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短編でランキングに載るにはジャンプの読み切りをパクるべし

 今回はまず「短編」について語りたいと思います。

 まず、小説家になろうにおいて、短編の定義はかなり広いです。1000字だろうが50000字だろうがおなじ短編なので、一概にどちらが正しいとかはありません。


 そんで僕は、短編って結構重要というか、かなり作家にとっては大きなエッセンスが凝縮されてる気がします。

 というのも短編って要はその1話の中で物語を完結させなきゃいけないわけで(最近ある連載前提のプロローグ的な短編は除き)、起承転結を上手くまとめる必要がありますよね。


 これってかなり難しい事で、一見楽そうな設定で始めても終わりってかなり労力を使います。なので、短編をどんどん作って実力をつけていくと、長編を書いた際にも構成力がかなり活かせると思います。


 まぁこんな事を言っておいて僕は短編を殆ど書いていないんです。一応紹介すると、「俺の妄想が現実化してるっ!!」と、「俺のパーティメンバー、俺以外SSSランクスキル持ちだった件〜勇者なのに追放されそう〜」の2つがそうです。


 僕の中で、前者がちゃんとした短編で、後者は前述した「物語のプロローグ的な短編」です。


 一応物語を紹介すると、「俺の妄想」の方のストーリーは、いっつも妄想ばかりしている冴えない主人公が、何故か妄想していた、テロリストだのなんだのに巻き込まれて、これまた妄想していた俺TUEEで解決するというコメディですね。個人的には割と気に入っている短編です。


 もう1つの「俺のパーティ」の方は、主人公の勇者以外のパーティメンバーが、主人公よりも遥かに強い能力を持っているので、疎外感を感じた主人公がそれに怯える話です。これもコメディですね。


 基本的に僕は短編をコメディで書く派のようです。2つとも書いてみて、やはり設定をちゃんと作った「俺の妄想」の方が書き終わった時に成長を感じました。

 まぁポイントは圧倒的に「俺のパーティ」の方があるんですが。


 短編を書くことの最大のメリットは、物語を「完結」させる力がつくことだと思います。ストーリー上でもある程度広げた風呂敷を畳める能力はかなり重要ですよね。まぁ何作かエタってる僕が言うセリフじゃないんですが。


 短編を次々と書き、それを完結していっている作者さんは恐らく相当の力があると思います。しかもそれが平均500ポイント程度取れてるならそれはもう長編書いたら天下取れると思います。これで天下取ったら「この世をばわが世とぞ思ふ 」とか言っても大丈夫だと思います。


 まぁけれど僕は短編をあまり書いていません。それは何故なのか。これは「なろう」の環境に合わせた結果そうなりました。どういうことかというと、なろうで人気を得たいならば、一番大事なのは「掴み」です。


 まぁこれなろうに限らず全てにおいてそうだとは思いますが、「字」というものだけで伝えるなろうでは、この掴みがぶっちぎりで大事です。


 つまり、なろうにおいては風呂敷が畳める力がなくても掴みがぶっちぎりに良ければ人気は出るのです。だから短編を書くより、連載を次々と書いていって掴みが最高な作品を見つける方がランキングに乗り人気を取るという一点だけ見れば効率的です。


 ですが、仮にランキングに乗れたとしても、起承転結の転結辺りから怪しくなり、先細りしていってエタるパターンも数多くあるので、難しいところですね。

 まぁ商業ラノベでも完結というよりは打ち切りの印象の方が多いのでそこはそうなってしまうのかもしれません。


 さて、では次は短編でランキングに載る方法について考察してみたいと思います。ですがこれに関しては僕は載ったことがないのでかなり適当な考察になりますが。


 おそらく長編と意識する事は変わらないと思います。タイトル、あらすじでしょうか。わかりやすく本編を表したタイトルと、主人公が何をしていくのか明確なあらすじ。で、内容ですね。


 やはりハイファンタジー系が強いですね。しかも本編のプロローグ的なものが強いイメージがあります。人気のある短編を見た感じだと、「主人公の旅が今始まる」っていうところで終わってるのが多そうなので、要は連載の1話を書けばいいんじゃないでしょうか。


 と、ここまで書くと「あれ?」ってなると思います。そうなんです。要は、「なろうでの人気作短編は、ジャンプでの読み切りと同じ扱いになっている」のです!


 つまり、本来はその短編内で物語が完結しているはずが、どこか余白を残して次につながるような形で終わっている短編が増えている理由がこれです。


「連載の第1話を投稿して、掴みで人気の出た作品を連載する」


 つまりこういう事なんですねぇ。もうまんまジャンプじゃないですか。まぁけれどやり方としてはとても効率的だとは思います。短編で人気が出たら、連載でも人気が出る確率が高いですからね。


 じゃあ何故効率的なのが好きな僕は読み切り的な短編を書かないのか。それは読み切り短編は「出オチ」的な要素が強まる可能性が増えるからです。


 激化していく掴みの競争の中で、自分の作品の印象を高めようとしすぎて1話が最高に面白いけど、そのせいで制約多すぎて話が続かない事が多いのです。


 漫画で、1話が面白くて期待したけど4話目くらいで思ってたのと違う方向に向かう作品を見たことありませんか?


 あれは1話に力入れすぎて、実際続きを書いてみたらその物語を動かすのがめちゃくちゃ難しかった、っていうのが原因だと僕は思っています。


 んでもって「出オチ」を避けるために、とりあえず10話くらいまで続きを書いてみて、「物語動かせんのかこれ?」っていうのを確かめるじゃないですか。でもそこまでいったらもう連載したくなっちゃうんですよ僕は。


 10話書いた労力が勿体無いですし。だから僕はあまり連載を意識して短編を書く事はないです。例えば「俺のパーティ」の方の短編は、続きを書こうとしてもあれ話広がらない感じが凄いじゃないですか。つまり出オチとはそういうことです。


 なんか今回は話があっち行ったりこっち行ったりでまとまりがないですが、要はランキングに乗りたいのなら「ジャンプ的な読み切り短編を書きましょう」ただし、連載を続けるなら、その話がちゃんと広げられるかを考えた方がいいと思います、という話ですね。


 読み切りは個人的に3000〜10000字くらいが僕は読みやすくて好きです。それ以上なら中編として3話くらいで完結させた方がいい気がします。


 今回は短編について語りました。

 というわけで次回に続く。(エンゼルパイよりチョコパイ派)

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