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十五あるフィールドの一つ
とある町の外れから
裏の世界へ向かった
少女と青年は
当初の目的である欠片を
二人とも五種多量に
――主に青年の活躍で――
手に入ったため
町へと戻り、休息がてら
少女はバッチ屋に
青年は広場のベンチに
それぞれ別れていた
広場に無秩序に増減する人混みを
ベンチに座りながら
適当に眺めていた青年は
あるグループを瞳に入れてしまう
それは過去に青年が犯した罪
その被害者たちにして
正当なる糾弾者たち
彼らの姿を見た青年は
顔を青ざめ
恐怖しながら祈る
――どうか、彼らが青年に
気づくことがありませんように――
祈りが通ったのか
彼らは青年に気づくことなく
そのまま通り過ぎて行き
青年は安堵の息を吐いた
解かれた罪の記憶は
脳裏に焦げ付く
悪夢の光景
幾度となく自己を責め立てる
後悔と自己嫌悪の悪循環
それこそ、青年の持つ悲哀の原因だった――




