第10話 変なゾンビ
第10話 変なゾンビ
(紗):あれ何?なんか変な動きしてる。
(愛):本当だ。確かに変だ。
(貴):何なんだろう?
変なゾンビ(変ゾ):ギギギ!ギギ!
(戸):鳴き声も変だ。
(龍):とりあえずゾンビなのには変わりねぇ。
倒すぞ。
(彩):ちょっと待ってください。少し
見ましょう。
(龍):あ?なんで見んだよ!どう見てもゾンビ
じゃあねぇか。
(貴):俺も見た方が良いと思います。
(龍):仕方ない。お前さんが言うなら待とう。
(変ゾ):ギギギ?ギギ!ギギッギギギ!
(貴):こっちに気づいた!
(戸):襲って来ないのか?
(変ゾ):♪ギーギギ♪ギーギギ♪
(皆):(なんか歌ってる?)
(龍):こいつおかし過ぎる。もう、倒すぞ。
(貴):待ってください。まだ何かありそう
です。
(龍):あ?……。分かった。待つよ。
(変ゾ):ギギギッギー。ギーギギギ。
オ、オレ。ゾ、ゾンビ。
(皆):(しゃっ、喋った!)
(龍):こりゃあもう倒して良いよな?
このままにしておくのは危険だ。
(貴):仕方ありません。
(変ゾ):ギ!ギギギ!ギ。
(龍):よし!変なのは消えた。弱いやつで
助かった。強けりゃゾンビ小僧に頼まなきゃ
いけねぇからな。
(貴):別に良いですよ。気遣いなんて。
(龍):そうじゃあねぇ。小僧に任せるなんて
龍崎會會長としてプライドが許さねぇ。
(貴):まあ、そうですね。
(龍):お前さんが強いのは十分理解してる。
だからって何でもお前さんに任せるのは、
嫌なんでな。
(貴):そうですね。
(ナ):一体何だったんだろうか。あのゾンビ。
鳴き声がギギ!って。あとちょっとだけ
喋った。でも渋野木の研究のゾンビとは
少し違う気もする。突然変異だろうか。
まだまだ遠い、渋野木の研究所。
後18570km。次回、2115年に生きる者たち
第11話、ゾンビのいない日。
第10話 完




