親元を離れた第一歩
前の話に引き続き、引き伸ばし感が強くてすみません。前の話にこれを書くつもりでした。それと投稿が遅くなった理由はキャラの名前を考えるのと、性格を考えるのに時間がかかったのもあるけど忙しすぎた(あとサボってた)
「これから、お主らには自己紹介をしてもらう」
先生がそう言うと、クラスが静まり返った。みんな最初に自己紹介したくないんだろうか?
その時、一人の子が手を上げた。
「っとその前に、自由な席についておくれ」
「先生それより、そ、そのじこしょうかいってなんですか?」
え?もしかして、手を挙げなかった理由って、最初に行きたいからではなく、意味がわからなかったからなのか!?
まあ確かに3歳児がこんな言葉知ってたほうが違和感あるが、、、
ヴィゲ達が知っていたから、みんな知ってると勘違いしてしまったのか
もしかしてヴィゲたちってエリートだったりするのかな?
「じこしょうかいというのはな、自分のことについて、つまり名前などを言うことなんじゃよ」
「「「なるほど〜」」」
クラスが一斉に頷いた。
え?もしかして、意味をわかってて、行こうとしなかったって俺だけ??
まさかそんなね。きっとどこかに潜んでいる、そう思っておこう
「それでは、まずはワシから始めさせてもらうとしよう。それでよいかね?」
「「「はい!!」」」
って流れで先生が最初に自己紹介する事になった。
この『はい』は自分の意志で決めたのか、先生の圧でそう言わざるを得なかったのか、二者択一
「ふむ、ワシの名前はレジステンス・パウペルタス、レぺルなど、自由に読んでくれて構わんよ。よろしくな」
「「「「よろしく(お願いします)!!」」」」
てか、この世界に姓あったんだ。聞いたこと無いな。まあまだ俺含めて4人しか知らないわけだが
そういえば、母の名前知らなかったな。
帰ったら聞いてみよう。
「それでは、次に行きたい人はいるかね?」
「「「はい!!」」」
おお。クラス全員が一斉に手を上げた。
え?なんで俺も手を上げてるのかって?
周りに流された...のではなく、こういうのって最初に済ませておくのがいいじゃん?
前の人にボケられても困るし。
その時、先生がまた生徒をジーっと見た。
この先生は一体何を見てるんだ?容姿などではなく、その奥を見ているような...
きっと俺の気のせいだろう
「全員か、それではそこの青色に光っている子、まずはお主に来てもらおうかの」
青色に光ってる子..?
そんな子、ここにいるか?
クラスの大半がそう思っただろう。それは俺も同じであった。たった一人を除いて。
その先の光景の俺達は息を呑んだ。クラスメイトの一人が青色に光っていたのだ!
これも魔法とやらか?
「先生!僕ですか?その光ってる子とやらは!」
と、元気そうな子が答えた。
あなた以外いない。というのは言わないお約束
優しい嘘という言葉があるように、言わないほうがいいこともあるのだ。
「そうじゃよ。もし前に出るのが嫌ならそのままのところでやってもらってかまわんよ」
「いえ、前に行ってやらせてください!そのじこしょうかいとやらを!」
熱血系の子だな。
前の世界だったら冷笑されてそうな性格だった
「僕の名前はアルデンス!よろしく!」
名前は、アルデンスか。
いい名前だな。
「それでは次、そこの黄色に光っている子でいいかの?」
「は、はい!」
今度は黄色だ。
毎回色が違うのは先生のこだわりかな?
「私の名前はブルガー、よ、よろしく」
今度は少し控えめ、いや前の世界なら普通の子だろう
「次はそこの黄緑色に光っている子。それでいいかの?」
「はぁ〜い」
なんだかめんどくさそうな子が来たな
まあこれだけだとなんとも言えない。
「私の名前はシュトルツ、馴れ馴れしく話しかけないでね。よろしく」
プライドが高そうな子が来たな。
俗に言うとお嬢様系だろう。
「それでは次に、そこの赤紫に光っている子」
「お願いします」
今度はちょっと丁寧そうな子が来たな。
親の礼儀作法が遺伝したのか、はたまた親に教えられてもらったのやら
俺も母さんににそういうの教えられてたっけ?
「僕の名前はシカモ。よろしくお願いします」
シカモちゃんか〜
死かも、そう聞こえてしまった俺は大丈夫なんだろうか?
もし魔法があったとしても、過労死させる魔法とか使ってこないよね…
〜〜(省略)
「こ、こんにちは、僕名前はアミニ、よろしく」
アミニか。
どうやら「こんにちは」を使えるようだ。
親に挨拶の仕方を教えてもらったのかな?
だが、それには足りないものがある!
