砂漠に左遷、その後冬山へ
ごめんなさい。反省しております
でも、わざとじゃ!!
黙らんかい!折檻が足りないようだな!
ヒィィイッ!!
俺は仕置き用の棍棒を持つエリゼ団長に監禁され拷問室で始末書を書き続けていた。幸い、在庫の件はバレなかったが、飯抜きで2日目はきつい。
エルフ戦や人魚討伐の功績で、禁錮刑は免れたが半年の減給処分。トホホ、、
略式的な身内による軍事裁判で二週間の謹慎期間の後、西南にあるガトー砦の再構築を半年間で行うことになった。
左遷、、え、かなり重くない?!俺英雄よ?!
いやだぁぁ!許してくれ!
「ふむ、そうか私がいないと寂しいか。安心しろ月末には必ず顔を出してやる!」
(そうじゃねぇよタコ。耳ついてんのか??エルフの耳に付け替えるぞアホンダラ!俺はやること山積みで、、、)
俺は全力で首を横に降った。
「貴様、10年間ガトー砦にいたいようだな」
スミマセンオトナシクします許してクダサイ
こうして、俺は謹慎をとかれ王都から遥か西南の砦へと旅立った。
救いは師団から銃兵を50名、大砲を二門、砲兵を10名と技術要因のドワーフ2名の同伴が許されたことか。
渡された地図を見るに、南西の砦は人類、エルフ、精霊の国が国境を重ねる地域に近いの重要拠点になりうる、か、、、。
えー、砦の名前はーーー。
ガトー砦ですよ、中佐殿。
あーそうそう。ガトーだよショコラみたいだなおい。んで、君の名は確か君ー。
バドゥーです。ここでは中佐の補佐をします。よろしくお願いします
人事書類を見るに、バトゥーは砦近く出身か
はい、あの辺は基本肉料理が主食でぇ、、
マジですかここ。なんもないやん。
王都を左遷になってから1週間。
地平線の彼方まで草原地帯。砦らしき構造物が見えるが、、、。孤立したら最後、王都から救援の早馬でも3日はかかる距離か。
え、いくら俺でも無理だよ。死ぬよこれ
死んじゃうよ。
文句をグダグダ言っていると砦についた。
すげぇ!なんだこれ、すげぇじゃん!
砦内にはオアシスがある!
そうです!我々バドゥーの民から取り上げたオアシスをそのまま城壁で囲み、、
俺はバドゥーの闇を垣間見たので、バドゥーから離れた。
でも、ここ以外水汲み場はなさそうな感じか
「いえ、この砦から東西10キロ地点に一つ井戸があります。バドゥーの民は快く貸してくれるとおもわれ、、」
やだ、この子病んでる!
後方に返した方がいいかもしれないな、、
さーて、問題は建物の中ですよ。
一体どうなって、、、。
綺麗じゃん。普通に手入れされてる。
バドゥーいわく、定期的な兵の駐留が行われているため管理はされているようだ。多少のほこりを払えば普通に住める環境だった。ちょうど後続の荷馬車が到着。食料と弾薬等の物資を運び込んだ。
弾薬は基本有事にしか使用しないため、使わなければ敵の手に落ちないよう爆破処理する。
(今のうちに処理が安全にできそうな場所も見繕っとくか。遊牧民に被害が出たら最悪敵対視されかねないからな。)
俺は塔にのぼり、辺りを見渡した。
何だあれは???
はい。あれはゴブリンの群れです。
ウォッ!いつからそこにいたんだ。声をかけろよ
バドゥーによるとあの砂煙はこの大草原に住むゴブリンの大移動だそうで、我が国やエルフと精霊たちの国も放置しているそうだ。
理由は奴らの生殖能力の高さだ。奴らを数十体倒しただけで危険を察知し、種の存続のため、爆発的に増加するのだとか。
何もしなければ一定の数で死と出産を繰り返すとのことだ。
うっへぇぇ、関わりたくないなそれ
ゴブリンは基本的に知能が低く、滅多に襲って来ないのだが食料が尽きると共食いを始め、食料を求めた大移動も行う。合理的な生存戦略だが怖すぎるだろ。
ごめんなさい。もう悪いことしないんで
何も起こらないで下さい。
砂漠の星に願いは届かず、この後自信の下らない行いを猛烈に後悔することになる。
ごめんなさい。反省しております
でも、わざとじゃ!!
