excite天流寺総駕vs九藤三二一
一年振りの更新になってしまいました
腹が…減った…
天井を眺めながら総駕は空腹を耐える。
水をがぶ飲みしてフォースステージ1日目を凌いだーー現在
×月14日ーー夕方
孤独のグルメを思い出して余計に腹が減って来た。
腹が減ったってフレーズだけで絶大なイメージが湧き立つな
もうすぐ2日が経つ、、これ
、、普通に断食無理じゃね…
今更嘆く総駕
「一日で30ポイント勝手にマイナスされても、
条件は皆一緒だ、1日や2日じゃバトルポイントはそうは増えないもんな」
「大体のプレイヤーの初期バトルポイント220だとして、1人あたりの撃破時のポイントは160ぐらいか」
俺の340って数値には2日3日経って漸く更新するプレイヤーが出てくる。
本当に今更だが3日も食わなかったら体力が持たねぇーー頭も回らなくなる。
21時までなら配給所はやっている…
食うしかねえ!!
総駕は配給所に向かう。
ポイントが電子ホルダーの背面のロットをスマホで入力するとホルダー側に溜まる仕組みになっていた為ホルダーを持って移動。
位置情報がオンになった地点でホルダーにデッキをセットしないと警告音が鳴る。
デッキをセット完了
-standby-電子音が鳴る
位置情報がオンになる1㌔地点を突破、
配給所まで500メートルを切った。
だが目的地もう直ぐの所で煩く鳴るのはアラート音ーー
後方からの声が聞こえる
「タイムクリスタルセットアップ」
総駕のホルダーが震えだしアラートが大きくなる
-battle mode-
-battle mode-
-battle mode-
「くそッあとちょっとで飯だってのに!ーー
ーーうるせえッ!」
腹が減って完全にイライラしていた、後方に身体を向ける。
ーー電子音を黙らすようにデッキホルダー側面を叩く
「タイムクリスタルセットアップーー」
対面には1人の膨よかな老人、将棋の名人、 九藤三二一。
「「サバイブ」」
2人の掛け声が響く。
三二一は直後に会釈をしてから細い目と優しげな表情をする
「よろしくお願いします」
「あのおじいさんどっかで…」
総駕は既視感を覚えるがその正体は思い出せない、軽く頭を下げると細い目を開く三二一と目が合い覇気が全開になるのを感じとる。
"ゾワッ"っと震える。
-第1ターン- 三二一
「私のターン、クリスタルを解放し
サモン-盤王歩兵
長槍を携えた兵士
コスト1/パワー0
手札:5
-後攻1ターン-総駕
「クリスタルを開放しターン終了」
狙いは分からないが現状、歩兵を倒す事は出来ない。
-第2ターン- 三二一
「クリスタルを解放ターン終了」
-後攻2ターン-総駕
「将棋の歩兵…動きはないが今のうちに倒した方が良さそうだ」
将棋のルールを思い出すと歩兵は敵陣に乗り込んだら反転し金に変わる、強くなる事が想像出来る。
「その条件は分からないがゲームを早める!
クリスタル解放、更にクロックブースト」
総駕TC解放値3
「サモン スペードルフィンスリー」
パワー1000のイルカのモンスターが出現。
手札4枚。
ドルフィンならカウンターを食らってもそうはやられ無い!
