エルデンリングおじさん⑯ マリケスにビビるおじさん
これは後にエルデの王となり、エルデンリングをトロコンするまでやり込んだ、とあるおじさんゲーマーの、エルデンリング初見プレイ時の回顧録である。
ファルム・アズラを進んでいくと、明らかに崖の部分にメッセージが残されていた。血痕もない。何かあるのかと下を覗いてみると、降りられるような足場があった。降りて、更に先に進んでいくと、行き止まり。
適当にウロウロしていると、横たわる、というメッセージが表示される。一体何事かと思い、とりあえず横たわる。するとムービーが入り、そしてはるか遠くには巨大なドラゴンが!! 一体なんなんだ、あいつは??
近づいてみると、竜王プラキドサクスとの戦闘になる。開幕、いきなり雷攻撃、そして強力な一撃、それでも初見で体力半分近くまで削れたので、そこまで強くは無いのだろうとタカをくくっていたら、突然姿を消す巨体。完全に見失ってしまい、そして気が付けば死ぬ。ラダーンの再来である。最悪だ。
竜王プラキドサクスは強くない。雷攻撃は簡単に避けられるし、攻撃も大振り。しかし、とにかく、とにかくタフ。タフなのである。しかも第二形態に入ってからワープを多様してきて、移動させられ、それでも何とか削っていくと、今度は第三形態まで存在した。あと一歩のところで詰めきれない。止めを刺しきれないまま、一時間ほど負け続ける。しかもマリカの楔もないため、ボスのところまで行くのが億劫である。人間楽をすると駄目になるな。ダクソ3のロスリック城正面階段全力疾走に比べたら、こんなの朝飯前だろうに。マリカの楔は諸刃の刃だ。フロムユーザーを軟弱にさせてしまう。
多分こいつは一週目のエンディング前に倒す想定のボスではないのだろう。でも出会ったからにはここで止めを刺しておきたい。ということで、私は巨大な敵に有効なとある武器と祈祷を試すことにした。使用したのは、死の刃と腐敗ブレス。ああ、そうだ。また、誉れを捨ててしまったよ・・・。
私はさっそく死の刃を強化し、ゴドリックの大ルーンを使用して、再び竜王に挑む。戦技を入れて、ひたすら逃げ回り、体力が半分になったら被弾を一度防ぐ雫と青色の雫を混ぜた聖水を飲み、近づいて腐敗ブレスをぶっぱなす。腐敗が入ったら、後は逃げるだけ。結果は圧勝であった。やはり、今作は魔法最強と見せかけての祈祷ゲーだな。単純に攻略していくだけを考えるなら、信仰戦士ビルドが一番強いのかもしれない、と竜王プレキドサクスを誉れなき惨殺をして強く感じさせられた。
その後ベルナールと再会。今度は敵として。そして月光剣で軽く仕留める。武器を入手。伝説の武器だった。ベルナール、最初はこいつが鈴玉狩りかと思っていたけれど、違ったみたいだ。まさかこんな形で戦うことになるとは・・・良い奴だと思ってたのに。信用できるのはギデオンと結びの教会の亀とネフェリ・ルーだけだ。
そして先に進むと、今度は再び竜のツリーガードと戦闘。魔法で倒そうと思っていたら、炎を連続でぶっ放してくる。こいつは完全に接近戦に持ち込まないと倒せないタイプだったな。純魔寄りビルドとは、絶望的に相性が悪い。
そこで、竜のツリーガードに対しては、秘密兵器を用意した。それは、彗星アズール。
竜のツリーガードは、プレイヤーを視認すると立ち止まる。そしてそこから一歩も動かない。あとは青色の雫を混ぜた聖水を飲んで一時的にFP消費を0にし、ルーサットの輝石杖を持ち、魔術強化のタリスマンを付け、アズールの頭防具を装備し、確実にアズールが当たるところに陣取り、彗星アズールをぶっ放す。途中で落雷攻撃してきたが、時既に遅し。HPを削りきって完封、終わり。雷カット率の高い防具一式を入手。しまった、こいつの防具を着てプラキドサクスを誉れプレイ(エルデンリングでは、戦技魔法遺灰縛りの近接ソロを誉れプレイと、勝手に名付けた)して倒せばよかった。ま、いいか。それは2週目でやろう。
