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週休二日の裁量労働制って本当ですか?  ~異世界は後輩といっしょ~  作者: 事業開発室長
引っ越し先を内見しただけなのに

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1-2「3人娘の見目」

光がはじけ、逆光で3つの人型らしきシルエットが見える

徐々に明度が落ちて人型というか全容がはっきり見えた


1体目はすらっとした女性

赤のロングヘアーをポニーテールのようにまとめている

その顔はめっちゃ小さくまるで8頭身モデルのごときスレンダー美女

虹彩は金色なのか?少し光って見える


2体目はこれまた女性

背が小さく150cmくらいか?

ただ手足の筋肉がかなり発達して、アスリートというよりボディビルダーのごときメリハリボディ

髪は肩くらいまでの金髪をサイドで留めてる

虹彩は赤く目自体が大きい


3体目はすらっとした男性

これまた1体目のような体形でぱっと見には女性にも見えるような細さだ

ウェーブががってボリュームのあるショートは深い藍色に見えるか

銀の虹彩だが瞳孔は猫のように見える金色だ


3体とも地球上の人間ではまず見ないであろう組み合わせ


JCが口を開く


『髪の長いのは賢者だよぉ

知識量と思考力は多分この世界でもトップクラスだねぇ

背の小さい金髪のは元妖精王だねぇ


こっちはそのまま妖精の王だけど先代だから影響力自体はそれなりかなぁ

髪の短いのは執事だねぇ


どこの執事だったかは言えないけどぉ、()だったから生活の困りごととかはお手の物だと思うよぉ?

しっかし、見事にみんな女性だねぇ?』


は?

執事と紹介されたのも女性だったのか??

口に出したり自己紹介とかする前に知れてよかったわぁ

思い込みはトラブルの元だ、くわばらくわばら


でもJCには筒抜けだからか、こっちを見て少しニヤついた気がするのは気のせいか?


「どういうのイメージしたの?」


後輩に聞いてみる


「えっと、異世界物ってハーレムなのがお約束じゃないですか?だからそう思っただけなんですけどね

いえいえ、男女比率が偏ってるからってこちらの生活で男性を軽んじるつもりはありませんよ?ええ」


なんか怪しいと思うのは気のせいか?


まあ、女性が嫌いなわけはなく余程でなければ楽しいのだろうが

それよりぱぱっと手配してくれたのはいいのだがどういう人?ゴーレム?になってるのか全く分からないのだけど?


『細かいことは抜きにして、君のイメージでとりあえず生体としてかなり強度のある体を作ってみたよぉ

いろんな能力はさておき、君らがこっちにいてくれる3年間はトラブルなくサポートしてくれる程度にはいろんな意味で強くなったはずだねぇ


それと彼女らは能力や魂、性別もそのままで体を新生した形になるから魂と体、魔法体がなじむまではちょおっと不自由があるかもねぇ』


魔法体?

魂とか新生した体はまだしも魔法体ってなんだ?


『生物って基本的にはね、器となる肉体と生物の個として統括する魂、そして肉体と魂を形を同じくして繋ぎ留める魔法体の3つで構成されてるんだよぉ

本来生物が生まれるとこの3つが組み合わされてくるけど、生まれてすぐはどんな生物でも親と同じ能力は出せないよねぇ?

親になるまでの期間ってのがその3つがなじむのに必要な期間なんだねぇ

君ら人間は人に寄るけど10年以上で大人の体になるよねぇ?あれがなじんだってことなんだよぉ

だけど今回は生まれたわけではなく新たに作った体と肉体が滅んだ魂、それと一緒だった魔法体を使って人を創造するわけ

本来10数年かかる3つのなじみが普通にはできないんだよねぇ

創った体は特殊だから魂と魔法体に合わせるようになってるからさ、結構早いうちに全部能力がつかえるようになるよぉ』


わかるようなわからないような・・・・


『・・・・多分、ね』


なんか言ったか?JC


『ああ、それと

君ら二人には幽体ってのがあるんだけどさぁ、それだと魔法が使えないんだよねぇ

魔法体って魂と肉体を繋いで魔法で使う魔素を体内や周囲から引き出すからさぁ、ない君たちは魔法使えないままなんだよねぇ』


これか、あのおねえさんが言ってたのって

生物としての構成が違ったらそりゃ能力もかわるわね


『それでさぁ、少し変換作業すればいいんだけど大丈夫かなぁ?』


毎度のごとく後輩と顔を見合わすと、「どうぞ」とばかりに手を出された


「それ、変換した場合って元の世界に戻る時問題にならない?」


『大丈夫だよぉ、君らの世界に魔力の素そのものがないからどっちにしても魔法も魔術も使えないんだよねぇ』


「変換してデメリットは?戻った時にデメリットない?変換をまた変換して戻すことは?」


変更工事するなら不具合出た場合に戻せるようにスタンバイしておくのは大事

聞いておかないと何かあった時自分だけでなく後輩くんにも被害が及ぶんだから確認は必要


『大丈夫大丈夫ぅ

互換性あるからほんとに魔力と魔術使えるように書き加えるだけなんだからさぁ

ダメならその書いたのを消すだけだよぉ』


なんかプログラムの仕様追加にソース書き足したり消したりと簡単に言うなぁ


デメリットなければ問題ないか、ってより魔法などが使えないほうがデメリットじゃない?


「魔法は必須だよね?」


後輩に聞いてみた


「当然!せっかく3年も異世界行くのに何が悲しくて無能力で生きていくんですか!!」


あれ?君キャラ変わってないか??


「なんか気合い入ってない???」


「当然です!」


後輩は腕組みして仁王立ちしてこう言った


「私は!!!」


胸をそらしてこう続けた


「魔法少女にあこがれてたんですから!」


沈黙が静かに流れた

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