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—終りと始まり…

初めて小説を書くのでおかしな部分があるかもしれませんがご容赦ください。

 蛍光灯(けいこうとう)(しろ)(ひかり)が、(かれ)顔色(かおいろ)よりも(あお)(じろ)()れていた。  

 (かべ)時計(とけい)午前2時(ごごにじ)()している。  

 けれど、三浦 蓮(みうられん)にとって、それは「昨日(きのう)延長(えんちょう)」でしかなかった。  


 エンターキーを(たた)(ゆび)(ふる)える。  

 最後(さいご)納期(のうき)明日(あした)。  

 いや、もう“今日(きょう)”だった。  

 手足(てあし)が痺れる。


 「はあはあ。もう少しだけ……もう少しで、みんなが楽になるから」  

 彼はそうつぶやき、隣の席で眠る後輩(こうはい)の肩にブランケットをかけた。  

 重く沈んだ後輩(こうはい)寝息(ねいき)

 それは、(れん)の首を少しずつ締めていく縄の音のようだった。


 誰も見ていない。  

 それでも、彼はいつもそうだった。  

 誰かのために、少し無理(むり)をする。  

 それが自分(じぶん)存在理由(そんざいりゆう)だと信じていた。  


 その積み重ねが、自分(じぶん)という人間(にんげん)を消していく作業(さぎょう)だとも知らずに...  

 意識(いしき)が遠のく中、視界(しかい)の端でスマホが震える。


 画面(がめん)に映る『母さん』の文字(もじ)

 出なきゃ、と思う。けれど、(ゆび)(さき)にはもう、キーボードを叩く力すら残っていなかった。

 「ごめん、母さん……俺、もう……」


 時計(とけい)(しん)()二時(にじ)を回っていた。


 「ウイルスが入って、エラーが出たから納期(のうき)を延ばしてほしいだあ?そんなんは納期(のうき)を伸ばす理由(りゆう)にはならん!今日中(きょうじゅう)に終わらせろ」 


 上司(じょうし)言葉(ことば)が頭に残る。

 何時間働(なんじかんはたら)いたのか、もう分からない。  


 ふと視界(しかい)が暗くなった。  

 なんだこれは…?死んだのか…?

 そんなことが…昨日(きのう)しっかり寝たはずだ、それに俺はこんなところで…

 

 机に倒れた音だけが、静かなオフィスに響いた。  

 ――世界(せかい)が遠のいていく...  


 意識(いしき)が切れる寸前(すんぜん)、パキン、となにかが割れたような気がした。  

 皿や鏡が割れるような...  

 冷たい笑い声が、一瞬(いっしゅん)だけ聞こえた気がした...

 

 目を開けてみると、そこは自分(じぶん)の知る冷たい空気(くうき)のオフィスではなく、暴力的(ぼうりょくてき)なまでの「熱」だった。

 (痛くない…それどころか、温かい...)  

 激しい不安(ふあん)が、(れん)の胸を締め付けた。


 「おぎゃあー」  

 鼓膜(こまく)を今にも破りそうな爆音(ばくおん)。それが自分(じぶん)の喉から出ていると気づくには、数秒(すうびょう)を要した。


 「……っ、……あ……」  

 

 言葉(ことば)にならない。声帯(せいたい)が、自分(じぶん)意志(いし)とは無関係(むかんけい)に高い産声(うぶごえ)を上げ続ける。  

 視界(しかい)はひどくぼやけていたが、自分(じぶん)を覗き込む「誰か」の輪郭(りんかく)だけは見えた。  


 その人物(じんぶつ)が口を開く。

 「|n|\}^a{[145145)|n|\j[)e_-j%$e_-[{")|n|\}」  

 (つむ)がれたのは、日本語(にほんご)でも、英語(えいご)でも、俺が知るどんなプログラム言語(げんご)でもない、未知(みち)旋律(せんりつ)だった。


 顔を上げるとそこには、黒く、角が生えていて、なんとも言い表しづらい、神秘的(しんぴてき)な優しい目をしている人がそこには居た。


 まるで布団(ふとん)のように、優しく、優しく、俺を包み込む。

 (ここは?仕事(しごと)は?後輩(こうはい)は?家族(かぞく)は?)  

 (れん)混乱(こんらん)していた。生まれて初めて感じるはずなのに、どこか懐かしい温もりに...