さて、この先には、何が待っているのかな? ラスボスか? ようやくこの長いゲームも終わりそうだ。
さっそく奥に入ると、そこには獣の神殿にいた獣の司祭が。動きは緩慢、暗月の大剣の月光剣が刺さりまくる、楽勝。と思ったらムービーが入り第二形態に進化。その名は黒き剣のマリケス。開幕、多段攻撃をあびてあっという間に溶かされてしまった。でかい、恐ろしく素早い、そして火力が鬼。だが耐久力はそんなにあるわけではない。防御力は低い。強敵には変わりない。接近戦のみでは厳しそうだ。少なくとも月光剣は役に立たない。けっこうピョンピョン飛び跳ねて、自分から距離離してくれるから、マルギット、ゴドリック辺りと似たような戦術が通用する相手かな、と倒すための策を練り始める。
2戦目、第一形態を倒した後、再びマリケスと対峙。まずはこいつの先制攻撃を回避する事に集中。そして被弾した後の回復は、常に柱の後ろで安全に行うようにする。懐が安定と見せかけて、張り付き防止の攻撃を繰り出してくるので、非常に戦い辛い。今作は露骨な貼り付き潰しをしてくるボスが多い印象だ。ちょっとダークソウル感覚でプレイすると戦い辛い。柱を盾にして、遺灰、オウガを召喚。囮になってもらう。そして私は互いの距離が空いた所で渦巻くつぶてを使用し、魔法攻撃にうって出るが、渦巻くつぶてはレンジが短く、こいつには全く当たらなかった。ならばもっとも燃費のよく、レンジの長い輝石のつぶてでチクチク削っていくことにするしかないな。
そしてその戦法を繰り返すこと5戦目、何とかマリケスを無事倒すことが出来た。
魔法の可能性を信じてよかった。今作は何だかんだ初歩魔法が、一番燃費が良く、火力もあって有能すぎる。それにしてもこのマリケス、大味だが、アルトリウスとゲールを足して2で割ったような動きをしていた。エルデンリングのボスは歴代のフロムゲーの中でも強すぎるぐらいだ。メインストーリーの単純なボスの強さだけなら、ダークソウル3よりも遥か上を行っている。と書くと凄く難しいゲームのように思われるが、少なくともメインストーリー上で必ず戦うボスは、キチンと攻略法が用意されており、かつ救済措置も多く、戦略に幅があるので、人によっては凄いやりやすいゲームにできてしまう。ヌルゲーにしたくない人は、色々縛ればいい。ダクソ感覚で近接張り付き回避に固執して、マリケスに死ぬほど苦戦する人も中にはいるだろうが、エルデンリング流の戦い方をすれば、そこまで苦戦することは無い相手だ。
個人的にはマリケスよりも竜王プラキドサクスの方が遥かにやっかいな相手。マリケスよりもデカイ上にHPが異常に高く、頻繁に範囲攻撃ぶっぱなしてくるわ、ワープを多用するわ、第三形態まであるわで、倒すのが本当に大変だった。プラキドサクスはクリア後に倒す用の隠しボスか、2週目で戦う扱いのボスだったんだろうな。無理して外道戦術で倒すんじゃなかった。2週目では誉れプレイしよう。
戦闘が終わると、ムービーで奇妙な場所に飛ばされる。そこは、なんと灰都ローディル。なんとローディルが廃墟になってしまった。おい、まだ探索不十分だったんだけど・・・・。落ちてるアイテムとかはどうなってるんだ? 地下は健在のようだが・・・。
これからエルデンリングをプレイする人は、マリケスを倒す前に、王都ローディルの探索は入念に行っておくことをお勧めする。




