いつかの続き
どうして、こんなことになったのかと思うが、両者望んだことだった。
子どもの頃は近所のお姉さんで、思春期頃には同年代の女性として意識していた。『結婚しよう』って言いながらキスをせがんだりして。
大人になって、その続きをしようということになった。
ホウセンカと幼女がどうのこうのなんて話をしたような……
裸のシズクは幼女などではなかった。
「シズク、一緒に住もうよ」
リューオスはシズクの頭を撫でる。
シズクは嬉しそうだった。
「少し眠ってもいい?」
「うん。俺も少し休む」
リューオスの腕の中でシズクは眠りはじめた。
リューオスはその寝顔を見ていた。
* * *
「私、魔法使いの国でごまちゃんに会って、それで翼のないあなたのことを思い出して……あ、あなた、お名前なんだっけ?」
「タツキ」
「タツキとヤイノはお友達なの?」
スティナは、ヤイノの方を向く。
「兄弟だよ」
「二人とも翼があってかっこいいね」
かっこいいという言葉に、ヤイノはでれでれになった。
「シムに会って、どんな話したの?」
とはタツキ。
タツキはシムのこと、どんなことでもいいから聞きたかった。
「なんだっけなー……?」
スティナは首を傾げた。
「瓜二つの男の子がいてその子にすごく親切にしてもらって、ごまちゃんを召喚したらエルフの森に送ってもらったの」
「………?」
スティナの説明に、今度はタツキが首を傾げた。
でもわからないなりに、気になることがあった。
「シムに瓜二つの子がいたの?」
「うん」
「その子の名前は?」
「シーザー。あ、その子ね、本名がシーザー・レイ・ラングで、私がスティナ・レイ・アルフだから、同じレイって名前なの」
「……レイ? いい名前だね」
「うん!」
スティナは笑顔だ。
それからのタツキはずっと、シムに瓜二つだというレイという子のことが気になっていた。
ヤイノは、弟が目の前のレイという女の子が気になっていると思った……