黙らんかい!折檻が足りないようだな!
ヒィィイッ!!
俺は仕置き用の棍棒を持つエリゼ団長に監禁され拷問室で始末書を書き続けていた。幸い、在庫の件はバレなかったが、飯抜きで2日目はきつい。
エルフ戦や人魚討伐の功績で、禁錮刑は免れたが半年の減給処分。トホホ、、
略式的な身内による軍事裁判で二週間の謹慎期間の後、西南にあるガトー砦の再構築を半年間で行うことになった。
左遷、、え、かなり重くない?!俺英雄よ?!
いやだぁぁ!許してくれ!
「ふむ、そうか私がいないと寂しいか。安心しろ月末には必ず顔を出してやる!」
(そうじゃねぇよタコ。耳ついてんのか??エルフの耳に付け替えるぞアホンダラ!俺はやること山積みで、、、)
俺は全力で首を横に降った。
「貴様、10年間ガトー砦にいたいようだな」
スミマセンオトナシクします許してクダサイ
こうして、俺は謹慎をとかれ王都から遥か西南の砦へと旅立った。
救いは師団から銃兵を50名、大砲を二門、砲兵を10名と技術要因のドワーフ2名の同伴が許されたことか。
渡された地図を見るに、南西の砦は人類、エルフ、精霊の国が国境を重ねる地域に近いの重要拠点になりうる、か、、、。
えー、砦の名前はーーー。
ガトー砦ですよ、中佐殿。
あーそうそう。ガトーだよショコラみたいだなおい。んで、君の名は確か君ー。
バドゥーです。ここでは中佐の補佐をします。よろしくお願いします
人事書類を見るに、バトゥーは砦近く出身か
はい、あの辺は基本肉料理が主食でぇ、、
マジですかここ。なんもないやん。
王都を左遷になってから1週間。
地平線の彼方まで草原地帯。砦らしき構造物が見えるが、、、。孤立したら最後、王都から救援の早馬でも3日はかかる距離か。
え、いくら俺でも無理だよ。死ぬよこれ
死んじゃうよ。
文句をグダグダ言っていると砦についた。
すげぇ!なんだこれ、すげぇじゃん!
砦内にはオアシスがある!
そうです!我々バドゥーの民から取り上げたオアシスをそのまま城壁で囲み、、
俺はバドゥーの闇を垣間見たので、バドゥーから離れた。
でも、ここ以外水汲み場はなさそうな感じか
「いえ、この砦から東西10キロ地点に一つ井戸があります。バドゥーの民は快く貸してくれるとおもわれ、、」
やだ、この子病んでる!
後方に返した方がいいかもしれないな、、
さーて、問題は建物の中ですよ。
一体どうなって、、、。
綺麗じゃん。普通に手入れされてる。
バドゥーいわく、定期的な兵の駐留が行われているため管理はされているようだ。多少のほこりを払えば普通に住める環境だった。ちょうど後続の荷馬車が到着。食料と弾薬等の物資を運び込んだ。
弾薬は基本有事にしか使用しないため、使わなければ敵の手に落ちないよう爆破処理する。
(今のうちに処理が安全にできそうな場所も見繕っとくか。遊牧民に被害が出たら最悪敵対視されかねないからな。)
俺は塔にのぼり、辺りを見渡した。
何だあれは???
はい。あれはゴブリンの群れです。
ウォッ!いつからそこにいたんだ。声をかけろよ
バドゥーによるとあの砂煙はこの大草原に住むゴブリンの大移動だそうで、我が国やエルフと精霊たちの国も放置しているそうだ。
理由は奴らの生殖能力の高さだ。奴らを数十体倒しただけで危険を察知し、種の存続のため、爆発的に増加するのだとか。
何もしなければ一定の数で死と出産を繰り返すとのことだ。
うっへぇぇ、関わりたくないなそれ
ゴブリンは基本的に知能が低く、滅多に襲って来ないのだが食料が尽きると共食いを始め、食料を求めた大移動も行う。合理的な生存戦略だが怖すぎるだろ。
ごめんなさい。もう悪いことしないんで
何も起こらないで下さい。
砂漠の星に願いは届かず、この後自信の下らない行いを猛烈に後悔することになる。
~ ガトー砦での任務3週間目 ~
ドドドドーーーーーンッッッ!!!
