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バンド結成。

 キノコの唄。

 それは神様からの贈り物。少しでもキノコの()を世に広めようと我が主神が作った……


「ああ、良いんじゃないか」

「え、でも神が創った曲があるのに」

「だって、あれ作曲即興、作詞即興だもの」

「……」


 気にしてた私の身にもなって下さいよ。カエンさん達が作曲してると聞いて弁財天様辺りも関係するかもと根回しに行ってオホホホと笑っておられたから変だとは思ってましたよ。ですがなんですかあの曲即興ですか。


「なんかこうロックなの期待してるから、でもバラードもいいなあ、宜しくね」


 宜しくねじゃねーよ、いや無いですよ。


 私は脱力状態で神様の執務室を出る事になりました。



 ◆◇◆          ◆◇◆          ◆◇◆



「で、衣装は服飾研究会の方が用意したステージ衣装でこうなったと……」

「まあ、アタシのコーディネートはいつも通りだけどな、残りのメンバーにもロックに生きる目標の第一歩は形から入らせる」

「ククク、アイキャンローック」

 飛べませんからね、そのネタ本当に飛んだ人間がいるから笑えません。よシロシベさん。

「的確にる」

 殺人はご法度ですから!ルッスラさんが言うと本当にってきそうで怖いです。

「楽しさバクハツー!」

 意味は解ってますよね?衣装着替えてもその手と足はそのままなのですか、笹子ちゃん。

「……」

 ヘッドフォンは外して下さいね、読唇術ではいけませんよ。フリギネアさん。


 だ、大丈夫なんでしょうかこのメンバーで、ある意味御三家とかより危険な五人衆を集めてしまったのではないのでしょうか。結構世の中で死亡件数や事件を引き起こす常連さんですよ。そしてトップがカエンさんという実力者。


「まだまだ、形は入ったがな、アタシラのロックな魂がビートを刻むには技量が足りてねえ! そこで私らは合宿に入る。曲がが出来るまで外部との連絡は森畑を除いて取らない、キノコのロックを見せ付けるぞ」

「「「オー」」」


 ヴォーカル:火群カエン(ホムラカエン)

 ギター:アマニタ・フリギネア

 ベース:シロシベ・アルゲンティ

 キーボード;ルッスラ・S・ニグリカ

 ドラム:毒嶋笹子(ブスシマササコ)


 デッドリーポイズンのスタートはこうして切られました、アンチドラックを歌うメンバーにドラックの代名詞だったり全員が致死毒を持つメンバーだったりという逆境を乗り越えて彼女達が世界的なアーティストになるのはまた別の話です。


 そして彼女達の衣装を手がけた事が切っ掛けでP・マッシュというブランドを立ち上げて見た目と裏腹に天然素材のみで作る彼女達のデザインが3大コレクションに参加するのも、その舞台にキノコの娘がモデルを務めたのもまた別の話です。


「オレ、お前には感謝してるんだぜ」

「どうしてんですか、カエンさん」

「いいか森畑、よーっく聞け、お前はあの時逃げだしたアタシを放り出さないで面倒を見るために山に入り込んで探し出すし、しつこく説得するし、毒が効かないからって馴れ馴れしかった。だ、だけどこうしてメンバーを集めてくれて、アリガトウ」

「カエンさんのロックが通用すると僕は信じてます」


 あの人、それを真顔で言いますかねえ……


「アイツはヘタレではなく只のアホや、ウチにまで平然と声かけて来よった」

「あの人にとってキノコの()は特別なんですよ、ルッスラさん」

「ロックなら飛べるらしいから話に乗って見ただけ、ククク」

「そうそう、ババーンってファイバーするの!」

「…………ファイヤー」


 ある意味本日もキノコの()計画は平和です。




二次創作なのでどこまで設定を……

部活するまでは予定通りだったのですけど如何せん人数が多い。

ノンビリ更新ができればとおもってますので今後は更新速度が落ちて短いストーリーが中心になると思います。キノコの()についてはできるだけキノコ擬人化図鑑のイメージからズレナイように気をつけているのですが……

戦闘とか恋愛とかは一切ありませんのでどうしたものか……ちょっと終盤に向けてのアイデアを捻り直そうかと思います。

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