さよならリアル
合成音声 : 緊急警報!!システムダウン。サーバー異常発生。トップランカーのメモリーに火災を確認。電源消失、緊急プログラム作動!
「早く火を消せ!遮断回路を繋げ!早急に対処しなければゲーム利用者の脳髄も焼ききれてしまうぞ!」
「駄目です!異常電圧が発生し遮断回路が焼ききれています!」
2080年、AI の急激な発展により日々の労働はなくなった。暇を持て余した人類は仮想現実の世界に刺激を求め、脳をネット世界に繋げる改造を施した。主人公、モトハル・ユウキはAIによるホワイトカラー失業の波に押され先週大手商社をリストラされたばかりだ。
今は現実から逃れるため仮想現実の世界にドップリ浸かっていた。
「ヒヤッはぁぁ!!中学時代から鍛え上げてきた俺の腕を舐めんなよ!今回も楽勝でクリアだぜぃ!!」
もう脳汁ドッバドバよ。歴史IF戦、トップランカー軍人としてその名は世界に轟く。いい気持ちだ。ゲームの世界は俺の新しい存在意義、社会と繋がる最後の砦になっていた。
ん?何かゲームのアップデートと更新がすげえ遅い気が、、、ゲーム内のお助けボイスも消えた??アイテムパネルがたまに非表示になった。
(何かすごく頭が熱い気がする、、、)
まぁいいか、次の戦は大阪の陣?!
やったるぜぃ!
~現実世界~
次の速報です。
えー先程の情報によりますと、未来サイバー創設社にて火災が発生しました。火災の火元は仮想現実を作るプログラムメモリーで、現在確認が取れた内容ですと利用者も火災で2名亡くなったとのことです。
テロップに記載された名簿⬇
エ◯ザ・マ✕▲ナ さん
ユ◯✕・モ◯ハル さん
現場からは以上です。次のニュースは、、、
ユウキが何故、脳をいじりゲーム世界に没頭したのか??
ep.32 番外編 主人公ユウキの秘密を参照。




