エルデンリングおじさん⑩ 宿将を魔法で煽る男
これは後にエルデの王となり、エルデンリングをトロコンするまでやり込んだ、とあるおじさんゲーマーの、エルデンリング初見プレイ時の回顧録である。
私が序盤に飛ばされたサリアの結晶洞窟の近くで、犬の遺灰を手に入れた。しかもこの遺灰、相手を赤い腐敗という状態異常に出来るらしい。さっそくためしてみたが、恐ろしい威力だった。こいつを序盤で即効手に入れて、マルギットにけし掛けていれば、見てるだけで倒せたんじゃないだろうか? と考えたら、このゲームの自由度の高さが恐ろしくなった。
エルデンリングはとても懐の深いゲームだ。これまでの硬派なフロムゲーのように誉れを守りたいコアなプレイヤーは戦技、魔法、遺灰を全て縛り、あえて茨の道をつき進むことが出来る。その一方で、私のように誉れを捨て、これはエルデンリングだから、と割り切って、レベルをがんかん上げ、強い戦技や魔法、遺灰を駆使しまくれば簡単にクリアしてしまうことも出来るように作られているのだ。とにかく救済措置的な武器や遺灰がとてつもなく多い。
上級者は上級者プレイが出来、ゲーム苦手な人は苦手なりに楽しめるように作られている。これからエルデンリングをプレイする者よ、臆するでない。安心して買い、安心して遊べ。ただし、中途半端な自尊心、過信は捨てた方がいいぞ。自分はゲームが上手い、という慢心が勘違いだと思い知らされるぐらいには、エルデンリングは難しい。私はエルデンリングをプレイし、自分の弱さを改めて思い知らされたよ。だが、自らの弱さを知ったからこそ身に着く強さもある。エルデンリングはそういうことを学ばせてくれる、素晴らしいゲームだ。
話を戻そう。
エオニアの沼で宿将オニールというボスと出会ったのだが、こいつは騎乗戦闘が出来るので、最初は接近戦で戦うのかと思ったら、配下の者達が動いてくる。しかし、オニール自体は鈍牛。故に試しに馬に乗ってひたすら魔法を撃ち続けたところ、いとも簡単に倒す事ができてしまった。配下の者達には策敵範囲があるようで、その範囲内に入らなければオニールとタイマンできるのだ。ということで、ずばり完封してしまった。あらゆるボスに対してキチンと最適解というか、簡単に倒せる攻略法が用意されているところがエルデンリングの凄いところだ。今作はやり方によってはちょっと簡単すぎるんじゃないか? というぐらい簡単に作られているので、拍子抜けしてしまう。
まあ、簡単なのは、私が誉れを捨てているからなのだが。誉れを守って一週目から協力プレイとか対人とか考えてレベル調整してるプレイヤーにとっては阿鼻叫喚だろうな。そういうことは2週目か、このゲームを知り尽くした2キャラ目でやるべきことであって、この先DLCがあるとしても、1キャラぐらいレベルのクソ高い誉れのないキャラを用意しておいたほうが色々と捗る、と、一フロムゲー経験者は考えている。どうせ複数キャラ作るし、私の一週目のキャラは、レベルめっちゃ上げて、何でもできるマンにしていこう。
エオニアの沼を馬で走っていたところ、ミリセントという敵対NPCに遭遇した。魔法で返り討ちにしたが、一体何者なんだ? と思い南方面で先に進んでいくと、ゴーリーというNPCと出会う。私が持っている針を欲しがっているので、くれてやった。しかもこの男、先ほどの侵入者、ミリセントのことを話している。両者は何か関係があるのか?
それにしても、ケイリッドを腐敗で犯したマレニアという女神、相当匂いたつなぁ。絶対に死ぬほど悪い奴だろ。マレニアと戦う事は、PVで見て知っている。どこで戦えるのかはわからないが、ひょっとしたらマレニアが今作のラスボスかもしれない。
そんなことを考えながら、ケイリッド地方を探索。サリアの謎を解き、その後、砦の近くで赤獅子の炎という戦技を手に入れる。試しに使ってみると、スタン性能がとても高い。けっこう有用な戦技かもしれない(注:発売当時は強かったのですが、2024年現在は大幅弱体化されています)。
更に北に行くと、今度は超巨大な竜がいた。しかし全く動かない。近くにはファロス砦(ダクソ2にもあったファロスの石)があったので入ってみると、雑魚敵が鬼のように強い。全力で避けていく。戦う相手は選んでいくのが、フロムゲーにおいては一番大事だ。全ての敵を倒していたら、回復が持たない。なんとなく卑怯なように思われるが、逃げるも兵法、老獪な私はそれを知っている。そしてその砦で、伝説のタリスマンと割符を無事手に入れることが出来た。
そして目指すは南にある城。一体何が待っているのか。その前に私は以前祝福だけ炊いたシーフラ河というところに寄り道した。そこは広大な地下世界で、浪漫溢れる幻想的な場所だった。エルデンリング、おおエルデンリング。このゲーム、マップそのものにギミックが仕込まれているではないか。全くフロムは本当に恐ろしいゲームを作ったな。今まで色んなゲームをやってきたが、ここまで色々衝撃を受けるゲームは早々出会えない。実に楽しい。
そしてシーフラ河を探索していると、ブライブと再会する。どうやらこの辺に隕石がおちてきて、更なる地下世界が存在するようだ。その後シーフラ河の灯火を炊きつつ、竜騎兵というボスと出会う。こいつも魔法の餌食だ。今作は剣戟を謳っていたダクソ3とは対照的に、魔法がちょっと強すぎるぐらい強い。
全ての灯火をともすと、祖霊というボスと戦う事ができた。こいつもPVで見たことがある。とても幻想的なシーフラ河に相応しい、雰囲気ボスだ。もっと戦いたい、そう思った。初代ダクソの月光蝶(ターン∀ガンダムじゃないぞ)のような雰囲気系ボスなのが残念。
シーフラ河の探索を終え、そして私はケイリッドに戻る。目的地は一つ、南にある巨大な城。恐らくはケイリッドのレガシーだろう。今のLvは72。雑魚敵も強いし、気を引き締めて挑まなければ。




