく男子たちから姫とも呼ばれている1年生だ。そんな子に誘われた俺は断れるわけもなく、(姫護衛隊に誘いを断ったら殺されてしまうから)「俺は一人だし、全然いいよ。」と答えて一緒に回ることになった。ペアになった俺らは、立ち幅跳び、砲丸投げ、反復横跳びをやった。眞裕美とは関わりづらいと思っていたけれど、話してみると楽しく喋ることができた。

 そんな感じで楽しく過ごしていると、突然背後から抱き着かれた。俺はびっくりして小さい声で悲鳴を上げた。誰だと思っていると、「先輩~♡今誰と回ってるのですか~」と聞き覚えのある声(夢)が聞こえた。耳元で言われたから、吐息も当たってくすぐったかった。「あれ~、今先輩くすぐったいと思いました~。」などとからかってきたのだ。ずっとからかわれているのが嫌で、「どうして今、来たんだ?」と聞いてみた。すると、「だって先輩、僕が組んでほしいとアピールしていたのに、気付かないでかわいい子と組んでいるんだもん。しかも、楽しそうにしゃべっていたから、うらやましくて…」と言われた。夢を無視してしまったことに俺は申し訳ないと思った。「ごめんな夢、こんなにアピールしてくれてたのにわざとではないとは言え無視をするような形なって、夢にかまって上げれなくて…」俺はそう言いながら、夢を抱きしめて頭を撫でた。そんなことをやっていたら、眞裕美が「私のことは気にしないで、二人で回ってください」と言ってくれた。良い人かよ。「(だって尊いもん)」なんか変な言葉が聞こえた気がしたが、気のせいか。眞裕美の許可を得られた腹筋を測りに行った。


こんにちは!作者のアイリです。この作品はでは、よく誤字をします。もしよろしければコメントにて教えてください。また続きが気になると思ったらブクマなどよろしくお願いします。

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