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VRMMOに男の娘が挑む  作者: 白夜の桜
仮面の回想(まとめ)
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まとも?な戦闘

話し合い、と言う名のお仕置きが終わり開放するつもりだったが、何をしていたのか聞いた。


もちろん!とっびっきりの笑顔で、

そしたら、頷いてくれました。


笑顔って人を幸せにするんですね!


感涙してる声で仮面が経緯を話始めました。


_________________


俺様は、奴の身体を支配した。

アウルには言ってないが、気にすることではないな!今は、それよりも楽しみが始まるからな。


「アウルよ、敵が此方に向かってくるぞ!楽しみだな!」


俺様は、ウズウズしながらアウルに聞くと。


「『分かっています!この状況は、やっぱり、ご主人が居なくなったからかな?』」


「アウルよ、奴とは関係ない。俺様が誘い出したからなっ!」


ふっ、勘違いされても困るから言ったのだが、な。


「『貴方はバカですか!後、ご主人の身体で変な事をしないでくださいね!』」


フハハ、遅いのだよアウル、もうこの身体は俺様の物。

俺様が何をしようと、俺様の自由!

言わないがな。


「大丈夫だ。力試しの為に呼んだんだからな」


うん?何だその目は、まるで俺様が悪いみたいに見ているのは。


「『ご主人の身体で、勝手に動かないでください!』」


忠誠心が高いな。

少し面倒だし、アウルには眠っていてもらおうか。


「アウルよ、しばらくの間、眠っているがいい」


俺様はそう言って、アウルの頭に打撃をくらわせた。


「『ガァッ!』」


気絶したようだな。

フハハ、これで俺様を邪魔する者はいない!

存分に戦おう!………敵が来ぬな、暇だ。

敵が来るまで何かするか。

うーむ、場を整える事にしようか。


俺様は、さっそく動きだした。


「やはり、アウルが邪魔だな。どうしたものか、うん?確か、魔物使い用の本がなかったか?」


俺様は、奴の身体を見回したり、まさぐったりした。

そしたら、真後ろにあった。


「き、気付かないものだな」


ま、まぁ、良い経験になったな。

俺様は、先程の事を忘れるた、いや、場を整える為に!アウルを本に閉じ込めた。


「ふむ、スッキリしたな。だが、納得がいかない」


そう思った俺様は、もう一度、周りを見回した。


「そうか!木が邪魔だったんだな!」


原因を取り除くべく、周辺の木を丸くなるよう、へし折った。


「おぉ!なんと、素晴らしい身体能力だ!」


奴の身体能力はおかしかった。

レベル1とは、思えない。

この事実に俺様は歓喜した!


「ふふふ、これなら世界の全ての人を闇の住人に出来るな」


俺様の計画、いや!俺様を造りし者の目的を達成できるぞ!

ふふふ、


「(ハァーハハハ!さぁー!敵よ!我の餌食になれ!)」


ダダダダダダダダ!!!


俺様が宣言した瞬間、前方から、敵の群れがやって来た。


「フハハ!我の初陣だ!」


我の声に気が付いた群れは、此方に向かって一斉に突撃して来た。

我はそれを見ても余裕だった。

何故かって?

愚かな眷属に教えてやろう!


「遅い、遅いぞ!ふん、敵の動きなぞ、我の前では隙にしかならん!」


理解できただろう、この圧倒的な力に。

試しに殺気を放ってみたが効いた様子がなかった。

我の殺気など気にせずに突撃してくる群れ!

ハハハ、計画通り。

楽しくなりそうだ……うん?今気が付いたのだが、いや、それは後の楽しみ、か。

今は、もう目の前に来た群れとの戦いだな!


ダダダダダダダダ!!!!!ザン、ザン、ザン、ザン、ザン、ザン、ザン、ザンザンザンザンザンザン


戦闘にいた六匹を、剣を出して斬っていく。


一匹は、身体を縦に真っ直ぐ斬られ


一匹は、首から腰に掛けて、斜めに斬られ


一匹は、剣を振るった結果、発生した斬撃によって斬られ


一匹は、首を斬られ


一匹は、すれ違い様に、横一線された


後続の幾つかは、素早い連撃で、肉片になるまで斬り刻まれた。


群れは、敵を通り過ぎてしまい、方向転換しようとした、が。


ダダダダーー!ゴギ、ボゴ、ズドン


剣を手放した敵は、此方に肉弾戦を持ちかけてきた。


ある者は、顔を粉砕され


また、ある者は、心臓を一突きされ絶命した


こうして群れは、恐怖に怯えることなく敵に突撃し続けて全滅したのだった。


周りは血で染まり、中心にいた者の姿を見た者がいれば、こう言うだろう。


紅き黒の仮面


っと、しかし、当の本人は、カッコいい姿に変身できた事を満足していた。



ふふふ、血が俺様を隠す瞬間の変身!さぞかし、カッコよく映っているだろうな!

あの装備の事を忘れるなんて、らしくないこともあるな!

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