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幼馴染冒険者パーティを追放されたら、勇者パーティに拾われちゃった  作者: 藤なごみ


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第二百十二話 軍船に乗って海にくりだします

 翌日、僕たちは再びドラちゃんの背中に乗ってガンナー侯爵領に向かいました。

 すると、屋敷にいたガンナー侯爵からこんなことを言われました。


「港町の浄化作業は、もう大丈夫だろう。本日は捕まえたものへの尋問もあるし、軍船に乗って観光でもしたらどうだ?」


 ヘンリーさんとスラちゃんは、予定通り邪神教の拠点から連行したものの尋問を行う予定だ。

 僕はヘンリーさんとスラちゃんのお手伝いができないし、どうしようか……

 すると、シンシアさんがある提案をしてきました。


「エミリーとナオ君で観光したらどうかしら。面倒くさいことは、大人がやっておくわ」


 僕とエミリーさんが未成年ってのもあるので、面倒くさいことを成年組が引き受けてくれるみたいです。

 早めに帰ってこようということになり、僕とエミリーさんで港町に向かうことになりました。

 エミリーさん、シンシアさん、ナンシーさんがとても仲良く話をしているけど、何かあるのかなって思いました。

 ちなみに、ドラちゃん、クロちゃん、ギンちゃんは、僕とエミリーさんと一緒についていきます。

 ということで、馬車に乗って港町に向けて出発です。


「ほわあ……」

「こちらが、ガンナー侯爵領軍の海軍の施設になります」


 馬車に乗って港町の軍の施設に着いたけど、とってもカッコいい船が港に並んでいました。

 一般の人が入らないように警備も厳重で、まさにガンナー侯爵領の海の拠点だと分かります。

 僕だけでなくドラちゃんたちも施設の様子にとっても驚いているけど、エミリーさんは以前に来たことがあるのかとても落ち着いていました。

 そんな中、僕たちはある軍船に乗ることになりました。

 港に並んでいた船の何倍も大きく、とっても立派な船ですね。


「王族の方が嫁がれるような領地ですので、軍の方も視察に訪れます。我が領の為に色々として頂きましたので、ここくらいは何ともありません」


 軍の人も僕たちのことを歓迎してくれたけど、これも頑張ってお仕事をしたからだね。

 ということで、さっそく軍船に乗り込みました。

 出航までは、船内にいて安全のために席に座ります。


「それでは、出航しますので席にお座り下さいませ」


 おお、船内にアナウンスがあった直後に、船がゆっくりと進み始めました。

 船が揺れながら進んで行くけど、何だか凄いよね。

 ちなみに、動力は魔導具なんだそうです。


「わあ、港を進んでいます。凄いですね!」

「キュー!」

「「キャン!」」

「ふふ、ナオたちは本当に楽しそうね」


 窓から外を眺めているけど、馬車やドラちゃんに乗っている時とはまた違うね。

 エミリーさんは、興奮している僕たちを見てニコニコとしていますね。

 そして、安定航行になったので僕たちは甲板に出ました。


「うわあ、凄いなあ。海の上を走っているみたいだよ」

「キュキュー!」

「「キャン!」」


 なんというか、僕たちはさっきから興奮しっぱなしだよ。

 海の匂いもそうだし、とにかく凄いよね。

 海にはたくさんの魚が泳いでいるし、空にはたくさんの鳥が飛んでいます。

 そして、更に興奮する光景が見られました。


 じゃぱーん!


「わあ、大きなお魚が大ジャンプしたよ!」

「ふふ、あれはイルカよ。さっきから、ナオは興奮しっぱなしね」


 エミリーさんがニコリとしながら教えてくれたけど、海にはとっても凄い動物が住んでいるんだね。

 その後も、船の横をイルカが並走して泳いだりと、とっても楽しい時間を過ごすことができました。

 そして、軍船は海から軍の施設に到着しました。

 僕たちも、軍船から降ります。


「運良く、イルカの群れと合流しましたな」


 船長も、上機嫌に僕たちに話をしていました。

 イルカは、普段は軍船には近づかないそうです。


「とっても、楽しい時間でした。本当にありがとうございます」

「キュー!」

「「キャンキャン!」」


 僕だけでなく、みんな大興奮しながら船長にお礼を言いました。

 なんというか、本当にすごい体験だったね。


「ナオは運が良かったわね。私もイルカのジャンプは見たことはなかったわ」


 エミリーさんも、僕の頭をなでなでしながらニコリとしていました。

 なんだか、とっても貴重な体験だったね。

 そして、この後は軍の施設の見学をすることになりました。

 忘れ物をしないようにしないとね。

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