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Op05:常在戦場。 も、ほどほどが肝心

GM:

 では、次のシーン。登場PCはユメコのみ。デートシーンですね。

 貴方は広瀬と二人で食事に来た。そこはお洒落ではあるが、過度に緊張しない程度に抑えられた綺麗な店でした。半個室に通されますね。


あやめ:

 さて、いかな激甘展開が見れるのか……。


リツカ:

 わくわく。


ユメコ:

「この街にこんなお店があるなんて、知らなかったわ。ありがとう、広瀬さん」

挿絵(By みてみん)


GM/広瀬賢

「ハハハ……僕もあんまりこういうお店来ないので…」

 照れている模様。花都さんの目から見ても真っ赤ですねぇ。なお、お店は他の看護師とかから教えてもらった模様。


あやめ:

 ほほえましい! ほほえましい!!


ユメコ:

「そうなんだ……」

 こう、わざとらしく半日かけてセットした髪を撫でたりして見せるわ。


GM/広瀬賢

「あ、えっとその……ふ、普段と雰囲気が違いますね! お、お似合いです!!」


ユメコ:

「せっかく、広瀬さんとの食事だから、少し頑張ってみようかな、って……変じゃない? 年がいなく無理してるとか、思ってない?」


GM/広瀬賢

「そ、そんなことは無いです! 普段も凛々しいですし、その、今も……素敵です……」

 素敵、の部分は、うつむきながらしっかりと。


ユメコ:

「ふにゅう」


エリル:

 ふにゅう。ふにゅう(・.・)。ふにゅう(・∀・)。


ユメコ:

(変な声出ちゃった……30歳でふにゅうとか‥‥‥ないわ‥‥‥引かれただろうな……)


「げほっげほ。さ、食事頼みましょ」


GM/広瀬賢

「え、あ、そうですね!!」

 ベルを鳴らして注文を。で、内心で、


(ふにゅう……可愛い一面もあるんだなぁ……)


あやめ:

 あー! あー! 私、改めて知りましたわ! ヒロイン力に年齢なんて無関係なのですね!


GM:

 で、お互い食事を注文して、和やかに話す感じですね。


ユメコ:

 じゃあ、少しテンション上がりながら仕事の話とかするわね。


「それでね、私の機体の学習コンピュータがね」


「基本的には賢いいい子なんだけど、ときたま変なところで固まっちゃう癖があって。『あの10cmのデブリをどう対処すべきかわかりません!』って止まっちゃったりするの。困ったもんだけど、ちょっとかわいいわよね」


エリル:

 デート中の会話が仕事関連になるあたり、染まってるなぁ。


カナ:

 ああ、この初々しさ最高なんじゃぁ……。


GM/広瀬賢:

「可愛らしいですね。そういえば、雪村さんも偶に、自分のガーディアンについてそんな感じのこと言いますよね」

 等と教導組の例も入れながら返してます。


ユメコ:

「……あはは」

 リツカちゃんの話がでてチリっとしながら、チリっとする自分がイヤだなと思いつつ、話を続けるわ。


カナ:

 若干嫉妬まで入る……。


リツカ、あやめ、エリル、カナ:

 イイ……。


GM/広瀬賢:

「雪村さんについては、少しメンタル面でも不安な所があります。」

 仕事モードだが優しい表情になる。


ユメコ:

「若く……て……、正義感が強い、って話じゃなくて?」


GM/広瀬賢:

「正義感が強すぎると言いますか……少し気になるレベルですね。少し言語化が難しいです。心理学ももう少し勉強すべきでしたかね……」

 と、むむむ、みたいな感じ。


ユメコ:

「‥‥‥」もやもや。


GM/広瀬賢:

「とと、すいません仕事の話ばかりで……えっとそういえば花都さんはその……好きな物とかありますか?」

 と焦った感じで言う。


(今こそデート雑誌「仕事の話ばかりでは嫌われる!」の項目を生かす時!)


ユメコ:

 ごめん、それは気遣いを無にしてしまうかも。

「好きな、もの? うーん、そうね……。」


「思い出、かしら。過去の戦友との、ね。‥‥‥ごめん、そういう話じゃなかった?」


GM/広瀬賢:

「あぁいえ、そういうの良いですね……私は戦場に出たことは無いので、戦友というのは分かりかねますが……」


ユメコ:

「きれいなものも、悲しいものも、たくさん見たわ。自分がやってしまった過ちもある。そもそも、元々は戦争仕掛けた側だしね、私」(※ユメコはヴォルフ連邦出身)


「けど、そういう後悔も含めて私を作ってて、同じ過ちをほかの子にはさせたくないなって……それが、少し嬉しい、みたいな。ごめん、よくわからないわよね」


GM/広瀬賢:

「そうですか。ずっと想われるというのは少し……(嫉妬してしまいそうだなぁ)」

 括弧内は小声。聞こえても聞こえなくてもよい。


リツカ:

 アー!


あやめ:

 イイ! コレイイ!


カナ:

 これを途中で無理矢理中断するヴァンガード……速攻で倒さなきゃ……!


GM:

 では、このタイミングで、広瀬さんとユメコの携帯端末が同時に鳴りますね。

 ちなみに、広瀬さんの端末はテーブル上に置かれていたので、着信相手が見られます。どうします?


ユメコ:

「!?」

 ぱっと自分の端末を見るわ。

 広瀬さんの端末は、余裕があれば見るけど、自分の端末の連絡のほうが大事かな、くらい。


GM:

 ふむ。なら、女の画像が画面に出てた、くらいが見えても良いでしょう。


ユメコ:

 今は、記憶の端に引っ掛けるだけにしといて、自分の端末を確認するわ。


GM:

「緊急通信。送信者”チトセ=ウィル=ナスカ”」と出てますね。


ユメコ:

 じゃあ、片手でバッグを探りながら着信を取る。

「ナスカ司令、状況は?」


GM/チトセ:

「あぁ良かった、無視されるかと思った!! 降魔爆装グランヴァンガード確認!! 教導隊だけじゃ厳しいかも!! 大至急!!」


ユメコ:

「52番ゲートにあたしの機体を送って。街の出撃カタパルトからそのまま出るわ」

 バッグから探り当てた、十分な量の紙幣を机にポンとおく。


「ごめん、出撃になっちゃった。最後までいられなくて、ごめんなさい。じゃあね!」


エリル:

 そこで割り勘前提なのがですねぇ……。


GM/広瀬賢:

「え、あ、お気を付けて!!」


GM:

 何か独白とか入れますか? なければミドル戦闘行きますが。


ユメコ:

 じゃあ、少しだけ。

 緊急用エレベーターで地下に移動してから、その辺の流しで頭から水やらなんやらかぶって化粧を落とす。


挿絵(By みてみん)


「‥‥‥今のあたしは、機嫌悪いわよ‥‥‥!」

 シーンエンド、でお願いします。


カナ:

 私も機嫌悪いです(真剣)


ユメコ:

 余談だけど、ひっそりとオープニングから立ち絵が変わっているわ。変わった点がわかる人は女性にもてるわよ、きっと。


エリル:

 ……? 何かおでこが出てる感じになってません?


あやめ:

 ……あ、眉……?


ユメコ:

 正解。化粧するときに全部剃っちゃった。

 眉と前髪の位置を調整すると、長いおばさん顔を女の子らしく小顔にできるのよ。


あやめ:

 あー、なるほど……。

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