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New Braver  作者: manaka
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助っ人登場

「司令官…あとで、あんたに聞きたいことがある」

純さんは迷いなくはっきりとした口調で話す

「この戦いが終わってからにして欲しいところだ」

「滝!まだ戦えるか!!」

純さんは滝さんがいる方向に振り向くと、滝さんは既に武器を手にしていた

「こいつらはただ、俺たちを痛みつけるしかできないやつらだ、そんな奴らに容赦はいらない!!」

「滝…」

「俺を敵にさせたのはこいつの呪いからだ!!」

棍棒をテックに突き刺す

「なんだって!?」

「能力者が憎いんじゃ無かったのか、お前…!!」

滝さんは表情を曇らせる

「憎くない、というわけではないけど、でも、戦わなきゃならない!! 親父を殺したのは能力者だけど、俺の仲間たちは違う!!」

「滝…」

「敵になって仲間を殺すだなんて、そんなのできない…!!」

純さんは滝さんが訴える様子を見て、圧倒されていた

(こんなに俺たちをまだ信じているだなんて…)

「そうだな、滝はこういうやつだよ」

「滝、お前はこいつが大事か?」

テックはテレポートで後ろから純さんを捕まえた

「純!!」

「てめぇっ!!」

「大事じゃない仲間なんているかよ!!」

テックはニヤリと笑って、純をアジトへ連れていった

「待て!!純をどうする気だ!!」

「やはり…行くしかないか…3人も仲間が連れ去られてしまった」

すると後ろから智嬉さんとみづきさんが現れた

「行きましょう、司令官 俺たちはやっぱり、戦うしかないんです」

「智嬉!!みづき!!」

みづきさんもすっかり元気になっていた

「ありがとう、滝、助けてくれて もう大丈夫よ」

「智嬉…純も、大胡も、陽仁も敵に連れ去られて…!!」

智嬉の顔を見た途端、滝さんは動揺していた

「くそっ戦える人間が少ないじゃないか!!」

「トヴァースには合図を送って既にアジトへ侵入してもらっているんだ」

司令官は冷静に答える

「じゃあ、戦える人間は俺と智嬉しかいないっていうのか!?」

「……やっと、テックの戦いの前に新しい仲間を見つけてきてな お前にはまだ話せていなかったが」

「誰なんですか?」

司令官は壁にかけてある時計をじっと見ると

「おっと時間だ みんな、新しい仲間に挨拶してって欲しい 司令官室で待ち合わせている」


司令官室

「貴方が新しい仲間ですか?」

滝さんが尋ねてその人は振り向くと

「あなたが圭介の兄さんですか、話は聞いていますよ、はじめまして」

「圭介の知り合い?」

「はい、まあ、そんなところです、 同級生、と言いましょうか 高校の時に出会いまして」

智嬉さんは首を傾げる

「なるほどな、そういや圭介はどこに行ってたんだ」

すると、司令官室の扉を勢いよく開けた圭介さんが名乗り出た

「…ったく、相変わらず足が早いんだよ 涼玖(りく)!!」

圭介さんはゼェゼェと息をしていた

「圭介!!大丈夫か!?」

滝さんは心配して近寄る

「ああ、ごめん兄貴、ちょっと用事でいなくなってたんだ」

「こいつを迎えに行ってたんだろ?」

「今、りくって言わなかったか? 」

智嬉さんは初めて聞く名前だった

「はじめまして、浦川涼玖です。圭介が前々から敵に狙われるのを知っていて、なんとかしてやりたいとずっと思っていたんですが、俺は一般人…なんにもしてやれない期間がずっとありまして」

隣にいた圭介さんも続けて話す

「でも、ある時突然こいつは力が目覚めてしまって」

「なんだって?」

「圭介さんが敵にやられそうになった時がありまして、その時に傍にいた俺が目覚めたんです」

涼玖は証拠に、と手を翳して技を放とうとする

が、司令官に止められた

「待て待て!どんな技か分からんのに!!司令官室を吹き飛ばすつもりか!!」

「司令官、道場とかなら、いいんじゃないですか?」

滝さんは涼玖の技に興味があった

「滝さんにも見て欲しいんです、俺にどれだけの力があるのか」

涼玖に話しかけられると、滝さんは驚いた

「俺が見ても分かるかなあ」

「まあ、この件は滝と私でいいな 智嬉!圭介と一緒に司令官室を見張っていてくれ 諜報員は得意だろ?」

智嬉さんは思わず体が強ばった

「なにかあればすぐに呼びます!」


俺も含め、仲間がほとんどアジトに連れ去られた状態

俺たちはなんにも出来ず、ただ堪えるしかなかった

アジトにはでかい檻があり、そこに俺たち3人は収容されている

じっと耐えていると、檻の近くから誰かの足音がした

「待たせてごめん! ここに長居は危険だ!!」

「トヴァースさん!?」

長く、敵からの拷問を与え続けられてきた俺たちに、やっと光が見えてきた――

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