真実
「死なないで!」
気がつくと、病院で運ばれていて治療をされていた。
あの日から1週間たってもうみんな卒業していてもう俺は一体何をしているんだっと思った。
その次の日にサプライズで病院で卒業式をしてくれた、嬉しかった。
でも、その後ろにいた幽霊少女は泣いていた。
さらに次の日は退院の日で退院すると抱きついてきた。幽霊で透けているはずなのに、実体化するぐらい嬉しかったのかもしれなかったかも。
家に帰って、
「お前、事故じゃないだろ。」
「事故だって。」
「噓だろ。」
「撃たれて分かったんだ。」
「もう隠せないね。」
「あなたを撃った犯人と私を殺した犯人とが一緒で・・・。」
「私ねもういいの。犯人をうらんでいるわけではなかったから。」
「俺なあお前が初めてではないんだ。5人目なんだけど、今まで4回すべて俺は、危ない目に遭ったから・・・」
「それから俺はもうあんなことになるのは嫌だから避けていたけど。」
「もしかして、私・・・邪魔だった。」
「それだったらもう一緒にいられないね。」
「助けるって約束したのに・・・。」
「そのことならもういいよ。あなた、友達が私のことが見えることを隠していたでしょ。」
「話すつもりだったって。」
「話して説得したから安心できた。」
と言うと、家を出てそれ以来会っていない。しかし、収穫もあった犯人はアメリカにいるという情報があったからアメリカに行って終わらすと心に決めた。




