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幼馴染冒険者パーティを追放されたら、勇者パーティに拾われちゃった  作者: 藤なごみ


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第二百五十七話 新しい年です

 いよいよ新年となりました。

 僕も十歳になりますね。

 年齢が二桁になると、何だかちょっとだけ大人になった気分がします。


「新年、おめでとう!」

「「おめでとー!」」


 食堂に行くと、ランディさんの音頭で新年の挨拶が行われました。

 セードルフちゃんとルルちゃんも元気よく挨拶をしているけど、今年はルルちゃんも元気よく走り始めるはずだよね。


「ランディさん、この後は新年の謁見ですよね?」

「そうだ。ナオ君も子爵になると思うから、謁見が終わったらお祝いをしよう」

「「わーい!」」


 実は昨年末に陛下からも聞いたんだけど、僕は新年の謁見で法衣男爵から法衣子爵になるんだって。

 伯爵になるだけの功績はあるけど、順々に爵位を上げていこうということになりました。

 ちなみに、今回の謁見でヘンリーさんに関する話もあるそうです。


「後は、いよいよナンシーの結婚式だな。春なんて、あっという間にやってくるだろう」

「そうよね、おめでたいことなんていくらあっても問題ないわ」


 ランディさんとレガリアさんがニコニコしながらナンシーさんのことを見ていたけど、昨年の謁見でブレアさんとナンシーさんの結婚までの日程が発表されました。

 既にドレスとかは半分くらい出来ているそうで、とても素晴らしい結婚式になりそうな気がしますね。

 ということで、貴族服に着替えてランディさんとナンシーさんとともに王城に向かうことになりました。


「結婚式、楽しみー!」

「たのしみー!」


 王城に行くと、王家がいる応接室に案内されました。

 ナンシーさんとブレアさんの結婚式の話になると、アーサーちゃんとエドガーちゃんも両手を上げて喜んでいました。

 そういえば、僕も何か結婚式のお手伝いをするのかな?


「ナオ君は、結婚式の時はオラクル公爵家の親族席に座って欲しいのだよ。お姉さんとかにも、招待状を送るように手配するよ」


 ランディさんが教えてくれたけど、アーサーちゃんみたいな小さい子には役割があるみたいだけど僕は普通にしていれば良いんだって。

 あと、サマンサお姉ちゃんもナンシーさんの結婚式に参加するのを楽しみにしていたもんね。

 きっと、とても素敵な結婚式になりそうですね。


「その結婚式が終わったら、ヘンリーとシンシアが新しい貴族家を立てることになる。元々予定していたことだし、屋敷も確保してある」


 陛下がヘンリーさんとシンシアさんのことを教えてくれたけど、いよいよヘンリーさんも独立するんだね。

 といっても、これからも王太子であるジョージさんを補佐するし、勇者パーティとしても活動する予定なんだって。


「私としては、勇者パーティを早くナオ君に渡したいのだよ。いつまでも冒険者として活動は出来ないし、兄上を補佐する仕事も山積しているのだよ」

「ナンシーも新婚だし、エミリーとナオ君が勇者パーティの核になるわね。ナオ君はまだ判断できないことがたくさんあるから、その辺を鍛えてあげないとね」


 ヘンリーさんとシンシアさんが僕に色々なことを話してくれたけど、数年の内に間違いなく僕とエミリーさんが勇者パーティの中心になるそうです。

 でも、ヘンリーさんみたいに色々なことを判断できないし、覚えないといけないことがたくさんありますね。

 ちなみに、サマンサお姉ちゃんももうそろそろ結婚するので、勇者パーティに勧誘できません。

 カエラとキースはまだ八歳だし、勇者パーティに参加するならもう少し年齢を重ねてからですね。


「取り敢えず、スラちゃんはある程度のことは分かる。ナオ君とエミリーも、スラちゃんに色々と教えてもらうと良い」


 ヘンリーさんは、この先のことを見据えてスラちゃんに色々なことを教えていたそうです。

 だから、スラちゃんはヘンリーさんと一緒に行動することが多かったんですね。

 僕の場合は、お友達に恵まれているところもありそうです。

 スラちゃんは、僕のお兄ちゃんポジションだけどね。


「僕も、勇者パーティに入る!」

「エドも!」

「う、うーん。二人はまだ幼いから駄目だよ。もう少し大きくなったら、どうするか考えましょうね」

「「えー!」」


 アーサーちゃんとエドガーちゃんは、マリアさんに苦笑しながら止められています。

 特にアーサーちゃんは未来の王様だし、自由に動くってことにはいかないですね。

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