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君たち強すぎでしょ

 ……良かった、魔物に出くわさないで出口に辿り着けた。

 あの二人……まさかここで待ってるとか?


 ロアルが周囲を見渡すと、洞窟の入り口に二人の影が見えた。


「やっぱり……」

 バグで仕方ないとはいえ……。俺はね、さすがにイライラしてるよ?


 ロアルが洞窟の外へ一歩踏み出すと、二人は何事もなかったかのように会話を開始した。


「地上に出てきたわね、ようやく」


「太陽が眩しいね」


「これであの見習い召喚士も、フェニックスをいたずらに召喚したりしないでしょう」


「良かった。また一つ解決だね」


 これ本当は一緒に出てきて、話してる流れだよね?

 やはりあれは完全にバグだったよね?なんならもう最初のほうからおかしいよね?


「そうね、私たちの努力が実を結んだのよ」

 君たち何もしてないでしょ?そして俺の努力も知らないでしょ?


「……そういえばロアル、大丈夫?」

 いや、すごいケガしたわ。もう瀕死も瀕死よ。


「大丈夫じゃないからさ、回復して」


「……そうだったね、さっきの戦闘後に回復してあげたんだったね。

こうやって、バトルの後は回復するのが基本だものね」


 いや、してもらってないですけど?しかもまだチュートリアル的なこと言ってるよ?

 ついに幼女ちゃんまでおかしいこと言い始めたんだが?


「でもさすがに少し疲れたし、一度町に戻って態勢を整えましょうよ」


「そのほうがいいね」


「じゃあさ、またドラゴンに乗ってひとっとびしたらいいんじゃないの?」

 またスルーされるかな?


「……そうね。さっきは気が付かなかったけど、どうやらこの道中にも魔物がいたようね。

倒してレベルを少しでも上げながら町に向かうことにしましょう」

 安定のスルー。


「そうだね。ロアルはまだ経験不足、レベルが心もとないもんね」


 さっきの死闘で5も上がったわ。


「ほら、あそこにスライムがいるわよ?」


 ……ってちょっ、草原に魔物出るようなってるじゃん。来る前はいなかったでしょ?

 やっぱチュートリアル的なの、まだ続いてたのか。


「ところで俺が洞窟で一人取り残されたことについて、知っていますか?」


「……そうね。戦ってレベルを上げてスキルを振りましょうね。

そしたら新しい魔法や技能を覚えて強くなれるはずよ」

 はいはい。

 これは俺が何を言ってもスルーですね。わかりましたよ。

 もうね、薄々気づいてたけどね。これは戦闘でね、憂さ晴らししますよ。


 もうさ、ちょっとぐらい痛めつけられればいいんだよ。


 スライムの攻撃。ルビアに1のダメージ。

 アイラの攻撃。スライムに115のダメージ。スライムは散った。

 この辺の魔物、よっわ。



 簡易ステータスが見れるようになったけどさ。いや……君たち強すぎでしょ。


 ルビア

 レベル42

 職業、ハイクラス召喚士。

 装備、氷結のロッド、煌めきのローブ白。

 習得スキルは氷の魔法中級とサポート魔法と召喚術レベル5。


 アイラ

 レベル30

 職業、ハイクラス魔物使い。

 装備、グレネードアックス、煌めきのアーマー緑。

 習得スキルは魔物使いレベル5と上級回復魔法。


 ロアル

 レベル7

 職業、見習い召喚士。

 装備、見習いの杖、見習いローブ。

 習得スキルは炎の初級魔法と召喚術レベル1。


 こんなじゃん?もう二人だけで戦闘が即終わっちゃうよね。

 これだけ離れてたらさ、いつか絶対抜けちゃうの見え見えだよね。

 まあもともと数週間の約束だけどさ。


 とりあえず俺のスキル振るか……。

 何に振るか迷うな。すごい選択肢あるんだけど、ここだけ自由度高すぎない?

 召喚士なのに、剣スキルとか色んな魔法スキルとか上げれるんですけど?


 ロアルたちは戦闘をしながら町に向かい、ロアルはレベルが8に上がった。

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