【現実世界にできたダンジョンで気が付いたら最強の死霊神になっていた戦闘狂の話】
「さて、じゃあ領域ってのをせっかくだし作ってみるか」
辺りを見渡す。結構領域があるし、歩きながら良さげな場所を探してみる。
途中、途中他の神から挨拶をされながら歩いていく。
歩いていたら、かなりだだっ広い場所を見つける。
周りに領域とかも見当たらない。
「うん。ここでええかな。千鬼死霊大行進発動。いや、違うな。兆鬼死霊統業召来・領域作成に使える奴ら」
使い慣れ、幾度となくお世話になった千鬼死霊大行進。
ただ、今の俺ならばここ第57神界に存在するほぼ全ての鬼やら死霊やら含む俺の力に類する存在を操れると思い、試し実際に操れた。
なるほど。これが上級神の力って奴か。
「「「ただいま参上しました。偉大なる死霊神様よ」」」
推定万は超える大量の鬼やら死霊やら悪魔やら闇系統の魔物が出現し俺に跪く。
「よし。それじゃあお前らここに今から俺の領域を作ろうと思ってるんだ。領域の形はまあ俺が住める場所さえあれば後は良さげな感じにしてくれ」
我ながらめちゃくちゃ適当な命令だなと思うが、まあこんな適当な命令でも通じるだろうしいっか。
最悪作り直せばいいし。
「「「かしこまりました」」」
さて、これで後は勝手に作ってくれるだろうし、俺はその間どうしようか?
特にやることもないし一旦元の世界に戻ろうかな?
「今、元の世界に戻ろうとか思ってるな。それはナンセンスさ。せっかくだし、もっともっとこの神界を引いては神生を楽しませてあ~げよぉうぃではないか」
超絶ハイテンションなピエロのカッコをした性別不明の神?がいた。
「では自己紹介から鼻塩塩。わ~がは~いは。遊戯神さ。よろしく~ねぇ」
「はい。よろしくお願いします。えっと、上級死霊神の上野泰斗です」
「うんうん。素晴らしい素晴らしい素晴らしいよ。しっかりと挨拶を返してくれる。私は今猛烈に感動している。さて、そうだね。わ~がは~いはねぇ。君にもっともっと楽しさというのを知って欲しいだ~ぇね。
神ってのはそれはもう凄く凄く本当に心の底から神の底から退屈になりやすいんだよ。きっとこの退屈という思いを君もいつか分かるさ。
だからこそ遊戯だ。遊戯こそが至高だ。遊戯に興じるのだ。そう全てはありとあらゆる全てがわ~がは~いのような原初の神による遊戯の延長線上のようなものだったりするんだよ」
今、しれっと原初の神とか全て遊戯とか、かなりこの世界というかこの存在全ての理由に触れてない?
もしかして俺も今目の前にいる原初の神によって作られた生命体なんじゃ・・・。
シミュレーション仮説とか聞くけど、ちょっと違うけどある意味であってるそんな可能性が・・・。
「あ。違うよ。そうじゃ~ない~んだってばさ。そうだな。そうだね。君たちの世界含む全ての世界はわ~がは~い達が知らない所で勝手に生み出されて勝手に繁栄してるのがほとんどだってばよってな。
神はなんでも出来るけど一から惑星創造と生命創造とかするのは結構難しい。それは今この全次元に存在している数億を超える世界を創造とかは流石に無理さ~ね。だからわ~がは~い達がしたのは世界に面白くなるスパイスを与えたり、試練を与えたり、褒美を与えたりしてそれを観察して特には戦わせえて楽しんでるって話さ。まあ、神は神だから。神は神なんだよ。だから好きに生きて好きに退屈しのぎをしてクレメンス」
「なるほど。ということは遊戯神様にとって私のような存在が生まれるのも遊戯の一つで、これから私がする退屈しのぎをみて退屈しのぎをしたいという訳ですか」
「そう。そういうこと。100点をあげよう。君は君の生きたいように生きてしたいようにすればいい。でも、やれることは多い方がいいよねって訳で。知識を直接ぶち込んであげてもいいけど、それは知識を得るという退屈しのぎを潰すからしない。
でも、多次元世界理論と多次元間移動理論とその能力だけはあ・げ・るの。る。ほい。ちゃんちゃんらららほいのほい」
その瞬間だった。
俺の頭に流れ込んでくるのはこの世界に数多の次元が存在していて、上級神である自分がその次元の間を自由に行き来できる方法と注意点や干渉をする方法。
自分と同一存在が次元には存在していて自分の痕跡を残したり場合によっては新たな神として成立させて自分の力を強める方法。
多次元世界理論と多次元間移動理論という名前の通り、それに由来しそうな知識は全て頭の中に入って来た。
