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2115年に生きる者たち  作者: 斗毛利大
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第28話 ゾンビの心

第28話 ゾンビの心


(ナ):エリスとは何者か、貴哉の無言の意味。


(龍):そうか。なら、お前さんはどう思う?

(貴):(……。)

(戸):貴哉くん?

(貴):(さて、どうしたら良いのだろうか。)

ちょっと待ってください。

(龍):あぁ?お前さんはこいつを入れるのか?

(戸):ちょっと待ってあげて。

(龍):ちっ!

(貴):(……。なぜだろうか。俺はエリスさんに

一目惚れしたのだろうか。俺はゾンビだぞ?)

よし。入れよう。

(入れてみて、後でも排除はできる。)

(エ):ちょっと待ってください!なぜゾンビが

いるのに何もしないのですか![貴哉に武器を

向ける]

(龍):何をしようとしてる?[竹刀をエリスに

向ける]

(戸):貴哉くんをゾンビ扱いするな。[鉄パイプをエリスに向ける]

(エ):よく考えてください!彼は……。

(龍):[エリスの言葉を遮る]よく考えるのは

貴様の方だ!

(エ):なっ…。

(戸):よくみてください!彼も人間です。

(貴):ええ。人間ですよ。ただ少し強いだけ

です。

(龍):それで?どうするのか決まったのか?

(貴):その前に一つ聞きたいことがあります。

(龍):あぁ。なるほどな。

(エ):あ、はい。(一体何を考えているの

だろうか。)

(貴):渋野木の居場所知ってますか?

(皆):!?!?!?

(龍):お前さん何を聞いてる?

(貴):エリスさんのような特殊戦闘員なら、

捜索能力も高いはずです。なら、おおよその

居場所は分かっているのではないですか?

(戸):分かっているならとっくにやってる

でしょう?

(貴):いや、無理ですね。特殊戦闘員とはいえ、

たった1人です。ザコゾンビ相手なら

数十体いても良いでしょうが、渋野木の横に

いるのは恐らくこの前あった怪物の比

ではないでしょう。しかも一体ではなく、

十体弱。いえ、もしかしたらもっといるかも

しれません。それを分かった上でやりますか?

(龍):……。た、確かにな。そんな無謀なことは自殺と変わらねぇ。

(エ):ええ。そうですね。

(龍):それで?場所は分かってるのか?

(エ):ええ。ここから約500m先です。

(戸):思ったよりは近いか。

(貴):なら、連れて行きましょう。

(エ):あ、はい。わかりました。


(ナ):こうしてエリスを連れて行く事になった

一行。気になる貴哉の心の揺れ。そして

迫る渋野木!次回2115年に生きる者たち

第29話 ウェルカムバトル。


第28話 完

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