じじ、地震か?!?何だ今の揺れと爆音は!
ゴブリンの襲撃か?!
執務室の窓を開けると砦の南側で兵たちが大騒ぎしている。俺も現場に駆けつけると、、
え、えええ、、、、。
言葉を失った。火薬の大半が吹き飛んでいた。理由は猛暑による火薬の自然発火だ。地下に格納したものは無事だが、南の保管場所は日差しが直で辺りご覧の有り様。
食料品も巻き添えに、、
嘘だろ。マジか、、
しかも、その翌日から爆音で集まったゴブリンたちに砦を取り囲まれ、食料調達とままならなくなってしまった。
詰んだ。完全に詰んだよこれ
口にできるのは水だけとか、拷問かよ。
もう三日も食ってねぇぞ。
返してぇぇぇ!お家かえしてぇぇ!
戦争と言う名の刺激的なマイホームにぃぃ!
もう悪いことはしないと誓います!
神様、仏様、エリゼ様
「呼んだか愚民よ。」
は!その声は!
月一で会いに来ると言っただろう忘れたのか?
いや、覚えてますよ。そんな遠距離恋愛してる男女じゃないんだからさ、、、。
「エリゼ団長?!何処から入ってきたんすか?!」
んー、なんだー地下通路あんの知らんのかー
え、初耳ですけど。バドゥー君知ってた?
はい、面白かったので黙っとこーかと
お前ぶち●ろされたいのかコノヤローーー!
「落ち着いたかね中佐。そもそもここへの左遷は君にお灸を据えてやることが目的だ」
そう、エリゼ団長直属の古参兵がバドゥーだった。計ったな。
「ま、砦の再建と言うのもたてまえで君にはここでこの仕事をしてもらう」
団長は一通の密書を取り出し、俺に手渡す。
なになにー。
エリゼ団長殿
西方アルドー山脈、ビレー渓谷付近エルフの砦の存在を確認。不審な動き多数確認、注意されたし。
差出人はバルゼス保安長官、、、
この人この間スパイの生皮剥いで、火刑を実行した人じゃん、こわっ。しかもワイン片手にツマミを食べながら見届けたとか、、、
「オソラクその時に得た情報ダヨー」
エリゼ団長は白い目をして言う。
なるほどエルザ団長の諜報能力の高さはここか。バドゥーいわく、バルゼス保安長官は団長を偉く気に入ってるとか、、、コワッ!!
ともかく、この新しく発見された砦を破壊し敵の足掛かりになる拠点を潰せ。左遷という名目で中央の目を欺き、このガドー砦でその段取りをつめろと言うことか。
それから半年近く、敵襲も戦闘も起こらず軍師としては非常に暇な生活を余儀無くされたわけだ。
しかし、新たな戦争の段取りは決まった。
俺は完成した書類を団長に手渡した。
「ふむ、ご苦労様」
極秘・敵ビレー渓谷要塞攻略法について
攻撃実施日時 ◯●▲✕を予定
現場司令官 ユーキ・アルバート
各隊への命令
工兵隊は速やかに行動開始、ビレー渓谷へ
銃歩兵隊一万名、直ちに西部の新要塞に集結
砲兵隊は新兵器の運搬と調整し新要塞に集結
作戦内容は、、、
少将は速読で目を通し一言
「完璧だ我が軍師よ」
「光栄であります我が主」
ふ、ハハハハッッ!!、ハハハッッ!!
(ほんと。この二人悪魔みたい)
(しかもイキピッタリだし、、)
「よし、まだあと三日あるがいいだろう。頃合いだ。既に工兵部隊はビレー渓谷へ向けて進めてある!貴様も早くいけ!現場の指揮をしろ!」
「は!了解しました!」
こうして俺は、寒暖差の激しい南西部のガトー要塞をあとにした。目指すは西方アルドー山脈ビレー渓谷付近の丘だ!
~出発から2週間~
さ、寒いですユーキ中佐!
言うな!俺だって寒い!