その温もりは、冷え切っていた心の奥まで染み込んでくるようだった。

 ——こんな温もり、知らないはずなのに。


 (どうして、俺がここにいる?それにここは?誰だ?何もかもが謎だ)  

 禍々(まがまが)しいはずのその腕が、驚くほど優しく俺を持ち上げた。


 「[^145[^145」  

 そう言って、俺を持ち上げる。

 (あれ?俺の体はこんなにちっさかったか?いや、もっとデカかったはずだ。手も、頭も、足も、自分のモノのようで、違う。色も、形も、すべてが違う。まさか、俺は...)


 時の流れは残酷(ざんこく)だ。何をしても、どんな状況(じょうきょう)でも時は流れる。そこに例外(れいがい)はない。三浦 蓮(みうられん)もそれは同じだった。

  (まさか、俺は転生(てんせい)したのか!?赤ん坊に!?)


 それから色々なことがあった。

 おそらく、あの神秘的(しんぴてき)な優しい目をしていた人が俺の母さんなのだろう。

 色々(いろいろ)世話(せわ)をしてくれた。てことは父さんもいるのかな?そんなことを言ってる|場合(ばあい)じゃなくて、ここは俺が元いた世界(せかい)なのかどうかすら疑わしい。

 どういうことなのかというと…


 ー少し前

 母さんらしき人が俺を持ち上げた少しあと、誰かが部屋(へや)に入ってきた。医者(いしゃ)のような人が入ってきた。

 いや?人なのか…?

 いやいやそんなことを言ったら俺の母らしき者も人じゃないし…


 まあそんなことは良くて、医者(いしゃ)のような者が何をしたかというと…

 医者(いしゃ)が手を前に出すと、何かよくわからない円の中に文字(もじ)が書いていて、それが宙に浮いていた。そしてその瞬間(しゅんかん)、ピコーンとその円の中に文字(もじ)があるよくわからないやつが光ったのだ!母(多分(たぶん))と同時(どうじ)にね。

 一体(いったい)(なん)なんだ、あの文字(もじ)は!?

 まさかここは俺が元いた地球(ちきゅう)じゃないのか!?


-------------------------------------


 ??「 )")j%~|[")j}+'? 」

 ??「 ,145 」

 ??「 |a*8j,^j)o}]-j+(?_l0&7! 」

 ??「 $'..j^.._?+… 」


-------------------------------------

 

 その()何事(なにごと)もなかったかのように母は俺を連れて何処(どこ)かに連れて行った。

 会社(かいしゃ)か..?なにか仕事(しごと)を渡されるんだろうか?今度(こんど)はエラーが出ないといいのだけど...

 

 —その()

 な、一体何(いったいなん)なんだ、これは!!

 母がさっきの医者(いしゃ)が使ってたような光る文字(もじ)地面(じめん)に書いたと思ったら,気づいたら別のところにいた。何を言ってるかわからないと思うが、俺も何を言ってるかわからない。きっと疲れてるんだろう。うん。そうに違いない。


 俺が混乱(こんらん)している間に母は俺をどこかに持って行ってどこかに置いた。

 温かい布団(ふとん)、いやベッドか?揺らされてる?なんだか、悪くない気分(きぶん)だ...


 

 まるで雲の上にいるようだった。

 ふんわりとした抱擁感(ほうようかん)

 極上(ごくじょう)の温もりが、冷え切った心をじんわり溶かしていく。


 前世(ぜんせ)と比べると少し硬いが、使い込むほどによく馴染(なじ)む、少し懐かしくて優しい自然(しぜん)(こう)社畜(しゃちく)ならば何人(なんぴと)たりともこの魔力(ぬくもり)からは何人たりとも逃げられないだろう。


 (れん)布団(ふとん)魔力(ねむけ)に耐えられず、眠ってしまった。


 「むにゃむにゃ...」

 「~a*8、なん}...かわ145145子..|"...かしら」


 そう言って笑った気がした。


 (ここは?確か俺は仕事(しごと)をして、倒れて、目が覚めると確か黒くて、優しい目をしていた人が…

は!思い出した!確か俺は揺らされてベッドで眠ってしまって…)

 って今俺は何をされてるんだ!?母の腕に抱かれて世話されてるのか…?でも、これはこれでいいな…


(前世のブラック企業に比べたら、ここの方がよっぽどホワイトだ――)

 だが、この時の俺はまだ知る(よし)もなかった。

 ここが、本当の『魔界』だということを。


おかしな部分があったらどんどんコメントしてもらえればできるだけ改善する所存です。

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