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048 僕とは従う者なり

マーガレットはエールトヘンの一言でつい過去を振り返ってしまった。彼女の使命はあれども今回の目的はそうではない。


「違うよ。エールトヘン。僕は別の目的で来た。それについては後日話そう。それよりも僕が教える子を見たいな」


マーガレットは新たなる契約の日以来、契約を忘れぬために自らを『僕』と呼んでいる。その言葉にエールトヘンは悲しさを感じたが口には出さずに問いに答える。


「今ローレンシアお嬢様はお昼寝中です。あなたを待っていましたが待ちくたびれてしまったようです」


エールトヘンの教育に疲れて寝てしまったのだが当の本人は気づいてもいなかった。そのエールトヘンの言葉に平和な日常を感じたマーガレットは微笑を浮かべて話す。


「それは申し訳ない事をしたね。ローレンシアだっけ?僕も見るのが楽しみだ。一番上の兄からの直々の指名だからね」


とマーガレットは隠語を含める。一番上の兄、とはドルイドにとっては黄金樹を指し、エールトヘンをここへと送り込んだゴールデンオーク・ブラザーフッドの事である。エールトヘンはその言葉に眉を顰め、マーガレットは話を続ける。


「僕の役目は2つ。どちらの役目が僕をここへと送り込む事になったかは知らない。いずれ分かるかも知れないけどね。一つはお嬢様の訓練と成長するにあたって女性でなければ立ち入れない場所での護衛。それとは別に、ああ、お嬢様が寝ているなら先にこちらを済まそうか」


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