それは、お 辞 儀
まあこの世界にお辞儀という文化があるのかどうかも怪しいんだけどね。
〜〜
「私の名前はエミリア、よろしく」
この子は普通だな。
一つ言うことがあるとしたら、翼どうした??
周りの子より小さい
先生に関しては翼すら無いし。
そういう人と書いても不思議じゃないか。
〜〜
「俺の名前はムファルメ、よろしく!」
ムファルメ、うーん、えーと、何も言うことがない!
翼も普通!顔に傷もない!
強いて言うなら、片目が緑で片目が青なことくらいか。
〜〜
「名前はルクス」
この子も普通だな。
うーん、その、何も言うことない…
「それではそこの、黒い、黒く光っている子きてくれるかね」
「はい!」
ついにきた!俺の番が!
ここは『自分から』『明るくはっきりとした声で』『語先後礼』と言う社会人の基本を見せなくては。
「こんにちは。僕の名前はアフラ、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます」
そう言って、深く一礼する。
これが社会人の基本というものだよ。
(コソコソ)
「ねえねえ、何あの子?変だね」
「そうだね。親からそういうの教えてもらったのかな?」
「そうだと思う。どういう意味だろう?」
え?俺、浮いてる!?確かに子供には少し丁寧すぎたか…?
「ゴッホン、実にいい自己紹介だったと先生は思いますよ。あれはとても丁寧な挨拶の仕方です。みなさんもきっと使う時が来ると思いますよ」
先生がフォローしてくれた。
意外と優しいんだな。
顔の傷に見合わぬ気遣いである。
〜〜〜〜(大省略)
「それでは、自己紹介も終わったところだし、何かこの学校について質問はあるかのう?」
「「「「はい!!」」」」
クラス全員が一斉に手を挙げた。
もちろん俺も。
魔法や魔術について聞くためだ
「それではそこのアフラくん、質問を言ってみなさい」
「はい!僕の質問は魔法、魔術とは何ですか?」
「魔法、魔術については今教えてもいいんじゃが、のちのち教えるつもりじゃから今は教えれないのぉ」
先生はそういい、生徒たちの手は下がった。
みんな同じことを質問しようとしてたの...?
後でわかるならいいか。
ほんとに教えてくれるのかなあ?会社で後で給料を払うとか言って払ってくれない月とかあったなあ。
「パソコン渡してんだから文句言うな!月にどれくらいお前にお金を使ってると思ってる。わかったらとっとと仕事に戻れ!!」
ギュッ…
周囲の音がスッと消えて、自分の心臓の音だけが響く
視界が歪む
(アフラくん、アフラくん)
「はい!!」
「顔色が少し悪いが大丈夫かね?」
「はい!特に問題はありません。先生」
少し昔のことを思い出して血の気が引いてしまったのか
「辛い時や何かあったら先生や他の生徒を頼るんじゃぞ?」
先生は顔によらず、優しいなあ
「それより、寮には行かんのか?もうみんな行ってるぞ」
「寮?あーはいはい!今行ってきます!」
そう言って、俺は教室を後にした。
「大丈夫かのう?何もなければいいじゃが...」
あー、なんで話聞いてねえんだよ!俺のばか!アホ!
これからどうするんだよ。てか寮ってなんだよ!ここって幼稚園であってるよな?
「ずっと、待ってるから」
ってそう言うことだったのか?
そんなことより今やるべきことをやらなくては。
まあ誰か真面目そうな奴についていけばそのうち寮に着くだろう。
廊下に出ると、そこには人影などなく、、、
しばらく廊下を彷徨っていると
お?あそこにいるのは
「ん?おーいアフラ!」
なんだ、ヴィゲか。
なんだか迷ってそう。
まあ、もしかしたら寮までの道を知っているかもしれない、、、
「なんだ?何か失礼なこと考えなかったか?まあそれよりよ、なあアフラ、寮の場所って知ってる?」
やはりそうか。笑顔でそう言ってきた。
「いや〜先生の話聞いてなくてよ、アフラがいてよかったぜ。でアフラは知ってるよな?」
「はは、実は俺も知らないんだ、寮の場所」
「え?」
しばらく膠着状態が続いた。
二人が困り悩んでいた時、救いの手を天使が差し伸べてくれた!
「ま〜だこんなところにいたの?ヴィゲ、アフラ!」
この声は、エリザ!
エリザならなんとなく寮の場所、知ってそうな気がする!
「おーいエリザ寮の場所ってd」
「それよりあんたたち、寮の場所知らないかしら?もし知ってたら聞いてあげるわよ!」
「「え?」」
なーにが天使だ。
俺たちと同じじゃないか!
