↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/2

桜の日常

初の外伝作品です!

桜を主人公にしてみました!

生かす。活かす。イカす。

この世の中には同じ言葉だけど違う意味を持つ言葉がたくさんある。



小倉桜は、常に考えてた。

舞台の上でキラキラとしたバンドをみて、私もこんなふうになれたらなと。

妄想を膨らませては、スマホのメモ機能に100を超える歌詞を書いているが、いまだにそれがスマホの外からでられないことを悩んでる。


友達の響子に「バンドをやろう!」なんて言ったらバカにさせるよな。なんて考えては今日もボイスメモとメモ機能に閉じこもる日々。


感動的なドラマを見た。

内容的には、恋人だった二人の片方が死んでしまった。と、それだけ聞いたらどこにでもあるようなベタベタな話だが、他の作品には無い登場人物の感情表現、緻密に描かれる物語であった。

私だったら、このドラマにどんな主題歌をつけるだろう?と、またしてもスマホメモの檻に入った。


「涙」=しょっぱい=塩

「うん!いいかも」


「死んでしまった」=冷たい=悴んでる

「これも使える」


とこのように連想ゲームみたいに歌詞を書き始めた。

「登場人物はボクとあなた。よしこれでいい」

桜は黙々と書いていき、ついにできあがった。


「おー!結構良い出来じゃね?」

満足気に口ずさんで歌ってみた。


「塩気」


いなくなったあなた

2人だった世界が

1人になった生き地獄の世界で

見えていた世界がシャッターで閉ざされ

無の次元へといざなわれた

さよならも言えてないよ

愛してたあなた

別の世界で寝ているうちに会えたらなぁー

生きている内に


目が合ってふざけ合って

それだけでボクは恋をしたんだ

あなたがいなくなった日まで

全力の想いで!

悴んだ手その動じぬ目は「どうしたの?」って

いないあなたに問いた

あなた無視したままで、涙しかあげられなかった


こんばんはあなた

この世と違った、生活(くらし)を営んでいる

あなたへ

ボクは今病んでいます

そちらへいくから

会いたくて…

間違った天使たちが

ボクにこう向かって

あの子のことを忘れなさいと


話し合って

ケンカもしてそしてボクら仲良くなったんだ

まるでボクの心もあなたとなくなったみたいで

死んだカラスも羽根を休めて

どこかへ羽ばたいてゆく


あなた写真しかいないから話も帰ってこない

ボクがいなくなったらまたふざけよう


目が合ってふざけ合って

それだけでボクは恋をしたんだ

あなたがいなくなった日まで

全力の想いで!

さよならも言えなかった夜でも

あなたならわかるでしょ?

振り絞った力で出た答え。

それでも生きてゆく

あなたのいないこの世界で

確かにあなたがいた世界で


「彼氏もいたことないけど、結構上出来じゃない?」と盛り上がって独り言も言った。


夜中の1:00自分の部屋で、ここはライブステージなんだと言い聞かせて、できた歌詞を歌ってみた。

ここには、お客さんがいて、私はステージの上。


「どうもー!それでは聴いてください!塩気!!」


サイレントでやってるつもりだった。


ガチャッ!

桜の部屋のドアが開く。

「いつまで起きてんの!うるさい!早く寝なさい。」

バタンッ!


マズイ、聴かれてた。

いきなり恥ずかしさが込み上げてきた。その日一日は家族のみんなも気を使い、桜もみんなと目を合わせることができなかった。



小倉桜の物語は続く。

好評でしたら、続編をやろうかな〜と思います。

しばらくは、本編をお楽しみください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。