「バトルだ、歩兵にアタック!」
ドルフィンが空中に飛び上がる、
その瞬間三二一が近くに落ちているカードを拾い上げ使用する
「クイックスペル リフレクター」
ドルフィンの姿を反射板が映し出し姿を歩兵に重ねる。
「これにより歩兵のパワーはバトル相手と同じになる、更に私は手札の盤王桂を捨て自分の駒をバトルの破壊から守る」
三二一の手札から跳ね馬が現れドルフィンのアタックをブロックする、その代わりに桂は破壊される。
三二一手札4
三二一 TC12▶️11。
総駕 TC12▶️11。
総駕のドルフィンは跳ね馬の桂と共に破壊されたのだ。
今の一手で総駕の表情が強張る
「なんだよあのおじいちゃん…強え」
三二一から強者のオーラを感じる
「これがクイックスペル…もうフォースステージに順応してるのか、それに今の一撃で思い出した」
こんなに将棋を強く感じさせたのは貴方しかいない
「将棋の名人九藤 三二一九段!!」
最年少でプロになり最高段位で引退、今は藤井名人が有名だが…俺でも分かる実力者だ。
「ほほほ私を知ってますか」
「知ってますよ、プロを引退して今度はカードですか…ーー」
「ーー私から闘いを取ったら何が残るといえよう」
三二一のプレッシャーがさらに上がるーー総駕も呼応するように心が熱くなり息を呑む
「操るのが将棋のカードとあれば貴方は最強でしょうね」
-第3ターン-三二一
「クリスタル解放!私もクロックブーストを使います」
手札2
「更にサモン ガーディアンモンスター盤王角行」
角を生やした兜を被る鎧武者が見参、DEF 1500
「更に私はTS持ち駒を使います
私の将棋モンスターが敵を打ち取って居ればカードを2枚引きます」
三二一手札2枚。
「ターン終了です」。
-後攻3ターン-総駕
アタックはされなかったが…歩兵を守る動きを感じる。
「クリスタル解放、更にTSワンペアを使用!ゲートを2枚公開してツードロー」
「サモンコスト4キャットクール」
猫のモンスターが出現、総駕手札4。
「サイコロを振りパワー上昇!」
ATK1400▶️1600、サイコロの目×100アップ
「よし、ギリギリだが角行を上回った」
しかも三二一んは直前に引いたカードだけ、カウンターリスクは少ない
「バトルだキャットクールで角行にアタック」
高速移動するキャットクールが角行を翻弄し撃破する。
三二一 TCstay11。
「角行はガーディアンモンスターの為バトルダメージは入りません」
「ターン終了」。
-第4ターン-三二一
「私のターン」
「盤面に4ターン生存した歩兵は進化する」
三二一が拳を握り両腕を腰元に構える
「ーー成⭐︎金!!」
歩兵は黄金輝く鎧を身に纏い、長剣を握る。
「現れよ盤王金将!!」
ATK3000
「本当に金に成った!?」
「歩兵は4ターン生存した時、デッキから金将のカードをトラッシュに送り、ステータスをコピーします」
盤王金将 ATK3000 コスト7
通常サモンできない、効果では場を離れない
ディメンションモンスターを破壊できる。
総駕の顔が引き攣る
「まじか…これ簡易ディメンションモンスターじゃないか」
「その通り」
「更にゲート盤王香車をオープンアップーー」
「ーー続けて同じく香車をサモン」
猛々しい鎧武者、槍と刀を併せ持つモンスターが出現する。
「ディメンションサモンーー」
三二一の宣言と共に2人の香車の剣技が空間を引き裂く
「ーー盤王玉将」
大太刀を担ぎ武将髭陣羽織を纏う大将軍が現れた。
盤王玉将」
ATK3000
三二一:手札1枚。
…盤石とはまさにこの事か、
効果では倒せない2体のパワー3000。
スターブレストタイゴンウォリアー/熊闇御堂 との戦いで掴んだ切り札を何としてでも出さなくてはーー
「切り抜けられるのか…」
手札に視線を落とし直後に総駕は走る
ーークイックスペルだ!
