No.34(end) 招集
「カンナさん、今年は残念でしたね」
「いいえ、私より強い子は沢山いますから。私はこれでいいと思ってます。3位でも十分です」
3人でペルケレ先生から表彰を受けた私達だが、誰よりも晴れやかな顔をしていたのは私だと思う。
「ねぇ、ねぇカンナちゃん。エキシビション一緒にやってよー。前回王者として私と戦って欲しいな」
「...嫌だ。だって負けちゃうもん(小声)」
その言葉に悔しい表情をしていたシュン君がクスッと笑ってくれた。
「カンナさんも案外負けず嫌いなんだな。それは皆んな一緒か」
そのあと重い足取りでエキシビションマッチをし、タマミちゃんにボコボコにされた。
そのあと、恒例の多目的室でキョウさんも連れて今後の事を話しあった。
「まさか、ヴァニラ君とラトゥーシュカ君がBIG7とはね。まぁ、シャトランスにいる以上見習いみたいな物だと思うけどさ」
「オプリチニキはBIG7の中で組織として動いている可能性があります。ロシアの為に動いている。母が死んでも、守護霊が消えない限り第二、第三のシャトランスが生まれる可能性があるんです」
「なら、それをどうにかしないと根本的な解決にはならないんだねー。もう、いっその事全部集めちゃったらいいんじゃないかなー?」
「タマミさん、どういう事だ?」
「成る程ね、タマミが言いたいことは分かるよ。良く考えてみてよ。守護霊使いが多いのって現時点で何処だと思う?」
「...もしかして、此処ですか?オクトール諸島に全員集めろと?」
「いいんじゃない?OBも含めたら結構な戦力になると思うしBIG7も大人しく出来るでしょ。問題は守護霊をどうやって消し去るかだよね?」
「ペルケレ先生以外にいないと思うんですけど...。あっ、いるじゃないですかペルケレ先生以前から守護霊を持っている人が!」
その人なら全ての原因も解決出来るかもしれない。
それならば何段階にも及ぶ作戦会議が必要になるだろう。
その時だった、2人の人影が見えた様な気がする。
「カンナさん、どうした?」
「...もう、敵に情報が筒抜けみたい。短期決戦で挑まないと、私達に勝ち目がなくなっちゃう。皆んな、急ごう!」
10階・廊下
「聞いたか?ヴァニラ」
「えぇ、お父様に部隊を此方に派遣して貰えるように要請するわ。情勢も考えればシャンランも応じてくれるでしょう」
「問題はニホン、アメリカ、イギリスの奴らか。丁度良い、“此処”で決着をつけよう」
Guardian・Spirit 〜ガーディアン・スピリット〜サード!!!
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Guardian ・Spirit 〜ガーディアン・スピリット〜ファイナル!!!!
File1 分裂 No.1 事の始まり
No.34を読んでいただきありがとうございました。
第4部は7/1から連載開始となりますのでよろしくお願いします。




