料理
まさかの、事件関係ない話になりました。
明日こそは出します。
ミリカの口調が一時的に壊れます。
証言を聞いたが。
結果は、ギルドで教えてもらった情報とあんまり変わらないな。
違いがあるとするなら、
魔術士がスゴい魔術を完成させた。
と言う情報だけ。
気になりはするが、この事件とは関係ない、はず。
やはりこの私、自ら調査するしかないようだな!
ふ、ふ、ふ、待っていろよ犯人。
この私、探偵ミリカが必ずや悪事を暴いて見せる。
さぁ、準備をしようではないか!
とある建物。受付前。
「すみません。二泊したいのですが、部屋は空いていますか?」
「おや、可愛らしいお嬢ちゃんじゃないか。部屋は空いているよ。二泊ね、280Cだよ」
「はい、どうぞ」
「うん、ちゃんとあるね。部屋は…16
号室だよ。階段登りきって、すぐ目の
前の部屋だよ。はい、カギ」
「わかりました」
「っと、久しぶりの客で忘れていたよ。お嬢ちゃん、夕御飯食べる?」
「食べます!」
「分かった。今から作るから。出来るまで部屋でのんびり寛いでいな。出来たら呼ぶから」
「はい!楽しみにしてます」
そう言って私は、上機嫌に部屋へと向かっていく。
「ふふ、そんなに楽しそうにされたら。腕によりをかけて料理を作らないとな」
女将はそう呟いた。
ミリカは聞こえていなかったが。
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料理が出来たと呼ばれたので下に降りた。
降りてすぐ。
女将さんに話かけられた。
「部屋でのんびり出来た?」
「はい!のんびり出来ました」
「そ、良かった。ふふ、よっぽど料理が楽しみなんだね。腕によりをかけたから楽しみにしてな」
何故、女将が笑っているのか。
分からないですが。
よく、私が料理を楽しみにしてるのを気付きましたね。
「よくわかりましたね。私が、料理を楽しみにしてること」
「それゃあ、分かるさ。その表情を見たら誰だって分かるさ。」
「表情?」
私は顔を触ってみるが、よくわからなかった。本当にそんな表情をしてるかな?
「ふっ、ふふ、自分で、触ったっ、て分かる、わけ、な、いさ……もう、ダメ、ふふふ、はははは!あっははは!」
「いきなり笑い出すなんて!酷いです!」
びっくり、してしまったではないですか!それも、私を見ながら笑うなんて。何処に笑えるツボがあったのでしょう?
「ふぅ、ふぅ、ごめん、ごめん。まさか、自分の顔を触って確かめるなんて思わなかった。それに、触った後で不思議そうにするのがもう、笑いを我慢するのが限界だったんだ」
「うぅ、理由を知れたのはいいのですが。私、そんなに表情に出やすいですかね?」
「お嬢ちゃん気が付いていなかったのかい?」
「えぇ、私は表情に感情が出ない方だと思っていました」
「お嬢ちゃんはこの宿屋に来た時から。結構、表情に感情が出ていたよ」
「そうだったんですか。今度から気を付けよう」
「お嬢ちゃんは、そのままでいた方が可愛いげがあるよ」
「そ、そうですか。ありがとうございます。そ、それより、料理を食べさせてください!」
う、うぅ、美人な女将に褒められると。て、照れる。
「ふふ、そうだね。今、持ってくるから待ってな。あ、後、席は何処でもいいよ」
うぅ、女将に見透かされている気がする。
席に座ってすぐ、女将が料理を運んできた。
「はい、これが、ここの宿屋の一番メニューだよ」
「わぁー!」
私の目の前に並べられたのは。
野菜を煮込んだと思われる、スープ。
肉を豪快に焼いた、ステーキ。
何の野菜が入っているのか不明な、シンプルなサラダ。
パン?見ただけで固そうなパン?だった。
「あ、あの、女将。このパン?固そうに見えるのだけど気のせい?」
「うん?固いに決まってるだろ。パンなんだから」
「そ、そうですか。この固いパン、どうやって食べるのですか?」
「知らないのかい?それはスープに浸けて、柔らかくしてから食べるんだよ」
「そうだったんですか。教えてくれてありがとうございます」
「別に礼なんていいよ。それより、食べな」
「わかりました。いただきます」
そう言ってから食べ始めます。
先ずはサラダから。
あむ。シャキ、シャキ。
うーん、なんだろう?謎の野菜だと思っていたけど。食べたら意外と知ってる野菜だね。
残念なのが、ドレッシングが無いことだけ。それ以外は、とっても旨い!季節があるか知らないけど。夏野菜がいっぱい入っていて美味しい。瑞々しくて、それに甘さもあり、食感もシャキシャキしていて。食べても美味しい、食感も楽しい。ん!素晴しい!
次は、ステーキを行ってみますか!
見た目は、肉厚で食べ応えはありそう。でも、何の肉かは気にはなるけど。気にしていたら食べられる物も食べられなくなる。
よし、行くぞ。
あむ、ん?んー!んー!
