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シェリルの夜



朝の食堂でシェリルに合流した俺たちは、話し合いの結果、今日も街の外れで1日料理をすることになった。

その理由はシンシアさんからの圧力が凄かったせいだ。早くプリンを作ってあげないと俺が矢で射たれてしまいそうなくらいだ。


とはいっても、

実際に料理するのは俺だけで、セレナとシェリルは座り込んでお話したり、一緒に狩りに出掛けたりしている。



夜になって風魔亭に戻るとすぐに冷蔵魔道具にプリンを入れて、そのことをシンシアさんに伝えると、満面の笑みを浮かべていた。



部屋に戻ろうとすると、やはりセレナとシェリルは別々の部屋に入っていく。

昨日は特に感じなかったが、セレナの「私たちは3人」っていうのを聞いた後だとちょっと俺が引き裂いているみたいで嫌な感じがする。

きっと2人も寂しいんだろうな。



「!!…......?!」



俺がシェリルの部屋に入ると、いきなりシェリルが抱き着いてきたのだが、緊張しているのか少し震えている。

俺はシェリルの肩を掴んで少しだけ離してから優しく語りかける。



「シェリル、怖いなら無理しなくでいいんだよ?」


「ごめんね、ホントはちょっと怖いの。でもね、それよりも朝のセレナの幸せそうな顔を見てから、ボクもああなりたいって素直に思えたの。だから...」


「だから?」


「今夜はボクのことをいっぱい愛して欲しい」



チュッ



そう言ってシェリルは俺にキスをしてきた。



「もちろんだよ」



チュッ



俺からもキスをした。



...。

...。

...。

その後の事について詳しくは言えないが、セレナの時と同様、遮音の魔道具と精力剤が活躍したが、シェリルとのほうが激しかったかもしれない。

なんたってステラさんの娘だしな。



翌朝。

当然のように朝チュンだ。



「ねぇシーマ、今度からはセレナも一緒がいいなー」


「どうしてだ? 一緒だと恥ずかしいんじゃない?」


「うーん...。上手く言えないけど、セレナには家族を超えた何かを感じてるの。だから、セレナも一緒がいい。私たちは3人でしょ?」


「そうだな。幸せになるのも3人一緒だよ」




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