No.22 3rdリーグ・エキシビションマッチ
相変わらず短いです。書くことがないから仕方ないね。
〜実況〜
「さぁ、始まりましたね。前回1stリーグの番人と新3rdリーグ番人との闘い。ルーシーさんにとってはリベンジマッチとも言えるこの一戦。トワコ先生はどう分析しますか?」
「二人とも手の内が見えている状態で、もしズレが生じるとするならシュン君の《奥義》かしらね。彼はチャンピオンリーグに出場する予定だし注目している生徒も多いんじゃないかしら?この闘いが大会での油断となるのか、抑止力となるのか実物ね」
審判 「それでは始め!!」
試合時間 2:00
ルーシー 0ー0 シュン
「今度は絶対勝つの!!グレープちゃん、中身を弾丸にするの!!」
『了解ですぞ!!』
「2分しかないからな、手早く行くぞ。《奥義・五月雨撃ち》」
その刹那、私の《奥義》の仲間を全て撃ち抜いてしまいそうな程の高速連射が展開される。
防御しているルーシーさんが押し負けてしまう程の攻撃。
これは敵にしたら厄介だ。
試合時間 1:50
ルーシー 0ー30 シュン
歓声を他所に両者共に次の行動に移っている。
凄い集中力だ。
「グレープちゃん、お願い。点差を縮めるの!!」
「一昨年は騙されたからな。隼も足元に注意してくれ」
『坊っちゃん、もう遅いですわ。手首におる』
「あっ」
試合時間 1:30
ルーシー 4ー30 シュン
観客席
「シュン君はやっぱり天然だねー。チャンピオンリーグでもそれは変わらないのかなー。だったら嬉しいけどねー」
「それも込みで勝たせてくれないのがシュン君なんだよね。武器のスペックと練度が高いのは変わらないもん」
試合時間 1:00
ルーシー 8ー30 シュン
煙幕は晴れて来たのを見計らいルーシーちゃんが《奥義》を発動する。
水と同様、強風もセンサーに反応する。
シュン君が堪えようとするが意味がないに等しい。
どんな状態でも必ず得点が入る。
強力な《奥義》だ。点差もジリジリ詰めてきている。
試合時間 00:50
ルーシー 19ー30 シュン
「後、11点差なの!!絶対勝つの!!」
接近戦を避け、ルーシーちゃん自身が囮となり攻撃を引きつけている。
その隙を狙い守護霊で点差を稼ぐ。
しかし、シュン君も黙ってはいられない。
「後30秒か。最終の追い込みだな。今思ったが俺に《奥義》は必要ないのかもしれないな。攻撃回数を増やせば問題ないしな」
そう言いながら、ルーシーちゃんに銃口を向けるシュン君に底知れない実力を感じた。
試合時間 00:00
ルーシー 23ー44 シュン
試合終了後、ルーシーちゃんは得点版を見て青ざめた顔をしている。
全力で戦ったのにも関わらず、点差を縮めるどころか開いてしまったからだ。
確か、一昨年の決勝より点差がある。
シュン君の成長が窺えるだろう。
今学期の大会も全て終了し、ひと段落したと思った時だった。
帰り側、着信が鳴る。ワットさんからだった。
<「…えっ、本当ですか!?絶対行きます!それにしてもよく分かりましたね、アンリエッタさんも」
>「お手柄だよね。でも、結構侵入者の本拠地は危ないみたいだし戦力は整えた方がいいかもね。さぁ、行こうか。敵の本拠地であるペキンに!」
No,22を読んでいただきありがとうございます。
次はNo.23「敵の陣地」をお送りします。