「これなら色々な暇つぶしが出来そうですね」
パッと思いついただけでも別次元の上野泰斗ようは自分を観察したり、場合によっては力を与えたり、そして更にそれを観察したり敵を作ってあげたり味方を作ってあげたりするだけでもかなり面白そうだ。
「そ~うで~しょうねぇ。実際、君みたいな上級神が2番目くらいにやり始める退屈しのぎって奴さ。まあ結構楽しいし面白いよ。
だから、思う存分楽しむがいい。思う存分に退屈しのぎをするといい。神である君には私達と同じ永劫で無限の時間が与えられているのだから。まあ、どうしても死にたくなって苦しくなったら一切の痛みも感じさせずに消滅させてあげるよ。これも絶対神である我らの慈悲だよ。個人的に気に入ったのもあるからね。
喜びなさい。同族である僕たちには絶対に出来ないある種の最高の贅沢だ。
さて、ちょっと暗い話をしたね。以上伝えたかった話終わり。元の世界に戻っていいよ。今のくらいの力だったら君の元いた地球なら数十年程度なら問題なく耐えれると思うしね。
まあ、これからもよろしくってやつさ。じゃあまた、明日か明後日か100年後が1億年後が数兆年後か。会って楽しもうじゃないか」
「はい。ありがとうございます。遊戯神様」
「フフフ。いいってことさ~ね。じゃあ。まったね~」
そして絶対神である遊戯神様は消えた。
俺は本能で理解した。
多分の本当の意味でこの世界、いやこの数多の次元を支配している存在であると。
今までの神は上級神だとか中級神だとか、そして○○神といった後に名前があった。
それがない。強いて言うなら絶対神の遊戯神。おそらく絶対神という存在はこの全ての次元の遊戯を司る文字通り絶対的な神なのであろう。
そして今の俺じゃあ想像もできないような永劫の時を生きて来た。いや生きるとか生と死の概念すら絶対神には存在してないのかもしれない。
「退屈しのぎ・・・か」
これから俺も永劫の時を生きるのであろう。いや、終わらそうと思えば終わらせれるある意味で幸せな永劫の時を・・・。
それまでせいいっぱいこの人生をいや神生を楽しもう。
楽しんで楽しんで楽しんでひたすらに楽しんで神を全うしよう。
思い返せば冒険者になってダンジョンで楽しみたいと思ってダンジョンを潜りまくってた少年がひたすらにダンジョンに潜って潜り続けて強くなって、強くなって強くなり過ぎて異世界に行って神を殺して神になって巨大怨霊隕石から世界を救って崇められて、神界からの招待状が届いて上級神に至った。
絶対神とかは多分戦いとかは飽きてしないだろうし、俺レベルの所まで至れば出来ることが多すぎて最強とがいう概念から逸脱してる気はまあする。
とはいえ多分今の俺ならば文字通り世界最強と言って問題はないだろう。
だからそうだな俺の今の人生を振り返って簡単なタイトルにするならば・・・
【現実世界にできたダンジョンで気が付いたら最強の死霊神になっていた戦闘狂の話】って所かな。
ハハハ。中々に良いタイトルじゃないか。
「さてと。じゃあ地球に戻るか。領域はまあ出来たら見に行こう。これから俺の人生いや神生どうなるか分からないけど。精一杯楽しませていただきますよ」
完
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補足説明
これで一旦完結であり、始まりです。
何を言ってるんだという話ですが、僕の作品を他にも色々読んでいると人は何となく気が付くかもしれません(主にカクヨム様の方で投稿されてるのですが・・・)申し訳ないです。
何故なら僕の作品にかなりの頻度で上野泰斗という存在が主人公として出ていたり、そうでなくても関りが有ったり、いたりします。
それらの上野泰斗は別次元の上野泰斗である時もあれば、この作品の上野泰斗言うなればオリジン上野泰斗であったります。
ある時は絶対者として主人公に力を授ける神として出現し、ある時はピンチに追い込まれた主人公が覚醒する手伝いをして新たなる神覚者を生み出したり、ある時は異世界に召喚され名前を変えて読書の勤しみながら愉快に笑ったり、またある時は世界滅亡を阻止する為に一人でダンジョンに潜り続けて最後は主人公に全てを託して死んで大きな傷跡を主人公陣営に残したりまたある時は多重影分身をしながら最強の化け物になったり・・・みたいな感じです。
一応、この作品の上野泰斗はこれからも好き勝手に生きます。
