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Scene-0 プロローグ
既に仲間は動けない。
それ故に知る、己と敵の圧倒的な力の差。
逃れられない運命。
ならば俺のするべきことは―――
「逃げられないっていうんなら、俺は―――」
握っていた剣をとうとう放し、しっかりと目の前の、自分が対峙するべきものを見据えた。
人では無いその対峙するべき相手は、耳まで裂けそうなほど口を歪めて笑い、人間のそれよりも深く昏い色を湛えた双眸で見つめてくる。
「俺はアンタの望み通り、アンタを倒して魔王になってやるよ」
既に仲間は動けない。
それ故に知る、己と敵の圧倒的な力の差。
逃れられない運命。
ならば俺のするべきことは―――
「逃げられないっていうんなら、俺は―――」
握っていた剣をとうとう放し、しっかりと目の前の、自分が対峙するべきものを見据えた。
人では無いその対峙するべき相手は、耳まで裂けそうなほど口を歪めて笑い、人間のそれよりも深く昏い色を湛えた双眸で見つめてくる。
「俺はアンタの望み通り、アンタを倒して魔王になってやるよ」