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寂しがり屋は転生する

ネタは思いついても何事も上手く進まないもの。

全く書き進まない。でもやっぱり楽しい。


ーーー僕は、なんの変哲も無いただの人間だったと思う。

顔も特別良いわけじゃ無いし、勉強も平均的。

おまけに性格も大半が認めるお人好しだ。人に恨まれるようなことは一切していない。

ーーーならばどうして僕は、今通り魔に刺されているのだろうか。

神様なんているのだろうか。居るならどうしてこんな意地悪をするのだろうか。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


目が覚めるとそこには見慣れない場所だった。

豪華なシャンデリアが見える。

そしてメイドと思われる人々が僕の目の前に立っている。

コスプレ…ではなさそうだ。

というか僕は確かに死んだ筈だ。となると天国…いや、異世界転生…というものかもしれない。

「あぅ…」

『きゃあああ!坊っちゃまが御喋りになりましたわ!』

『叫ぶな!坊っちゃんが驚かれているだろう!』

『貴女も充分煩いですよ……』

足音が聞こえ、扉が開いた。大きい音がして見てみると、如何にも貴族と言える様な綺麗な服を着た男性がいた。

男性は服や息が乱れていた。おそらく走ってきたのだろう。

『ようやく、生まれたのか……!!!』

『ええ、あなた……』

そして彼は僕を抱きしめて、こう言った。

『お前の名は今日からロイドだ!』


ーーーーーーーーーーーーーーー


というわけで僕の名前はロイドらしい。

なんともまあ異世界ものでは定番すぎる名前でしょうか。

もっとカッコいいのでもよかったのに。アルフレッドとか。確か精霊の助言…だった気がする。

『おぼっちゃま、絵本ですよ〜』

「えほん!だいすき!」

子供と言えば絵本が好き。

子供っぽいこと言っとけばいいだろ。





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