少しでもマージンを得るんだ
三二一は思考を読み即座にアタック
「頼みます金将!キャットクールにアタック」
更に総駕を追従しタプん タプんとお腹の肉を揺らす。
「まじかよっミームフクロウみたいな走りだ!!」
総駕と共に並走する猫のモンスターキャットクールが臨戦対戦になり体毛を逆立てる
「エッホ エッホ 走らなきゃ
クイックスペル拾わなきゃ」
「あった!クイックスペル!!」
総駕はカードを滑り込むように拾い上げる、その瞬間、黄金の残影を視認
「くっ…」
キャットクールは金将の長剣によって引き裂かれる。
キャットクールの胴体視力は猫同様人間を上回る、強大な力を持つ金将の瞬間移動さながらのスピードに対応するように総駕の盾になったのだ。
バキンッと総駕のクリスタルが砕けた
総駕 TC11▶️down10。
「!!キャットクール」
ーークイックスペルの能力を瞬間的に判断出来なかった。
キャットクール……俺の盾にルールに則ってなったけどあの挙動には情が湧く、普段スリリングな効果をしてるから余計にだ。
「…すまない」
総駕は玉将を見据える
息を整えた三二一が宣言
「玉将のアタック」
「TSディメンションシールド」
何とか攻撃を凌ぎ切ってターンが移る
-後攻4ターン-総駕
「スペーシャルゲートをオープンアップ
更にサモンクラブゲートファイブ」
ビリビリと空間に亀裂が走る
「行くぞディメンションサモン
プロダクションタイプver.フルアーマー」
光線銃とシールドを手に持つ装甲戦士が現る
「俺はTSトランプレッシャーを使用してver.フルアーマーにスペーシャルエクスカリバーキングのパワーの10分の1の力を与える」
プロダクションタイプver.フルアーマー
ATK2500>>up3800
総駕 手札:2+クイックスペル1
「まずは戦闘耐性が無い簡易ディメンションモンスターになってる金将を何とかするんだ」
「いけフルアーマー 盤王金将にアタックだレーザーブラスター」
盤王金将 ATK3000
VS
プロダクションタイプver.フルアーマー
ATKup3800
光線が迫る時、三二一は手札を捨てる
三二一のクリスタルが砕けた
三二一 TC11▶️10。
光線が収束し視界が鮮明になった時、総駕の目の前には二体の武将が仁王立ちで佇む。
「くっ…金将を破壊出来なかった
それが盤王玉将のエフェクトか」
「その通り、盤王玉将は場の盤王が場を離れる際代わりに他のバンオウを場か手札から破壊して身代わりに出来ます」
盤王玉将のパワーが上がった
ATK3000>up4000
今破壊されたのは盤王飛車ATK1000
「玉将は盤王が破壊されたならばそのパワーを得ます」
「何ッ⁉︎」
総駕が目を見開く…これじゃあ時が経てば経つほどに俺は不利になる
ジリジリとアドバンテージが付いていくイメージが浮かぶーー
ーーそして最後は圧倒的パワーを得た盤王玉将に粉砕される
-第5ターン-三二一
「カードをドローしこの瞬間に直前のターンに破壊された盤王飛車のエフェクト、
このカードが玉将によって破壊されたならば
盤王竜となり場に帰還します」
炎纏う竜人の武者が上空に現る
ATK1000
「更に盤王竜は相手の場にディメンションモンスターが居るならば復活した時に敵のクリスタルを2つ破壊します」
「なにっ」
竜人が矢を放ち総駕のクリスタルが射抜かれた
総駕 TC10⏩8。
「いきなり飛び道具かよ、本当に飛車見たいな動きだ」
「参ります!金将でフルアーマーにアタック」
三二一が正拳突きの構えをし金将が進軍。
フルアーマーが盾を前に突き出し金将の長剣を防いだ
総駕 TC 8▶️7
「フルアーマーのディメンションソウルを使い破壊を免れる」
「続いて玉将のアタック」
大太刀がブゥウンと音を出す
「フルアーマーの最後のソウルを使って破壊を免れるッ」
総駕 TC7▶️6。
フルアーマーの盾が砕け散り装甲は火花を散らす。
にやりと三二一が笑いターンが移る
「あの笑みはみふひんの次のターン王手…いや
積みって思ってんだろうな」
-後攻5ターン-総駕
「けどこんなギリギリはいつもの事だ!
勝負はこっからだ!」
「いくぜTSディメンションシフト!!
