表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リベルの傍観者  作者: えびちゃん。
第七章 ミッション開始!!
11/11

〈7−1〉ミッション

 ほんの10分前の出来事……

 「やっと、ミッションの概要も説明できたし、さっさと行ってきてもらおうかな!」

 と担任の先生が言ってから急にこんな森に一人僕は放り出された。

「こんなの無理だぁよ〜;」

 あまねは森で体を縮こまりながら、ちょびちょびだが前方へ歩いていた。瞳には少し涙が浮かんでいる。

 そもそも先生の名前やクラスの子たちの名前ちゃんと覚えてないし、早すぎるよぉ。

 これどこまで続いてるんだろう……。僕、このまま野垂れ死んじゃうのかなぁ。

 すると、右奥らへんの草むらがガサガサと音を立て、草が動いた。

 なにか来る!?やばいやばいやばい、戦う!?ぼぼっtぼく!自身ないよ↑!?怖い怖い、来ないで!!!

 焦り過ぎてあわあわし、立ち尽くしていた。

 あまねの頭が恐怖でいっぱいいっぱいになっていた時、すぐ音の正体はわかった。

「!あまね 良かった」

 聴いたことのある声が僕の名前を呼んだ。

 反射で振り返ってしまった。 振り返った先には人影がいた。

 教室で横の席で話しかけてくれた子だ!たしか名前は……、。

「うり、むくん?」

「おぼえてくれたんだ。とりあえず、知ってる人が近くにいてくれてよかったよ。」

 うりむくんは僕の前まで出てきて、一安心した様子だ。

「うりむくんは、どうして人を探してたの?」

「あぁ、俺ぼーっとしてて虎出の話聞いてなくて、ミッションの説明とか何にも頭ん中入ってないんだよ。 だから知ってる奴らに聞こうかなーって。」

「なっなるほどね」

 うりむくんは頭をかきながら申し訳なさそうに言った。

「だから……詳しいルール教えて欲しいんだけど……大丈夫?」

「うん、わかった」

「ありがとう」

 僕はうりむくんのお願いを叶えるため担任の先生が言ったミッションのルールを思い出した。

 立ち話もあれなので、座れる場所を見つけて落ち着いてから話すことになった。

 運よく少し広がった草むらがあったのでそこに座ることにした。

「うりむくんが覚えてるルールってどこまでか――わかる?」

「えーっと、コインを集めて虎出のとこに持ってくるとかだったかな」

「さいしょの最初だね……(笑)」

 あまねはまさかそこからとは……と感じるような顔でははっと笑った。

「先生が言ってたルールが、このワールドに隠されてるコインを見つけること。コイン一枚に付き一人あがれる権利が与えられる。そのコインを受け取った時に先生がいるところに案内が表示されるらしいです。」

「つまり、コインの争奪戦だってわけか。」

「そうです。」

「面白いルール考えるねぇ〜、11人でこの広大なワールド、しかもコイン一枚で上がれるんだったら安直なとこにはおいてないだろうしな〜」

 うりむくんはとても楽しそうな、それとあの担任の先生、虎出先生を気に入ってる?のかな。

 最初のうりむくんの印象は、よくわからないが強かった。だって、教室に入ってくる時とか移動中も、クリーム色の髪の人と仲良さそうだったし、それもあるのか口調も崩してたし……けど、僕に話しかけてくれた時の口調は優しかったけど何か違和感があった。

 その変化に僕は乙黒うりむという人物の原型をわからずにいた。

 だけど、今回話しかけてきてくれた時は、その違和感というか、感じ取れなかったところがわかるようになって、ミッションの内容聴いて楽しそうにしてるし、実は緊張してただけなのかも!。

 僕も緊張しまくってたけど、今はなんとかどもらず話せてるし。

 緊張するけど……仲よくなれるかな――!初めての学校なんだから!

「うりむく…………」

「?」

 僕は勇気を振り絞ってうりむくんに自分から話そうとした。だが、踏みとどまってしまった。

 

(あーちゃんはいっつも流れされやすいんだから!この前も、おともだちでもない野郎におもちゃうばわれてたじゃん!)

 でっtでも!

(やっぱりあーちゃんには私がついてないとだな。あーちゃんだけじゃなめられちゃう)

(……やっぱぼくってだめ?……)

(! そんなわけないじゃない!あーちゃんはむにむにで可愛くてふわふわしてて!けど周りの子はそんなあーちゃんの魅力に気づいてないだけよ)

(だけどね、これだけはおぼえておきなさい。かあさんだっていってるでしょ。


 人を簡単に信用するな。――――――――。


 あまね!!!!!だめ


 あー嫌なこと思い出しちゃったな。 もう夢に出てくることも……思い出すこともなかったのにな。

 「急にどうした?あまね」

 !!

 うりむくん呼びかけたの忘れてた!

「うんん!なんでもなんでもないよ」

 あぁうりむくん気まずくさせちゃったな。

「なにかあれば言ってくれよ。相談乗るぞ」

「!ありがと」

 うりむは当たり前のことを言ったような普段と変わらない顔をしている。

 あまねは、心ではうりむと仲良くなりたいと思っているが、人を信用するなという言葉に逆らうことができず、その心は今は奥底へとしまわれた。

 なにか話題ないかな……。沈黙が……。

 そう思っていると。思い出した。 うりむくんとの会話で緊張してて忘れていた。

「うりむくん。」

「?なんだ」

「僕忘れてて、、」

「何忘れたんだ?」

「このミッションコインの取得方法もう1つあって、フィールドにまっt魔物をモチーフにしたボスがいるからたおしたら、コインを、もらえるらしいんだけど……」

 あまねは話していくうちに言葉が途切れ途切れになった。 なぜかって?

「それって今目の前にいる巨大うさぎのことか?」

「いるぅ!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