気が向いたら番外編という形で未回収のフラグが多分あると思うのでそれを回遊したり、やりたかったこと、例えば勇気VS勇気の父・超絶大英雄純武とか、魔法少女神と主人公の絡みとか、筋肉神と鉄志と一緒に筋トレしたりとか、異世界の文明レベルを勝手に引き上げたりとか、領域の話とか神合コンとか色々です。
やるとしても面白そうなところだけ切り抜いてダイジェストでやる気はします。
後、諸々の設定もせっかくなので明かしておきます。
まず、主人公上野泰斗は圧倒的な天才であり圧倒的な魂容量を持った神に至れる器です。
他作品にも書いてますが、この世界には魂容量という概念が存在しておりこれによってその人が何処まで強くなれるかの限界値が決まります。
主人公であるオリジン上野泰斗はこの魂容量が常人の数百倍以上ある正真正銘の外れ値みたいな存在です。
とはいえ魂容量だけあっても強くはなれないので強くなる為にはそれ相応の努力とスキル確保が必須です。
一定ラインまで行くと強くなるのに信仰が必要であり、主人公はそれを眷属でブーストしながら巨大隕石破壊でよりブースト、正真正銘の神へと至り最強になりました。
今の主人公が出来ることを簡単かつ適当に羅列したらこうなります。
・惑星に死の概念を付与して惑星を殺したり、逆に死の概念をはく奪して蘇らせたり出来る。
・億単位の死者蘇生すらお手の物だし、兆単位の死の概念の付与の方がもっとお手の物。
・宇宙空間だろうが、太陽の中だろうが、何処にいても不変となる完璧なる肉体。
・自由自在に一体で世界を滅ぼせる眷属を生産出来る。
・得意の二刀流を持てば、剣で惑星どころが宇宙を切り裂くことすら出来る。力を貯めれば文字通り天の川銀河を切り裂ける。
・信仰心を使えば出来ないことを探す方が難しいレベル。
・下位時間軸であれば自由に干渉が出来るので、世界の時を戻したり世界の時を加速したり出来る。
・数多の次元、他の神界への移動が可能であり、気が向いたら「死ね」の一言で統べれ殺すことも、逆に支配して全てを救うことだってできる。
・正真正銘の上級神である。
とはいえ、神にだって制限はあり、存在が強すぎるので世界に降りた瞬間に世界が主人公に耐えきれずに崩壊する危険性があります。
なので、他の神もむやみやたらに世界に降りて自分で直接信徒を増やすことが出来ずに眷属任せになる訳です。
その点主人公は地球のブーストと大量の眷属保有で他の神と比べると圧倒的に信徒を増やしやすく強くなりやすい恵まれた環境にいます。
後するならば余剰エネルギーのお話とかも出来ます。
実は信仰心ってのは余剰エネルギーです。
この余剰エネルギーの概念を詳しく知りたかったら私の別作品の影分身を読んでくださるのが一番なのですが、簡単にいえば、生命体が特に人間型の生物が発生させる生命エネルギーと精神エネルギーの余剰分であり、主に人間が生み出し余って空気中に勝手に散布されたりしてるエネルギーです。
この余剰エネルギーは何にでもなれて何でもできる万能エネルギーであり、信仰心は余剰エネルギーをより効率よくより効果的に使うためにエネルギー神と概念神含む絶対神達が神達に付与した概念です。因みに魔力の概念は余剰エネルギーによって生まれてたり・・・異世界で魔法が使えるのはこの余剰エネルギーの防衛機能・自己免疫機能であったりとか、魔法神とか魔法系統の神による力だったり、まあ影分身を読んでくださるとより詳しく書いてたりするのですが一応設定としては存在してます。
ここら辺はまあ適当に流して貰って大丈夫です。なんか、そういう設定があるんだなってくらいでいいです。
とはいえ、これにてこの物語は完結です(番外編は出すだろうけど)。
思い返せば書き始めたのは中学三年生の時。
懐かしさで涙が出そうです。それが今や大学4年生。もうそろそろ社会人になります。
何だかんだでこの作品から色々始まったなと感慨深い気持ちに浸りながら、自分の誕生日に完結を出来たことをある意味で心の底から嬉しく思います。
では、最後に少しでも面白いと思って頂けたらば評価を入れて頂けると嬉しい限りです。
ここまで読んでくださった皆様本当に本当に心の底からありがとうございました。
全ての読者にありがとうと、今までエタってしまったりしてごめんなさいを・・・。
いや、マジで本当に申し訳ございませんでした。
その上で読んでくださって本当にありがとうございました。
今度こそ本当に終わりです。
上野泰斗の物語はまだまだ続きますけどね、キラ☆彡。