俺はフルアーマーのコストを+1して進化させる」
「こい!イムプルーヴドタイプVer.wing」
翼を手にし装甲が修復され頭頂部の角は鋭くなる。
ATK3400
「これで金将には勝てるが、みふひんの場には竜と手札は1枚か…先に周りから切り崩さないとダメな事は分かる」
「よしサモンだ!ダイヤフォーラム」
菱形の赤いダイヤのモンスターが現る。
総駕 手札1+クイックスペル
「まずはダイヤフォーラムで盤王竜にアタックだ」
ダイヤフォーラムATK1300
vs
盤王竜ATK1000
三二一が駆け出しカードを公開
「クイックスペルフォース発動ATK400をupさせます、これで返り討ちです!」
「俺もクイックスペルフォースを使う!
これで再び俺のアタックポイントが優勢だ」
ダイヤフォーラムATK1300▶️1700
vs
盤王竜1000▶️1400
高速回転するダイヤの塊が竜人を破壊する。
三二一 TC10>9。
「くぅ…確かに、彼はクイックスペルフォースは使うタイミングがなかった」
「しかし玉将は盤王竜が破壊された事で更にパワーを得ます」
玉将 ATK4000>5000
「身代わり効果を使わなくてもそのパワーアップが有効か」
「これであなたは玉将を超える事は不可能になって行く」
「確かにそのパワーは驚異的だが俺は目の前の壁を1手つずつ超えて行くだけだーー」
「ーいくぜイムプルーヴドタイプで金将にアタックだ!!」
イムプルーヴドタイプの光線銃から光の刀身が伸びる
ATK3000の金将はATK3400のイムプルーヴドタイプの光の刀に引き裂かれる。
三二一 TC9▶️8
総駕 TCstay6
「この瞬間!玉将は金将の力を得ます」
玉将のATKが8000となる。
ーー金将のスペックはディメンションモンスターだけど、ディメンションゾーンには行かないから追加ダメージは無しか…
必然的に長期戦になり玉将は益々強くなる、
術中通りになってるのを実感する。
-第6ターン-三二一
手札2枚
「行きます玉将でイムプルーブドタイプにアタックします」
「その瞬間イムプルーブドタイプはソウルを使って次の相手ターンまで場にいない扱いにするーーこれによってバトルを回避」
総駕 TCstay6
「ならば私はTS詰将棋を使います!」
ーーこれは私の玉将のアタックで相手のクリスタルが減らなかった時、直前のターンに破壊された盤王と同じステータスのモンスターをデッキから呼び出します。
三二一 の場に銀色に輝く鎧武者が現れた
「私は金将と同じATKを持つ盤王銀将を出します」
「銀将でダイヤフォーラムにアタック」
銀の弓矢がフィールドを走る
ダイヤフォーラムが砕け散る
総駕 TC6▶️5。
「ダイヤフォーラムが破壊された事で俺はカードを引く」
だが銀の矢によって砕けた赤いダイヤが色を失いくすむ
「残念ながら銀将はノーマルモンスターのエフェクトを無力化させます」
「なっ…」
総駕 手札stay1
…マズい、手札は同じ枚数だがタイムクリスタルと盤面が負けている。
-後攻6ターン-総駕
「ドローカード…ユクローバンビ」
あとはダブルターンオーバーを引ければ繋がる
「ターン終了」
-第7ターン-三二一
「私はタイムカウンターを使ってカードをドロー」
「サモンコスト3盤王桂」
ATK500の2枚目の跳ね馬が現れた。
三二一手札2枚
ーー彼は私の玉将を前に諦めた様子では無い
「まだ逆転を狙っているのでしょう」
イムプルーブドタイプはこのバトル中で有ればタイミングを選んで帰還出来る、逆転にはディメンションモンスターは必要不可欠なハズーー
「つまり貴方は玉将のアタックをクリスタルで受け、銀将に合わせイムプルーブドタイプを呼び出すつもりだ」
「だが私がノーマルモンスターの盤王桂からアタックしたならばイムプルーブドタイプを戻さざる得ない」
総駕 TC6
「…クリスタルでアタックを3度は受けられないしイムプルーブドタイプを玉将で取られても負けだ、良く読まれてる」
「その目論見も終わりです!
