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New Braver  作者: manaka
28/62

弱っていく仲間

「滝さん!?」

突然聞こえた滝さんの悲鳴に、俺たちはびっくりして思わず中を確かめた

勢いよく扉を開ける

バン!!

「あれ?お前たち 来たのか」

前には対面になって滝さんの前に腕を伸ばしている司令官と、壁側には横たわっている滝さんがいた

「滝さん!! 」

滝さんはハァハァと肩で息をしている

「司令官あんた…滝さんに何をしたんですか!」

俺は思わず心配して滝さんに駆け寄った

すると、滝さんは俺に向かって右腕を自分の顔の横に置いた

「大丈夫…司令官の攻撃じゃないから…」

「じゃあ、なんの悲鳴だったんですか?」

「私が滝の中にある体内の敵の能力ちからをすべて取り払った さっきより顔色が良くなったよ」

じっと滝さんの顔を見ると、確かにジャヤと戦っている時の顔色よりはずっとよくなっていた

「どうですか?滝さん 具合は」

「……まだ、ちょっとなんともいえないな…」

「今ジャヤとカルテー二の力を取り払ったばかりだからな 時間をかけて様子を見よう どうする、滝、一旦家に帰るか? それではまともに戦えないぞ」

司令官に話しかけれた滝さんは、まだ受け答えるだけで精一杯の様子だった

「…ああ、そうさせてもらいますよ」

「じゃあ純に車を頼むか 私が体を支える 1階の食堂で座って待っていなさい 翔月も手伝ってくれ」

「あっはい!」

そういうと3人は上へゆっくり戻っていった

「滝さん…心配だな っていうか俺がしっかりしないと」

俺もとりあえず自室へ戻った


戦いが続いて、中々自室に帰れなかったから凄く久しぶりのように感じる

まだ片付けも全然終わっていなく、ダンボールだらけだった

「ああそうか…中々自室に帰れなかったからなあ…」

こういう時でしか片付けられないので、体が疲れていても片付けを始めた

しばらくして一通り片付けが終わると

胸ポケットから通信機が鳴った

「もしもし?」

『司令官だ 大胡、頼みたいことがある 至急司令官室へ来て欲しい』

「!! 滝さんの具合が悪くなったんですか?」

司令官はクスクス笑っていた

『思ったより歩けていたよ 滝のことではない 用事が終わったら来てくれ』

俺は胸を撫で下ろして、司令官室へ向かった


司令官室――

「失礼します」

「ああ」

俺はゆっくりドアを開けた

「滝さん、大丈夫ですか?」

「今のとこ歩けていたし大丈夫だろう あんな状態で、ここにいられても守りきれないからな 大事をとって自宅より荒井病院に行かせた」

病院、と聴いて俺は心配する

「滝さんの具合、どういう感じなんですか?」

「ジャヤとカルテーニの敵の力がずっと入っていたままでな… あのまま放置していたらまた敵になるところだった カルテー二は確かにジャヤの力を浄化していた しかし所詮は敵の力…」

俺は司令官のデスクの横にあるソファに座らせて貰った

<挿絵>

挿絵(By みてみん)

「どんなことになるか予想もつかない 貴明の時の争いの二の舞にはなりたくないのだ」

「……俺は、蒼山貴明さんに出会ったことがないから分からないけれど、どんな人だったんですか?」

司令官はニコッと笑って話す

「勇敢な、とても強く、だけど優しかったよ そういえば」

「はい?」

「君のことをあまり聴いていなかったね」

司令官にそう言われ、能力者になった事の経緯を司令官に包み隠さず話した

「――滝さん、智嬉さんには話したんですけどね」

「ふうむ、1人で友達もいなく両親もいない、ある時能力が生まれて学生の時も少し能力のせいでチンピラに絡まれたりした、と」

苦い記憶を思い出し俺は口を閉ざした

「しかし、鍛えるために空手部に入った…間違いないな?」

「はい」

「ここの施設はスポーツの部活をやっていた奴らが大半でな 珍しいことではない あの滝や智嬉も剣道部だったし」

すると突然、司令官の天井から敵の声が聞こえた

『貴様、空手を操るのか!!』

「だれだ!!」

俺は思わず空手の構えをした

テレポートで天井の上から四天王の1人、レスが現れた

「お前は…!」

「はじめまして、あの時以来ですね 私の名前はレス」

「何しに来た!!」

司令官も戦いの構えをした

「おや? 貴明の息子はいないのですね」

「滝さんになんの用事だ!!」

「なんでもございません では…小手調べを」

レスは俺に向かって右腕を差し出した

「勝負です!!」

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