25話 期待
俺はジンを夕食に誘って、俺とシロの家の広いリビングでソファーに3人で腰掛けていた。
「王様と話ができて緊張したよ」
「・・・」
「どうしたんだ?シン。」
「考え事をしていた」
「ふーん、なに考えてたんだ?」
「ちょっと王様の言葉が気になってて」
「そういえば、魔眼についてあまり聞いてこなかったよね。」
「それもそうだけど、王様は俺のことでなにか隠し事してる感じだったよな」
「兄さん」
「なんだ?シロ」
「明日から学校行くでしょ?」
「ああ、そうだな。その事で2人に話をしといた方がいいと思ったんだよね。まず魔族討伐の話の事実は話さないこと。ジャイゾーはたぶんからんでくるから避けること。ダンジョンカードと冒険者カードが届きしだい、ダンジョンに籠って修行だな」
「それは俺も含まれてるのか?」
「当たり前だろ。」
「よっしゃーー!頑張るぜ。早速、家に帰って筋トレや魔力制御頑張るか」
「ジン君、私の料理を食べずに帰るのですか?」
「ステイシアさん、いやそれはその、いただきます」
「とりあえずシン様、シロ様、ジン君はまだ子供なんだからご飯をしっかり食べてたくさん寝ることですよ」
「ステイシアさんが真っ当な人間にみえる」
「シン様は夜の鍛錬がありますけどね」
「そんなのあったっけ?」
「ウフフ、メイドの秘密を教えるのですよ」
「遠慮します」
「シン、お前は死ねばいい」
「ジー、私お前嫌い」
「ごめんなさいシロちゃん。反省します」
そんな感じでガヤガヤ騒いでたらテーブルにお米とパンと野菜と肉がでてきた。
野菜は辛味のある味噌ダレで食べて、肉は生姜焼きみたいになってて美味しかった。
遅くなったがいよいよ始まるんだな。俺達の学校生活と冒険が。




