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VRMMOに男の娘が挑む  作者: 白夜の桜
のんびり、ほのぼの、癒しを多くしたい!
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久しぶりの受付嬢

「あれ、仮面が外れてる?」


今、ミリカの視界に写っているのは、倒れ付した神父と、床に落ちた仮面だった。


「教会に来る必要は無かったかな?」


ミリカはそう言って仮面を拾い上げ、腰の横に付けた。


「うん。これなら大丈夫ね」


つけ心地を確認してから、出入り口に向かって行く。


「あっ……」


出入り口の扉に手を掛けた時に、思い出した。

ミリカは振り返り、


「神父さん。外して頂きありがとうございます」


神父さんにお礼を言ってから出て行く。


バタン


………………


それから少しの間、静かだったが、


「いえ………私は何、も………」


神父が、何とか意識を取り戻し、返事をしたが。

もう、ミリカは居なかった。

______________


トン トン トン トン


ミリカは歩きながら悩んでいた。


「うーん、お仕置きは後にするとして。今は、何をしようかな?」


首を傾げ悩む姿は、道行く人を釘付けにした。

服装はそのままだが、仮面が外れた事によって表れた素顔が可愛らしかったからだ。


「うーん…………あっ!」


悩んでいたミリカだったが。

ある建物を発見した事によって、解決した。


______________


ザワザワザワザワザワザワ


そこは人がごった返していた。

あっちこっちで話声が聞こえ、近い者との話しか聞こえない程。


そう、そこは…………


職業ギルド


あらゆる職業の者達が集まる場所だ。


「前は、ここまで騒がしかったかな?」


周りの人達を見て、ミリカはそう思った。


「何かあったのかな?」


疑問に思いながら、受付に向かって行く。


「あっ!ミリカちゃん!」


受付に向かうと、元気な声で呼掛けられた。


「こんにちは」


知ってる声だったので、向かってすぐに挨拶を返した。


「こんにちは!ミリカちゃん、今日は何の用事ですか!」


受付から、出てくるんじゃないかと思うほど、前のめりで話し掛けてきた。

少し、引きながらも、言いたい事があった。


「ちゃん、は止めてください。恥ずかしいですから………」


最後は小さくなりながらも、ミリカは言った。

しかし、


「はぅ!何ですか!この可愛らしさは!」


受付嬢の心を射止めただけに終わった。

だがそれも、仕方ないだろう。


顔を赤くさせて、顔に手を当てて俯く姿は、可愛いいとしか言えないだろう。


だから、隣の者達が気絶しても仕方ない。

気絶しなかった事こそが、凄いのだから。


「あっ、このポーズは危険だって、姉さんが言ってたのに。恥ずかしくてやっちゃった………」


ミリカは後悔していた。

姉さんに、あれほど駄目だと言われていたのに。

約束を守れなかった。

その結果、周りに被害が出てしまった。

悔やんでも、悔やみきれない。


「あの、ミリカちゃんのお姉さんは、危険だと言ったのですか?」


悔やんでいたミリカに、明るい受付嬢が聞いてきた。


「そうですが?」


疑問に思いつつも、答えると、


「あの体勢に気づいたのは、お姉さんが最初なんですか?」


受付嬢の質問に疑問が深まったが、


「そうですね」


答えた。


「その体勢を一番、ご褒、見たのはお姉さんでいいですか?」


一瞬、言葉を詰まらせていたが。

また、質問をしてきた。


「え、えぇ、そうですね……」


何を言い掛けたのか、気になって。

生返事になってしまった。


「そ、そうなんですか………あっ!それは、いつからですか!」


受付嬢はまた、質問をしてきた。


「えーと、7歳の時?だと思いますよ?

後、質問に答えるのはこれが最後ですからね?」


ミリカは最後に、釘を刺した。


「嘘でしょ…………そんな歳で………あんな、可愛らしい体勢………お姉さんが羨ましい………」


受付嬢は固まり、ブツブツと何かを呟いき始めた。


「邪魔したらいけないだろうから、離れましょう。」


ミリカは怖くなって、離れて依頼を探すのだった。

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