盤王桂でアタック」
「俺はイムプルーブドタイプを場に戻す!!」
跳ね馬がクリスタルに突進した瞬間、空間が裂け装甲戦士が立ちはだかる。
「バトルは中断です」
「盤王玉将でイムプルーブドタイプにアタック」
玉将ATK8000
「俺はTSトランフォースシールドを使ってアタックを無効にする」
「⁉︎アタック無効があったのか」
残る銀将はノーマルモンスターATK3000、
イムプルーブドタイプには敵わない。
三二一手札2枚
ターンが切り替わる。
-後攻7ターン-総駕
「ドローーッ」
一眼ドローカードを目視し間髪入れず宣言
「タイムカウンターを使い追加ドローするーー」
「ーー更にトラッシュにあるトランフォースシールドのエフェクトによりデッキからスペードリーマーハートラウムセブンを加える」
総駕 手札4枚
「俺はスペードリーマーハートラウムセブンを捨てデッキからシックスペードラゴンを加える、そのエフェクトによりコストを無視して使役する事が出来る」
「サモン!シックスペードラゴン」
ATK2400、背中の連なる骨盤と尻尾の選択肢がスペード模様の竜が現れた。
「バトル!シックスペードラゴンで盤王桂にアタック」
テールアタックが炸裂、跳ね馬が空中で爆散。
三二一 TC8▶️7。
「シックスペードラゴンはアタックしたならばカードを1枚ドローできる」
総駕 手札4枚。
盤王玉将ATK8000⏩up8500
「行けっイムプルーブドタイプ!盤王銀将にアタック!」
銀将が矢を放つがイムプルーブドタイプは轟音と共に矢を諸共せず突き進み拳を叩き込んだ。
三二一 TC7▶️6
盤王玉将ATK8500⏩11500
遂に玉将のパワーが一万を超えた。
三二一 を追い詰めても玉将が強くなる、一心同体の力。
-第8ターン-三二一
「バトル!玉将でイムプルーブドタイプに攻撃」
拳を突き出す三二一と連動するように玉将が大太刀を振う。
「STS発動ーー」
総駕 手札4>3
「なにっ!」
総駕の手に輝くカード
「カイロスの切断ーーSTSはゲーム中1度しか使えない、このカードは相手のディメンションモンスターの付与された能力を1ターン前に戻しパワーも元々の数値に戻す。そして自分のDMのDSが減少しているならこのカードがディメンションソウルとなる」
イムプルーブドタイプのDSが1つになる。
玉将のパワーがみるみる下がってゆく
ATK11500⏩down⏩down3000
イムプルーブドタイプのシールドが大太刀を弾く
「イムプルーブドタイプのATKは3400
これで逆転だぜ!」
三二一が笑みを浮かべて目を見開きカードを捌く
「私も発動!STSーー」
「なっ!まじかよッ⁉︎」
「手札を一枚捨て発動!"差し直し"これにより玉将のATKをこのゲーム中の最高打点に戻す事が出来ます」
玉将の力が戻り大太刀をもう一度振り下ろしイムプルーブドタイプの盾を破壊して吹き飛ばす。
三二一手札1枚。
バキンッ
総駕 TC5▶️残り4。
凄まじい斬撃に総駕は靴底を擦り減らす攻撃を堪える「クッーーこのっ負けず嫌いがァァア」
イムプルーブドタイプは再びソウルが0になり疲弊した様子を見せる。
ハァッ… ハァッ…
「やべぇ…このままじゃ、、、」
スターブレストタイゴンウォリアーだけじゃあの玉将を3回も破壊できねえ、それに三二一の手札がある限り代わりの駒が身代わりになって王手にならない。
カイロスの切断でパワーを元に戻す事が必要不可欠だった…くそっ負けず嫌いにも程があんだよ「あんのジジイ」
総駕は眉間に皺寄せカードを引く
-後攻8ターン-総駕
「よしッ…ストレートに決めるぜ」
「ん?」
「あんたが将棋の戦い方を見せるなら俺はトランプのカードのコンボで打ち破る!」
