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幼馴染冒険者パーティを追放されたら、勇者パーティに拾われちゃった  作者: 藤なごみ


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第二百七十三話 毒に冒されていた使用人を治療します

 他にも執事とかの聴取にも立ち会ったけど、こちらは勘弁しているのか素直に話してくれました。

 犯罪組織の構成員の中には、ペラペラと色々な事を話している人もいました。

 こうして聴取を終えた僕たちは、今度は軍の治療施設に向かいました。


 シュイン、ぴかー!


「うん、だいぶ良くなりましたね。もう少しすれば、退院できそうです」


 僕たちは、ゴーマン伯爵によって毒ナイフの試し切りにされた使用人が入院している病室に行きました。

 そして、僕とスラちゃんの魔法で治療したけど、かなり体調は良くなっていました。


「治療して頂き、本当にありがとうございます。皆様に治療して頂かなかったら、今頃は死んでいたはずです」


 治療を受けた使用人が深々と頭を下げていたけど、こうして元気になって本当に良かった。

 話も聞かないといけないみたいだけど、どっちにしても暫くは入院することになっています。

 というのも、ゴーマン伯爵家の者は殆ど捕まっているとはいえ、この使用人に何かをする可能性があるからです。

 身の安全も考えて、厳重な警備が敷かれている軍の治療施設に入院します。


「貴方の身の振り方は、落ち着いてからゆっくり決めればいいわ。私たちも協力してあげるわ」

「本当にありがとうございます」


 エミリーさんが使用人の手を取りながら話をしていたけど、ゴーマン伯爵家の使用人は全員捕まるか保護されるかしています。

 なので、この使用人に関しても症状が落ち着き次第対応することになっています。

 これで今日の聴取は終わったので、僕たちは軍の施設の隣にある王城に向かいました。


「ふう、緊張しました。こういうことも、ヘンリーさんとスラちゃんは行っていたのですね」

「ただ現場で事件を解決するだけでは、それで事件は終わったことにならない。事件の背景も調べることによって、様々な対応力を身に着けているのだよ」


 応接室に行って休憩をしながら、ヘンリーさんに話しかけました。

 とっても難しい内容で、直ぐに対応できるには時間がかかりそうです。


「相手に喧嘩腰で話しかけてはいけないから、喋るのも中々大変だよ。その代わり、相手への対応を勉強するいい機会になった」


 ヘンリーさんが苦笑しながら愚痴を零していたけど、確かにまともじゃない人と話をしていれば対応力は上がりそうです。

 その後も話をしていたら、応接室に元気な声が響いてきました。


 ガチャ。


「お仕事、終わったー?」

「おわったー?」

「キュー」


 アーサーちゃんとエドガーちゃんが、ドラちゃんたちと一緒に応接室のドアから中を覗いていました。

 午前中ドラちゃんたちと遊んでいたのだけど、僕達が応接室で休んでいるのを聞いたんだね。


「私はまだ仕事があるけど、エミリーとナオ君はこれで仕事が終わりだ。この後一緒に遊べるよ」

「「わーい!」」

「キュー!」


 ゴーマン伯爵への聴取という仕事も無事に終わったので、ヘンリーさんはニコリとしながらアーサーちゃんとエドガーちゃんに話しかけました。

 遊び相手が増えたから、みんな大喜びですね。

 こうして、休憩後はエミリーさんと一緒にちびっ子たちと遊んでいました。

 僕は、こうして体を動す仕事の方がまだまだ向いているかもしれないね。

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