か、噛みきれない、だと。
一旦、食べるのを中止して女将に聞こう。
そう思い、女将を見回して探したら、いた。
女将はテーブルを拭いていた。
「女将、ナイフありませんか?」
そう聞くと。
「ナイフ?なんだいそれは?」
「えっ!ナイフを知らないんですか?!」
「そんな物、知らないね。逆に聞くが、ナイフとは何だい?」
「え!えーと、包丁を小さくした物で、刃を手が怪我さないようにギザギザにした物です。肉などを食べやすくするための包丁?です」
「うん、どういう物か分かった。似た物があるから。持ってくるから待ってな」
「わかりました。お願いします」
ふぅー、上手く説明できた。
まさか、ナイフが無いなんて。
でも、似た物があるらしい。
どんな形何だろう?
そう考えてる間に女将が戻って来た。
「はい、これがナイフに似た物だよ」
そう言われ、渡されたのは。
確かに、ナイフに似ていた。
でも、違うのは。ギザギザじゃなくて、刃が包丁と同じなだけだった。
「ありがとうございます!これならステーキを食べられる」
「うん?お嬢ちゃんもしかして、ステーキが食べられなかったから。ナイフを求めたのか?」
「うぅ、噛みきれなかったんです。だから、ナイフが欲しかったんです」
「そうか、そうか。それは配慮が足りなかったね」
「うぅ、なんで笑顔何ですか」
「いや、何でもないから気にしない」
「そう言われたら。き、気になります!」
「教えてもいいけど。料理が冷めっちまうよ」
「そうでした!料理を食べていた所だったんでした!」
「冷めない内に食べちゃいな」
「はい!後、ナイフ?ありがとうございます!」
「それに名前なんて無いから好きに呼んでいいんだよ。それじゃあ、ゆっくり食べな」
そう言って、女将はテーブル拭きに戻って行った。
「よし、ナイフも手に入れたし。食事を再開しよ」
そう言ってからステーキにナイフを入れて一口大に切ってから、口に運んだ。
あむ、モグモグ。ん!
こ、この噛み応え、癖になる!何度も噛んでいたくなる。
噛み応えもそうだけど、肉汁もまたスゴい。
噛めば噛むほど肉汁が溢れだしてくる。
もう、何の肉かなんて関係ない!こんなに素晴しく美味しい肉なら、その肉の持主が何者でもいい!それぐらい美味しい。
肉だけを食べていたいけど、まだ、スープもあるから。
そちらを食べてから肉に戻ろう。
スープ、いただきます。
あむ、ごく。
濃い!でも、野菜の旨味、甘さ、どれをとってもいい!
濃いと思っていたけど、疲れた身体にはちょうどいい濃さ。
それに、スープも野菜が全部溶けてドロッとしているが、またそれがいい!飲み応え?があり。
野菜が溶けたことを証明するかのように、粒々になった野菜たちが舌を楽しませる。
今のところ全てが素晴しい。
だが、最後のパンもどき。
触ってみるが、固くて食べられる物とは思えない。
だが、女将はスープに浸けて柔らかくしてから食べる。っと言っていたから、浸けたら美味しく見えるいや、美味しくなるかも知れない。
早速、先程まで飲んでいたスープに浸けてみる。
柔らかくなったと思ったタイミングでスープから取り出してみると。
確かに、柔らかくなっていた。
だが、美味しいかどうかは食べないと分からない。
美味しいスープに浸けていたんだ、美味しいに決まってる。っと言い聞かせながら口に運ぶ。
あむ、モグモグ。ゴク。
旨い!あの焦げた色をしていたパンが柔らかくしただけで、こんなに美味しくなるなんて!スープも美味しさを増してる要素だが、パン自体が美味しくないとここまで美味しくはならない。
スープにある野菜の旨味、甘さ。パン本来が持ってる、香り。料理に合わせるためか。それとも、砂糖が出回ってないのか。パンは甘さが無い。しかし、甘さが無いお陰で料理と合わせて食べると、料理とパンが合わさりとっても美味しくなる。
あぁ!食べるのを躊躇した私を殴りたい!それほどまでに素晴らしい。
そう思いながら手は止まること無く動き続け。
気が付いたらもう、料理が空になっていた。
「ふぅー、ごちそうさまでした」
「お粗末様。美味しそうに食べてくれて嬉しいよ」
「はい!とっても美味しかったです!女将が一番と言ってただけはあります!」
「そう言ってもらえると嬉しいね。だが、誉めすぎだよ」
「事実を言っただけです!」
「ふふ、そうか、そうか。ありがとうね。でも、そろそろ部屋に戻らなくていいのか?」
うぐっ!女将の笑顔、スゴい。
ミリカが見たのは、美人の満面の笑顔だった。
「は、はい。そうします。お休みなさい」
「お休みなさい」
お休みの挨拶をしてからミリカは部屋に戻り寝たのだった。
スゴい感じ出していますが。
宿屋は全部、美味しさのクオリティが高いです。
今、思い付いたのを設定にするなら。
宿屋
宿屋を営む。ということは料理、清潔、接客、お客様を満足せることの四つが出来てこそ。それらを達成し、長年営んだ宿屋は伝説として残る。
どうですか?これなら料理が旨い理由にもなると思います。
後、当初。この私、〇〇〇〇のところは違ったんですけど変えました。
最初、ミリカ・〇ーム〇
変えた、探偵ミリカ
流石に、不味いかと思い変えました。
最後に、ミリカが何の準備をしたかわかった人いますか?
話の流れで分かるとは思いますが。
一応、分からない人へ。
そのセリフを言った後に向かった場所です。




