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零烈讃歌  作者: 茉莉花
第1幕 腐敗と再生
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1-5 淡き桜と芸術の街「游楽街」

游楽街は元々、遊郭を中心とした街であった。

しかし、「悟性の神」海月が即位してからは、遊郭は全て取り壊され、遊郭の代わりに各々が自由に己を表現できる芸術の街へと変化した。

游楽街で最も有名な芸術が、「桜庭館」の舞台劇である。

何といっても「桜庭館」は神である海月がオーナーなのだ。

知名度はもちろんのこと、三大役者を中心とした華々しく、時には質素な演劇は見る者を虜にする。


海月は他の神との交流を好まない神だ。

しかし、現代の神の中で…いや、歴史上のどの神よりも彼女は最も長く神座を維持している。

それは、単に彼女が強いだけではない。

この街を根本から変え、現在の美しい姿を維持している彼女への一種の敬意なのかもしれない。

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