まあ子供だし仕方ない。
話を聞かなかった俺の責任だ。
〜〜
「まあ知らないものは仕方ないわね。先生とか他の子に聞くしかないわよ」
エリザはさすがだな。
そうだな、俺だって切り替えないと。
「ちょっと、エリザ達、こんなところにいた、探したよ」
今度こそ真の天使が差し伸べてくれた、救いの手を!
そう、ノクスが来たのだ!
さ、流石にノクスは知ってるよな…?
〜〜
「えぇ?3人とも寮の場所知らなかったの?アフラはともかく、ヴィゲ達はママに先生の話をしっかり聞きなさいって言われたでしょ?」
「「はい、ごめんなさい」」
エリザが1番偉いと思っていたがノクスも怒らせたら怖そうだ
「寮は2階。そこに階段がある。そこを登ったらドアがある。そこから一つ選んで。4人で同じところに短い間、住むらしいよ。ママに会いたい(小声)」
2階か!どうりで探しても見つからないわけだ!
「ここは円状。なんで気づかないの?」
だからか!同じところをグルグルしてると思ったんだ!
も、もちろん気づいてたよ?
「そんなことより、場所がわかったら今すぐにでも行くわよ!ついてきなさい!」
「そうだな!俺が一番乗りさせてもらうぜ!
「あ、ちょっと待ちなさいよ!!」
「あ、ちょっと待ってよ」
そういって、ヴィゲたちは走り去っていった。
なんだか懐かしい気分だ。
そんなこと覚えてないはずなのに
「それじゃあ俺も行くか」
〜〜〜〜
「ここが寮か。なかなか広いな」
寮の中には生活できる最低限のものは揃っていた。
トイレ、4つベッドがあるベッドルーム、シャワーヘッドのないシャワー室
風呂は無いようだ。
そういえばシャワーした記憶ないけど、臭くなったりしてなかったなあ
まあそういう世界があっても不思議じゃないか(?)
「ここが寮ってやつなのね〜」
「すごい、でもママいない。不安」
「俺達の家と比べると、こんな家なんて大したことないけど、すげえ」
もちろん寮のメンバーはエリザ、ヴィゲ、ノクス、俺、の4人だ。
……
何もやることがない、体がムズムズする。
自己紹介もしたし、中も見て回った。特別なものは特になかった。
スマホさえあればな
こんな時もゲームとかできたのに
「「「暇だな」」」
ヴィゲ、エリザ、アフラの3人が同時にそう言った。
「じゃあ外で遊ぶ?先生が学校の中の外ならいいって言ってたよ(小泉構文?)」
アフラ、エリザ、ヴィゲの3人に衝撃走る。
(外..遊...び...?)
「何よそれ!外に行けるなら早く行ってちょうだいよ!」
「そうだぜ?!外で遊べるのかよ!まるで夢の世界だな!」
外遊び?そんな言葉、どっかで聞いたっけ?そうだ、健太くんと…?
「そうと決まったら行くぞ!なあアフラ?」
っと今はそんなことを考える時じゃないな
答えはもちろん、
「はい!俺も行く」
「そうと決まれば全員で行くわよ!」
「私まだ行くなんて言ってないんだけど…」
「何言ってんだよ、ノクスだって本当は楽しみなんだろ?」
「まあ、うん」
「それじゃあ決まりね!それに私たちじゃあ外に行く方法わからないわよ!」
「それじゃあ、ついてきて」
〜〜
「な、何よこれ!」
「すごい、広い...」
「人がたくさんいるぞ!」
「校庭にしてはかなり広いな」
周りを見ると、小さい子、大きい子、いっぱいいて、みんな楽しそうに走り回って、笑い、疲れ、休み、また走る。
見た目は違えど、人となんだ変わらない存在。
「じゃあ追いかけっこしようぜ!アフラ鬼な!タッチ!」
「やったな!待て〜」
「いいわね!アフラから逃げるわよー!」
「ま、待ってよ、エリザ」
ここは楽しんでも問題なかろう。
「タッチ!じゃあ次はヴィゲが鬼な!」
「まじかよ〜」
〜〜〜〜
日が落ち、追いかけっこが終わった。
水をぶっかけて泥を落としてからじゃないと学校に入れないようだ。
あ〜いい運動になった
疲れたので晩飯を食べずに全員、ベッドに飛び込むと同時に泥のような眠りについた
−次の日
ついに来た。
初授業の日が!
一応性別書いときます(※あとで変更するかも)
レジステンス・パウペルタス=男性
アルデンス=男性
ブルガー=女性
シュトルツ=女性
シカモ=女性
アミニ=男性
ルクス=女性
ムファルメ=男性