山の気候を舐めていた。いや、今までが暑すぎたんだ。10月中旬のアルドー山脈は雪こそ降らないものの日によっては気温が一桁かよくて十数度。
(やっちまったなぁ。今さら戻れないし。)
半ば絶望していた時、辺りを警戒していた歩兵が叫びながら手を振った。
おおおい!工兵隊だ!遊軍だー!
助かった。防寒服も予備を多く運んでいた。
おそらく団長わかってて持たせたな。何はともあれたすかった。
アルドー山脈最初の山ゼウスエウロパ標高は最高で6000以上。二等辺三角形みたいな形をしたこの山の低い部分を1000メートルほど登った。渓谷を通り、山の反対側へ。
見えたぞ!
人が通ろうとは決して思わない山脈の中、ビレー渓谷の反対側に敵の要塞がうつる。
杉木は木は沢山自生してるな。
よし、工兵隊!取り掛かれ!
小田原城攻めの時に天下人秀吉が使ったあの作戦を俺は実行に移した。
戦国時代、難攻不落の小田原城攻め
城を包囲した天下人秀吉は張りぼての一夜城を造り、永久的に戦う意志を見せ敵の戦意を喪失、降伏させた。
孤立した敵は目の前に現れた強敵に混乱し、判断を謝るものだ。今回はそれを真似るわけだ。
「よし!一気に組み立てるぞ!!」
おおお!!!!
作り方は簡単、キャンプファイヤー見たいに切り出した丸太を井の字に重ね、ネジとボルトでシッカリ固定。隙間には板を張って完成。
~エルフビレー要塞内~
「し!司令官大変です!」
「敵の!敵の城が出現しました!」
「何をぬかす、そんな夢のようなこと、、」
~なんちゃって一夜城内~
「エルフたちが慌ててる様子がよく見えますな」
「ああ、よく見える、見える。」
あとは、降伏が先か。軍団が新要塞から到着するのが先かだな。
「お?いいですな!賭けますか!」
「よし、俺は本隊来る前の降伏に銅貨二枚!」
「この場合賭けの結果どう判断します??」
エリゼの本隊が到着する2時間前、敵の司令官と200名の歩兵たちが白旗を掲げて降参した。
だが、砦に残った敵の過激派が暴走。投降してきた敵司令官と60名ほどが魔法を後ろから浴びて炎上、即死。
「過激派は徹底抗戦の構え、、、」
「嫌でもほら!投降はしてきたわけだし!
賭けは俺の勝ちだろ!」
「ハァッ?!それはないだろ!」
「フザケンナ!カネカエセ!」
こちらの陣地内でも内乱が勃発しかけた。
「こんのど阿呆どもぉぉぉ!」
ガッシャァぉぉぉぁぁぁンンン!!
ホントウニずびばせんでした。
モーニドドシマセン。
親にも殴られたことないのに。
「次、違法賭博と暴動を確認したら懲罰部隊行きですよしっかりしてくださいね」
マジ切れしてるときの敬語口調コワイ。
エリゼ「よし、折檻は後でするとして。プランB敵!降伏しなかった時の作戦を開始する!」
ハッ!!砲兵隊配置につきます!
(折檻ってまだ殴られるの?)
「さぁ諸君!砲兵科の新兵器お披露目会だ!」
砲兵科の新兵器。それは山岳や沼地など運びづらい土地で、迅速な移動が可能になる臼砲だ。
臼砲を簡単に説明すると、砲身がすごく短い大砲のことだ。御輿のような取っ手をつけると四人がかりで運べる代物だ!!
「発砲準備完了です!」
「敵は降伏の意志無し!」「撃てぇぇ!」
ボンッッ!!ボボン!!ボンッ!
鈍い破裂音のような発射音が渓谷を木霊した。
ヒュルルルルルルルルル
砲弾は放物線を描いて城壁を飛び越え、建物の真上から貫通、爆発した。臼砲の弾を20発ほど撃ち込むと敵は勝ち目なしと見たのか、砦から一斉に飛び出し最後の白兵戦に打ってでた。
「あーあ、助かるはずの命が。もったない」
俺は射撃開始を命じ、放たれた弾丸は敵兵に次々と命中した。
思う存分やってこい!
こんなことをサラッと言う
エリゼみたいな上司が欲しい人生




