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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第三章 これが私の異世界デビュー!
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悪人と少女

雪の中初投稿です。



無駄に明るい室内。

どこかはわからない。連れてこられた時は気絶していたのだ。だから道のりもわからない。

目の前には椅子に座りなんかよくわからないカードゲームをしている黒服の男たち。


「うぅ……!!うーー!!」


私は口に縄を噛ませられて声が出せない。

手と足を縛るロープも固くほどけそうにない…体育座りのまま立ち上がることもできない。

さらにピストルも落っことした。今は目の前の机に置かれている。こいつらはピストルが何かを理解できていないようだ。まぁ、そこはラッキー。いやいや!そんなラッキーはどうでもいいから!


私が暴れているとカエル男が部屋に入って来た。

カエル男は気持ち悪い目で私を見る。


「げひひ…逃げれると思うなよ?俺たちを誰だと思ってる?ラヴェリアファミリーだぞ?」


カエル男は私の目線までしゃがんだ。

近寄られるとなおのこと気持ち悪い…

さらにヌメヌメしてそうな手で私の頬をなでる…一瞬で鳥肌が立つ。

あぁ!いろいろと気持ち悪い!!


「アニキ、そいつめっちゃ怖いですぜ。おれ指噛まれましたよ!ほら」


カードで遊んでいた黒服がカエル男へ向かって包帯の巻かれた手を見せる。


「黙ってろ!てめぇはいつもドアで手を挟むじゃねぇか!それと同じだ!注意力がたりねぇ」


カエル男は黒服にそう言うと、ニタリと笑った。

そして私の口の縄を解いた。


「はぐっ!」

「いでぇぇぇ!!」


私はおもいっきり手を噛んでやった。

うぇ、気持ち悪…でもこんぐらいでは気が済まないほどこのカエル男には恨みがある。

私をこんな扱いするなんて許さない!

ちなみに手を怪我した黒服は私を後ろから殴ったやつだ。制裁。


「私をどうするつもり!?なんも持ってないよ!」


カエル男は手を抑えながら、それでもにやけた顔で私を見る。

あ、これは、つまりそういう…


「お前がいりゃいいんだよ!異世界人!」


ひぃぃ!!やっぱ体目当て!?てか、異世界から来たってバレてるー!


「お前、可愛いしなぁ。普通でも高値で売れるだろうなぁ。それが異世界人となりゃ何倍?何十倍?いいや、何千倍だって売れる!」


カエル男とともに後ろの黒服たちも笑う。

くそ、こいつら…人身売買の常習犯か。どこまでもゲスな奴らだ。


「この武器だって異世界のだろ?」


カエル男は机の上のピストルを持つ。

ヤバイ。奪われたうえに扱えるとなるといろいろとやっかいだ…


「どうやって使うんだろな?お前らわかるか?」

「わかんね」

「アニキがダメならうちらじゃダメっす」


カエル男たちはピストルの仕組み解明のためになにやら盛り上がり始めた。

うーん、ピストル大人気。

あ、そういえば他の武器は?

PLDは馬車の中。アサルトライフルも同様。グレネードは…あ、床に落ちてるのが見える。


そうだ…私のプレイしていたFPSにはまだ装備がある。最も基本的な装備。

私は自分のブーツを見る。靴や服まで脱がされなかったのは幸いだった。ブーツにはちゃんとあれが取り付けられたままだった。


私は頑張ってなんとかブーツの鞘に手をかけた。

ピストルに夢中なカエル男は私の行動に気づいていない!チャンス!


私はブーツからそれを静かに抜いた。

とっておきの近接武器、ブーツナイフを。



初投稿でした。

噛まれた手下の黒服はムナ・カルナトレ。

妻がいますがバカな夫に愛想を尽かしています。

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