「俺は2枚目のスペードリーマーハートラウムセブンを使ってデッキからダイヤルブーツーを手札に加える」
「そしてダイヤルブーツーのエフェクトにより
場のトランナイトであるシックスペードラゴンを2回攻撃を可能にする」
「何の意味が⁉︎」
「行くぞシックスペードラゴンで盤王玉将にアタック」
炎のブレスが放たれるが玉将の大太刀の一振りがそれを引き裂き、斬撃波がシックスペードラゴンに迫る。
バキンッ
総駕 TC4▶️3
「俺はTSトランペアレントによってシックスペードラゴンの破壊を免れる、
更にドラゴンが攻撃した事により1枚カードをドローそして戦った相手がディメンションモンスターならそのソウルを1枚取り除く」
「それが狙いか⁉︎」
三二一に緊張が走る
「更に行くぜ、シックスペードラゴンでもう一度玉将にアタックだ!」
シックスペードラゴンは攻撃を繰り出すが返り討ちに遭う、だが炎のブレスは玉将の周りを燃やしてその精神力を削った。
玉将のディメンションソウルが0になる。
総駕 TC3▶️2/手札up4枚
「私の玉将の魂を自らの命を犠牲に奪ったか、その上シックスペードラゴンで手札を減らさず…手強い」
…ーーしかしこのパワー11500の玉将をどう突破する気だ--
三二一の心情に総駕は答えるようにカードを繰り出す
「FTSダブルターンオーバーを使用、俺は手札のユクローバンビと場のイムプルーブドタイプを重ねて更なるディメンションモンスターを呼び出す」
上空から唸る排気音が聞こえる
「来い!スペシャルディメンションサモンーー」
急直下でそれは現れる。
姿を捉えた時、次の瞬きの間にそれは玉将にボディーブローをかます。
「ーーStarrBrestTIGON Warrior」
ATK3100⏩⏩⏩up18100
StarrBrestTIGON Warrior
三二一はその圧倒的な力に驚愕する
「そんなっパワーが18100⁉︎どうなっている」
「Brest≫≫
≫≫Fist」
二足歩行の装甲獣戦士が殴り抜ける…
拳、背中、腰、足と全身の配管から爆発的エネルギーが噴出した。
バキンッ
三二一 TC6▶️5。
「私は歩兵を手札から捨て玉将を場に留めます」
三二一の心拍数が急上昇する…
三二一手札0。
炎のレールが浮かび上がりターンが切り替わる。
タイゴンウォリアーのパワーが3100に戻る。
-第9ターン-三二一
「私のターン」
私が引いたのはバンオウカードでは無い…
ディメンションシールド。
「ここは玉将でシックスペードラゴンにアタックです!」
玉将の圧倒的なパワー11500によってシックスペードラゴンは粉砕。
バキンッ
総駕 TC2▶️rust 1。
三二一はタイゴンウォリアーの凄まじいパワーの上昇を警戒。
「キミも私の玉将に迂闊にアタック出来ないハズだーー」
ーータイムクリスタルは私が有利。
次のターン彼が膠着し次の私のターンがくれば私がバンオウカードを引けば流れは逆に傾く。
「ターン終了」
総駕にターンが移るーーその時だった-battle mode-
-battle mode-
-battle mode-
「タイムクリスタルセットアップ」
第三者の介入…
ずっと前にも登場した三二一さんでしたが、丁度この対戦を書いている時イメージしていた将棋のプロがお亡くなりました、本当はもう少し早く書き上げる対戦カードの予定でしたがリスペクトもありどうしても熱い戦いにせねばと力が入りました。
名人の話ですがエンタメでお金を稼ぐ事は魅力的ですが、それだけ難しくプロは応援されるだけの人格者である必要もあるかと思います。
その中で将棋の名人に歴代で若くしてなって、誰もが知る知名度のプロでいると言う事は本当に凄い事だなと、カードゲームにもいつかそんな時代や知名度を持つ方が現れたら良いなとそんな願いがあります。




