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家を作ってみた

 場所を変えるついでに転移スキルのレベル上げです。

 現在の転移スキルのレベルは5。古い破片でしたので転移効果も劣化しているのでしょう。

 ゲートの転移効果はレベル90だったのでいずれ使えなくなりそうです。メンテナンス出来る人は居るのでしょうか?


 練習がてら短距離転移で移動していると良い感じの川辺に到着したので、ここをキャンプ地とする!

 結構奥に来てしまった気がしますが錬金スキルで辺りを壁で囲えばモンスターや狼も怖くありません。

 今の錬金レベルならば小屋も建て放題です。

 前は全くイメージ出来ませんでしたが、今ならちょっと複雑な家でも建てられそうです。自宅の購入資金を貯めなくて良くなりましたね。


 早速木々を伐採。


「ウインドカッター!」


 扇状に鋭い風が木々の皮を剝がしました。レベル1なのでこんなものです。


「レーザーカッター!」


 赤い光線が木の表面を焦がしました。光魔法もレベル1なのでこんなものですよ。


 何度か繰り返してレベルを上げると、斧で伐採するぐらいには力が出せるようになったので、これで捗ります。

 まぁ、触れた部分をポーションにしちゃう凶悪スキルがあるので伐採なんてあっという間でしたけど。……単調なレベル上げに飽きたとかそういう事ではないですよ?


 というかこれ、ポーション作成スキル、人体に使ったらかなりヤバイですね。

 人に対して使っているところを想像したらグロ過ぎました。オエッ。



 おもむろにメガポーションを用意して、左手の小指を右手で触れてポーション作成スキルを使ってみました。


「えいっ。ひぎいいいいいいいいいいいッ!?」


 ああああああああああ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いッ!!


 すぐにメガポーションをぶっ掛け、失った小指がニョキニョキと生えて来ました。キモチワル。


「はぁ……はぁ……もう二度としない!」


 子供の痛覚が敏感なのを失念していましたねぇ。

 次やる時は麻酔ポーションを作ってからにしましょう。


 我ながら懲りませんね……。舌の根の乾かぬうちにというのはこういう時に使うのでしょうか?


 出来上がったポーションを鑑定スキルで詳細に調べてみます。


「ロトルルのブラッドポーション。私の名前付き……。このポーションを使用するとロトルルの持っていたスキルを手に入れる事が出来る。不老不死になる。ロトルルの記憶の一部を手に入れられる。ロトルルの眷族になる。んん、私は吸血鬼ではありませんよ」


 調合スキルで私のスキルを手に入れられる以外の効能を除去、するのはなんだか勿体ないのでそれぞれ指輪に合成しました。


 調合、合成、錬金、鑑定、ポーション作成、飛行、風魔法、光魔法、魔力回復、転移のスキルを使える指輪。ポーションの量が少ないので劣化して全てレベル1です。


 不老不死の指輪、装備している間だけ不老不死になれます。


 私の記憶の指輪、装備すると私の記憶の一部を思い出せます。


 私の眷族になる指輪、装備すると私の眷族になれます。眷族とは、私の言う事ならなんでもかんでも聞いてくれるようになる状態の事らしい。催眠洗脳モノかな?


 さて、開拓した場所に錬金スキルで鉄筋コンクリートの二階建ての自宅を建設。

 手をパンッと叩いて、地面にバンッと両手をつけて錬金スキルを発動。

 ズモモモッと自宅がせり上がってきました。

 オマージュです! 一回ぐらいやってみたかったんですっ! それにすごくイメージし易かったんですよ! 許してっ!


 家の中に入ると家具も何も無いせいか、がらんとしています。

 一階にキッチンと居間、風呂場とトイレ、物置部屋。

 二階に寝室と実験室を作りました。

 というかスリッパが無いと足裏が冷たいです。

 マットを敷くか、それとも何か他に……。

 こういう時に木工スキルとかあれば良かったのですが。


 ん、いや、待てよ?


 錬金スキルでも木材を粉末にしてから固める事は出来るので、それで床をなんちゃってフローリングにしちゃいましょう。

 いやいや、フローリングだと冷たいので、細かなハニカム構造の板にすればダンボールみたいに暖かくなるはず。

 試しに作ってみますか。


「てってれてっててーててー。ハニカム木粉板」


 思っていた以上にふわふわしてます。ティッシュを束ねた感触に近いかも?

 これを床全面に敷き詰めて行くと面倒なので錬金スキルで作ったバケツに伐採した木材を木粉にして入れて、床にばら撒き錬金スキルで一気に敷き詰めます。


 完成しました! 足元がふわふわで最高です。

 二階の床も同じ様にします。


 ベッドも木粉で作り、掛け布団と枕も同じ様に作りました。

 前世の布団よりも寝心地が良さそうです。

 木粉で服を作るのも良さそうですね。


 次は風呂場へ行き、木粉をただ固めて四角い浴槽を作りました。

 ハニカム構造だとお湯が抜けて行っちゃいそうなので。

 水の抜けないハニカム構造を作るには今の錬金レベルでは無理ですね。


 木材が大量にあるので木のポーションでお湯を張ります。木の成分をそのままポーションにしました。森の香りのする温泉の素を天然素材だけで作った感じです。

 ……ちょっと香りが強過ぎるみたいなので川の水で薄めますね。


 調合スキルがあるので浴槽の底に栓抜きなどは作っていません。

 不純物を調合スキルで取り除けば何度でもお湯の使い回しが可能ですからね。汚くないよ?


 木ポーションの湯が浴槽に貯まったので光魔法スキルで光熱を発動して浴槽に光の玉を沈め、お湯を温めて行きます。

 光魔法スキルのレベルは低いのでちょっと時間掛かりそうですがレベル上げだと思って頑張りましょう。


「うん、ちょうど良い温度だ」


 良い感じの温度に出来たのでお風呂に入ります。


「あぁぁ……生き返るぅぅ」


 シャンプーもしたいので後で作りましょう。

 錬金スキルのレベルが上がった事でポーションキット無しで石鹸も簡単に作れそうなのでそれもついでに。


 とにもかくにもお風呂が気持ち良いので気が済むまで湯舟に浸かりました。


 今日は色々し過ぎて、すごく眠たいので街には明日帰りましょう。

 ベッドの寝心地は雲の上に寝そべっている様な感覚でした。もう普通のベッドでは寝られませんね……zzZ。

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