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お外絶対危険デンジャラス

「ぷはアアア死ぬかと思った!」


瓦礫の中から現れたのは、俺。


「勢い余って洞窟丸々ぶっ壊しちまったぜ」


見渡す限り瓦礫の山。これを自分がしたのか?


「うーんこれは最強」


もろちん爆発の影響で早速服は全て無くなった。今残っている服はブリーフと靴下だけだ。


「さて、それでここはどこだ?」


そういえば本の中に地図があったな。


なぜか机や石の棺などは全く壊れておらず、そのうえにあった諸々も無事どころか全く動いていない。


「えーっと、なになに?ここは蠢きの森と言って魔物のひしめく伏魔殿って何言ってんだオメエ!」


初期湧きが終わってるぅ


「って、そんなこと言ってる暇ねえぞ。こんなパンツと靴下だけじゃマジで危険が危ない」


まずいな。本当にどうする?


ガサガサッ


森の奥の方から物音が聞こえた。


「おいおい、早速お出ましかよ」


草むらをかき分けて出てきたのは緑色の醜悪な怪物、俗に言うゴブリンだった。


同時に4匹。そのうえ武器も持ってやがる。右からナイフ、剣、弓、木の棒か…


「ってその並びのなかで木の棒!?いじめか?いじめなのか?」


「キイイイ!」


そんなツッコミを聞いてくれるはずもなく早速襲ってきやがった!


「そっちがその気ならこっちもその気だよ!オラッ!」


一番身軽なナイフ持ちが奇声を上げながら襲いかかってくる。


「キシャアアア!」


「よいしょお!」


その顔面に本を投げつけ、ひるんでいる隙に腹パンを決めた。


「ッグ、グブゥ゙」


ナイフ持ちは白目を剥いてダウン。続けて剣持ちが突っ込んできた。


「ウオッ!そんな危ないもん振り回すんじゃねえ!」


中々に剣捌きが鋭く、なんとか紙一重で攻撃を避けきる。そしてすかさず腹パン。


「ゲボガッ゙」


剣持ちもダウン。すると同時に頬を矢がかすめた。


「いってエエエ!!テメエ!」


再び矢をつがえる前に接近して腹パンをかます。今度はうめき声すら上げずにダウンした。


そして残ったのは木の棒をもったやつだけだ。


「後はテメエだけだな」


「キ、キエェエ…」


どう見たってただの木の棒だが、ここは異世界。どうせ魔法の杖とかで前の3匹より強いんだろ?


「ほら、早くかかってこいよ」


「キ、キ、キエェェ…」


…魔法を使わないどころか一向に攻めてこないぞ?それどころか木の棒を必死に抱きかかえ目に涙を浮かべている。


「えーっと、」


スタスタスタ、パシッ、ボキッ


「キ、キ、キエェン…」


近づいて木の棒を奪って目の前でへし折った。


「キエ、キエ、キエエエエエエン、エンエンエン」


そしたら泣き出した。


「いや本当にただの木の棒!?もしかして本当にいじめられただけなのかお前!?」


「そうです。でも愛着もあったのにぃ」


「喋れるんかい!?」


なんか喋りだした。嘘だろ?さっきまでキエエとか言語と言うか鳴き声みたいな声しか出してなかったやん。


「はいもちろんしゃべれます。生ムメ生モミ生ままご、隣の柿はよく柿食う柿だ」


「全部噛んでるし客が柿になってるうえに共食いしてんじゃねえか!それはもはやわざとだろ!」


「それは失礼しまみた」


「いやお前そのネタして良い面してねえから!謝れ!?」


ック、このままじゃ超えなくていい一線を越えてしまいそうだ。一旦休憩!


3話目にして突然ですが更新は不定期です。大した内容じゃないので更新は割と早い…と思う。思いますよ?

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