みーちゃん救出
住職親父は 何でも知っている?
「みーちゃん みーちゃん」みんなが呼んで 叫んでも 返事が無かった
僕は あの時の出来事を思い出し ひょっとして・・・・
よし 入って見ようと思った
あの時と同じ あの扉に手を当てて
「すみません」と言いながら 押して見た
クルーン ドカッ ドン バタン
あの時と同じ真っ暗闇 「フウー」僕は深呼吸してから
「すみません すみません だれかいますか?」と 暗闇の中話すと
遠くのほうで光の穴が浮かび上がって来た
僕は多分この事を待っていたんだと思った
何の恐怖も無く その穴を覗き込み話しかけた
「住職親父さんですよね」と確信を持って話しかけると
「やっと 来たかね まっとったんだよ 君を」と言った
「えーまっとったって もー15年ぐらい前ですよ」
「そーだよ だって君しか僕は見えないんだから」と笑って言った
僕は何で僕しかと思いながらもとにかく 住職の息子さんの
競馬の件の話をした すると住職親父が
「実はあの時息子は 馬券を檀家の人から譲り受けて 持ってたんだよ
で その馬券が たまたま大当たりして その当たったお金で 馬券を買って
勝負しようとしていたんだ」と話し始めた
「でも 別に住職だって 競馬ぐらいやってもいいんじゃないの」
と僕が言うと
「うん 競馬 競輪 パチンコ 別にやってもいいんだけど・・・うちの
息子は ダメなんだよ 私は未来が見えるんだ そして過去もな」と言った
「それじゃ息子さんの未来が分かってたの?」
「そーなんだ 息子はあそこからギャンブル地獄に陥ってしまったんだよ」
「嘘 住職が!」
「だから 君に 公平君に頼んだんだよ」
あの時僕は 何で競馬がダメなのか分からなかった
ただ 賭け事はダメだとしか思ってなかった
「でも 今は良かったのかな 住職 競馬やってないかな?」と聴くと
「いや 君のお陰で 全然賭け事はやってないよ ありがとうね」と言った
良かった・・・あっ そうだ聴きたいことがある
「おじさん みーちゃんって知ってる」
「知ってるよ」と答えた
「おじさん いま皆でみーちゃん探してんだ みーちゃん何処に居る 教えて お願い」
と僕がお願いすると おじさんが
「いいよ 公平君 教えてあげる」といった
「マジで おじさん分かるの みーちゃんのこと」
「分かるとも 何でも分かるよ」と言った
「ホント教えて」
「公平君 山田さん知ってるよね そこの角の家」
「うん 子供の頃いつも僕達に 手作りのお菓子くれた おばさんの家だよね」
「そーだよ そこの家に 息子さんが居るの知ってるかい?」
「えーだっておばさん子供いないって 言ってたよ」と言うと おじさんは
「いや 子供は男の子が居たんだよ ちょうど君達が子供の頃 25才のひとり息子が」
僕は少し驚いた あのやさしいおばさんが 嘘ついてたなんて
だっていつも
「私には 子供が居ないから いつでも遊びに来て お菓子食べてってね あなた達の 笑顔が
大好きだから 遠慮しないでね」って
「でも おばさんなんで僕達に 息子さん居るってかくしてたのかな?」と聴くと 住職親父が
「息子は その頃 刑務所に居たんだよ 原因は幼い子供を誘拐したんだよ」
「えーマジ ってことは」
「そーだよ いま山田さんの息子は 戻って来てるんだよ そして今 息子の家の2階に みーちゃんは
連れてかれてるんだよ だから早く救出しないと 危険なんだ 彼はいたずらだけじゃ 満足しなくなってるから」と言った 僕はすぐ助けに行くために
「おじさん ありがとう僕すぐ行くよ みーちゃん助けに行くよ」と言って振り向いた
でも 僕はふと思った この事を警察に言っても信じてくれるか
山田のおばさん かわいそう 知ってるのか息子の悪さを
どーしよう どー動こう? うーん
「おじさん 僕本当に信用出来る 仲間がいるんだ」と住職親父二言った すると
「なんだい 何か言いたいこと あるのかい」と住職親父が 僕の言いたいことを察したみたいだった
「この事 住職親父のこと 仲間に話してもいいかな? 協力して欲しいんだ 僕だけじゃ」
「いいよ 君の仲間は みんな知ってるよ 健一 トオル 渚 だろ いいよ相談して 」
「ありがとう この3人以外は 絶対言わないから」
「よし分かった とにかく早く みーちゃん助けてやってよ」
「うん 分かった じゃ また」と言って扉を押し開けた
クルーン ドカッ ドーン
「イテッ アタタタ・・」と転げ落ちた
「おい 大丈夫か? こー お前なにやっとんだ」と健一がやってきた
「あーゴメン ゴメン」と立ち上がると
「どーだった いた? みー」と渚が走ってきた
「いや いない 何処いったんだろうな あっ あそこトオル おーい トオル どー?」
と健一が叫ぶと 向こうからトオルが首を振りながら
「ダメダメ 何にも手がかりなし」と言いながら集まってきた
僕は4人集まってきた今 さっきの出来事を 話した
当然 DS事件のことも




